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2014年10月13日

吸気口を考える

車内での調理テストを行うようになって、早急に必要になったものが「吸気口」です。
これまでの実験で、吸気口は冷蔵庫の下辺りなどに付ける事を考えています。
問題は、どんな通気口を選ぶかです。

まず頭に浮かんだのが、「床下換気口」と呼ばれるものです。
家の基礎などに、床下の換気の為に設けられた窓みたいなものですが、概ねこんなステンレスだったり、あるいは樹脂だったりしています。
大きさも、ちょうどいいとは言えないまでもとりあえず間に合うくらいで、ほぼ決定でした。
ただ、開口率が50%以下のものが多いのと、サイズが規格ものしかないところで決めかねました。
フードファンの風量を考えると、換気効率を下げずに吸気の風圧を押さえるには、開口を出来るだけ
大きく取る事ポイントになるでしょう。
その為にも、開口率は出来るだけ多いものが望ましくなります。

Chubu-grating.jpg

次に考えたのが「グレーチング」。
排水口として使われるあれです。
開口率も大きく、形状的にも都合が良さそうだったものの、換気口としては強度があり過ぎで、加工も大変そうです。
床面とは言っても、物を支える位置には無いので、無闇な強度は不要です。
理想的には、1〜2センチ角くらいの格子状のアルミか樹脂製。
加工も出来てそこそこの強度もあるものがいいでしょう。
で、ホムセンのハシゴをして見つけたのがこれ。

いわゆる「コンテナー」ってんでしょうか。
調べてみると、三甲って会社の「サンテナーB#20-2」って製品です。
700×460×93mm の肉厚の樹脂で、凄くしっかりした造りにもかかわらず、値段は千円強。
農業、水産業などでがっつり使われる製品ならではでしょうか。
これ一つで、3カ所の吸気口すべて賄えます。
格子の大きさもほぼ期待通り。
樹脂製なので必要な開口にあわせてカット出来るし、樹脂製にも関わらず十分な強度がありそうで、これに金属の網を張れば希望通りの通気口が出来そうです。
サンコー、サイコー!

投稿者 aw@bitlog : 2014年10月13日 15:00

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