新入りのBAJA(blue)のナンバーを登録するために、神戸運輸監理部兵庫陸運部、通称神戸陸運局まで行ってきました。
250ccのバイクの登録は、至極簡単です。
といっても、ネットの解説ページの全面サポートのおかげですが・・・。
【軽二輪(126〜250CC)のナンバーの取得方法について】によると、
「オークション等の個人売買で軽二輪(126〜250CCのバイク)を購入した場合、自走引取りで輸送費を節約するのが一般的だと思います。ほとんどの場合、一度、売主が廃車(登録抹消)→書類を送ってもらう→ナンバー取得→ナンバー持参で自走引取り、という流れになるかと思います。」
ってことだそうで。
そこで、備忘録として、自分なりにまとめることにしました。
続きを読む "BAJA blue、ナンバー登録完了!" »
当初、自走して帰る予定でしたが、
一抹の不安を感じて、再度売り主さんに、状態を確認すると、
やはり、自走はやめた方が良さそうな雰囲気。
と言うわけで、土曜日に実家の軽トラ、スズキキャリーを借りてきました。
時々実家では乗っていましたが、
改めてチェックすると、タイヤの摩耗はまだなんとかいけそうなものの、
サイドウォールはすっかりヒビだらけ。
一瞬、高速でバーストしてハンドル取られるスズキキャリーのイメージが頭に浮かびました。(^_^;)
おまけに、方向指示器のひとつが球切れ。
とりあえず、球を交換して、慎重に走ることにします。
続きを読む "BAJA引き取り名古屋ツアー実行編" »
さて、帰還後、引き取ったBAJAの状態を大まかにチェックしました。
売り主さんによると、この個体は、オーナーさんが乗らなくなってずっと保管されていたものだそうです。
名古屋ナンバーの記録があったので、おそらくオーナーは近所に住まわれていたのでしょう。
タンクの一部からシートにかけてひどい日焼けがあったので、
売り主さんが、タンクをレタッチされて、シートは新品に張り替えられています。
たぶん、車体カバーが裂けて、そこからのぞく部分が痛んだ物と推測されます。
なので、それ以外樹脂は、経年を感じさせないきれいさです。
続きを読む "気になるBAJA blueの健康状態" »
懸案のBAJA blueのフロントフォークの曲がりをチェックしました。
redと違って、ボルトを緩めるとあっさり抜けます。
ここで、ちょっと安堵。
どうやら、曲がりはないみたい。
平らなテーブルにのせて転がしてみましたが、問題なしです。
三つ叉のところに、クロームの歪みもないので、まず問題なし。
いやー、これはホッとしました。
曲がっていると、付随してあちこち痛んでいる可能性がありますから。
何より、フロントフォークは高価なので、出来れば交換は避けたいものですから。
続きを読む "Blue、フロントフォークのチェック" »
今日も、まず、キックの儀式から入りましたが、相変わらず掛かる気配無し。
で、マニュアルに従って、キルスイッチ、メインキーなどの通電をチェックすることから始めました。
続きを読む "BAJA blueの点火系チェック作業" »
ホンダTLR200とヤマハトリッカーのサービスマニュアルです。
発売年次は、1983年(昭和53年)と2004年。
この間、21年。
一見、その違いは21年程の差を感じませんが、
しかし、良く見ると細かな違いが見受けられます。
続きを読む "サービスマニュアルにみるバイクの進化" »
さて、公道走行に乗り出そうとしたものの、
エンジンが掛からず、放置状態のBAJA blueでしたが、
今日、再び挑戦すると、訳なく掛かりました。
原因は・・・不明。
って、これが一番コワイですね。(^_^;
一応、プラグに火が飛んでいる事を確認して、
再びキックすると掛かりました。
想像するに、プラグケーブル、キャップ。キルスイッチ辺りの断線の可能性ありです。
それと、エンジンを切った後に、タンクキャップのあたりで、
「シュー」っという吸気音がしていたので、ひょっとすると、タンクキャップのエアー抜き穴辺りが詰まって、ガソリンが流れにくくなった可能性も想像しています。
とりあえず、ガレージの外に出して、近くのセルフまで行って、
ガソリンの補給と、タイヤの空気を入れることにしました。
実は、タイヤ交換後、まだビードが出ていない箇所があるんです。
空気をパンパンに入れて、ビードを出します。
さてと・・・あ、ミラーが無い!
続きを読む "蔵出し、BAJA blue 公道走行記念日" »
アウターチューブのソケットボルトが緩んだってことで、
ようやく、BAJA フロントフォークのOHを再開しました。
私が所有しているBAJAは、どちらも「カートリッジタイプ」です。
このサスの特徴は、伸び側と縮み側のダンパー特性を別々に設定出来るのだとか。
「作動性が良い」といわれるのは、この特徴故でしょうか。
倒立サスの殆どは、このタイプだそうです。
オイルの流路が狭いので、普通のタイプのサスに較べて、フォークオイルはかなり柔らかめのものになります。
続きを読む "BAJA フロントフォークOH(分解編)" »
寒いです。
お昼頃から、時々雪が降ってきました。
2号のブレーキ回りの部品を買いに行きましたが、
全ての部品が揃うのは、月曜日ということで、
BAJA blueのステムの分解に切り替えました。
クルマの場合は、とにかく、何をやるにも嵩張るので、気合いが要りますが、
その点、オフロードバイクはお気軽で良いです。
腰さえ耐えられれば、なんとなる重さですし、
とにかく、下に潜らなくていいですから。
なので、分解作業もどんどん進みます。
続きを読む "BAJA blue ステム分解" »
神託に従い、ナフコでデカイハンマーを買ってきました。
今度のは、振り回すだけで筋肉が付きそうです。
これで、再びソケットレンチを噛ませて、ガツンと行きました。
それでも、タイヤレンチは回らないので、タイヤレンチのバーの片方をハンマーでガツン。
しばらくして、ようやく、ステムナットは緩みました。
続きを読む "BAJA blue ステム分解・・・続き" »
さて、「ベアリングプーラー」は果たして使えるのか?
早速、アウターのレースを抜き出す作業に使ってみました。
使い方は、さすがに特殊工具だけあって、極めて簡単。
爪を開いてレースの底に引っかけ、上のナットを回して引き上げるだけ。
ナットを回すのは、メガネレンチを使いました。
続きを読む "ベアリングプーラーは使えるか?" »
ボトムケースのウレタンクリア塗装が完了したので、
前回の作業から3ヶ月ぶりに、フロントフォークの組み上げ作業に掛かりました。
まずは、分解してオイルが付いたままの部品の洗浄です。
例によって、ナイロンチューブに、部品と灯油を入れてシェイクシェイク。
しばらく、部品を乾燥させた後、インナーから組んでいきます。
BAJA blueは、XLR250RNというモデルで、フロントフォークは、カートリッジ式と呼ばれる、ちょいと複雑かつ高級な構造をしています。
インナーチューブの中に、さらにインナーチューブが入ったような構造で、インナー側のピストンのロッドが、フォークボルトに繋がる構造なので、トリッカーやTLR200とは、やや勝手が違います。
そもそも、フォークオイルのレベルをどこで見るのかわからなくて悩みました。
このモデルのフォークオイルの規定量は、513cc±2.5cc。
オイルレベルは、131mm。
ここで、とりあえず、規定量を入れればオッケーじゃないかということで、一旦組み上げた後で、規定量のフォークオイルを入れる計画でしたが・・・
続きを読む "BAJA blue フロントフォーク組み上げ" »
絶好のお花見日和の中、薄暗いガレージで、BAJA blueの組み上げをしました。
というもの、行方不明になっていたベアリングが、ひょっこり出てきたからです。
よかったぁ、捨ててなくて。
まだ、リヤランプ回りが完成していないんですが、フロントフォークの作動状況を確認です。
エキパイやライトカウル関係も全て外していたので、ちょっと面倒だけど、まずはステムの組み付けから。
続きを読む "BAJA blue シャバに出る" »
明日からの「四国一人BAJA」に備えて、ようやく(ほぼ)BAJA blueが仕上がりました。
この2日間の間に、部品の組み付けとエンジンオイル交換、各部の注油など、基本的な手入れを行いました。
一応試走はしましたが、これが気味が悪いくらいに調子がいいんです。
低速からガツンと来る、加速ポンプによる味付けは、排ガス規制で押さえられた今のモデルでは体験できないフィールです。
久しぶりのこのトルクフルな低速は、ちょっと怖いくらい。(笑)
続きを読む "仕上がりました、BAJA blue" »
さて、エンジン不調に陥ったBAJA blueです。
【症状】
・走行途中にエンスト。
・しばらくしてエンジンは掛かるものの、不安定で再びエンスト。
・アクセルスロットに張り付きの症状があって、引けなかったり戻らなかったり。
【分析】
・エンジンが高音になってパーコレーションを起こしている感じ。
・灯火類に不安定さはなく、アイドリングは安定しているので、点火系の問題では無さそう。
・アクセルを開けても燃料が適正に出ていない可能性アリ。
・キャブレターまでの燃料系のトラブルを疑う。
【対応】
まず、タンクのコックから、燃料が出ているかどうか調べました。
通常コックの位置では、僅かしかガソリンが出ません。
これは、この位置でエンジンがストールして、リザーブに切り替えるとエンジンが掛かったことと符合します。
次に、リザーブの位置では、勢いよくガソリンが出ます。
ただし、しばらくしてその勢いが衰えます。
これは、リザーブに切り替えてエンジンが掛かったことと、そのまま走行しているとエンジンが不調になる症状と符合します。
そう言うわけで、原因は、燃料コックまでのガソリンの流れに問題の可能性が高くなりました。
続きを読む "BAJA blueのエンジン不調を探る" »
さて今夜のメインディッシュは、「シリンダーの洗浄剤煮込み」です。
弱火で煮込むといい出汁が出ます。
続きを読む "パッキン剥がしとカーボン落としと" »
実家の籾撒きのついでに、
延び延びになっていたBAJAの腰上のサンドブラストと塗装をしてきました。
(注:本当は、籾撒きが、サンドブラストのついでです)(^_^;
続きを読む "腰上、サンドブラスト&塗装完了" »
指摘があったあので、キチンとピストンリングをシリンダーに収めて、合い口隙間を計測し直しました。
こういうのは、適当じゃ世間が許しません。
キチンと計測しないと意味がないです。
結果は・・・0.54mm。
(゜◇゜)ガーン
キチンと測れば許容範囲内だろう言う楽観は、脆くも崩れ去りました。
平行を出すためにピストンを宛がったのでたぶん間違いはないです。
まずはピストンリングの摩耗を疑い、新品のリングと重ねてみました。
見た目差は無いようだけど、念のために同じようにシリンダーに収めてみました。
0.5mm。
ありゃ、って事は、考えたくはないけど・・・シリンダの摩耗?
テンション下げ下げで、シリンダのスカート部に使用中リングを収めて計測。
0.44mm。
内周で0.1mm摩耗が進んでるってことかな。
内径73mmなので、73×3.14=229.22mm
内周の拡大分が0.1mmとして、229.32mm
229.32/3.14=73.031847133758
新車寺の内径が73mmとして、現在は73.032mmということになりまます。
ってことは、シリンダーの使用限度は+0.1mmなので、シリンダーの摩耗は限度内と考えて良いでしょう。
この計算で行けば、シリンダーの使用限度よりもずっと早くリングの使用限度が来てしまうってこと?
現在の走行距離が1.2万キロ程なので、シリンダー自体の使用限度まで、3.6万kmは走れますね。
でも圧縮を保つには、2度ピストンリングを交換するのが望ましいって事にもなります。
さて、ピストンリングを外すに、雑誌記事にあったように手でやろうとしたものの、やりづらかったので、手近なものを使ってあっさり上手くいきました。
続きを読む "ピストンリングとシリンダーの使用限度" »