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2014年01月12日

アンカーアイデア

給排水タンクはすでに、発注を終えてます。
ステンレスの給水(清水)タンクは近所の鉄工所に、FRPの排水タンクはヨット関連の制作会社にお願いしています。
タンク類の固定は、取り出し方法の制約からとアングルでの固定で進めていましたが、排水タンクでは固定方法の点で強度の問題を指摘されました。たしかに、FRPでは、万一強い力が加わった時に、固定用のフランジが剥がれる可能性も考えられるので、土壇場で固定方法を、ベルトに依る固定に変更しました。
排水タンクはベルトが通るスペースも無かったので、とりあえずタンクを僅かに小さくしてベルトが通るようにしたものの、もうひとつの問題、ベルトをどう床に固定するか?です。
ローザの床は12mmの合板なので、鉄のフレームに固定するようなわけにはいかないし、取付スペースが限られているので、既製品は合うものがありませんでした。なので作ります。
排水タンクは横に引き出すので、下駄の高さ24mm以下に押さえなくてはなりません。タンクと、タンクを収める箱との隙間は5mmにしたので、アンカー部の箱は切り欠く事になりますが、それでも20mm以下の厚みが条件です。
以前に、バッテリーを収める箱のフタの把手で実践したアイデアを使います。
使うのは「コの字ボルト」。
こいつを床に貫通させて、ワッシャーを通し、2つのナットを絞めて固定します。
下側のナットは、ディーゼルの振動でも緩まない(であろう)ロックナットですね。
床板とワッシャーの間には、3mmほどの鉄板を噛ませて圧力を分散させます。
鉄板とアンカーの間にスペーサーでも咬ませば、飛び出し量は調整出来るでしょう。

さて、給水タンクは現状のアングルに依る固定でいくつもりでしたが、車の下に潜って、再度取り付け位置を確認したところ、やや取り付けに難がある箇所が見つかりました。なので、結局、給水タンクもベルト固定を決断しました。
給水タンクと箱とのクリアランスは10mm程あるので、コの字ボルトの径が7mmでベルトの厚みが1.5mm×2以下なら収まるので、高さの制限は無し。
タンクを引き出す折りは、コの字ボルトは引っ込むの邪魔にもなりません。
はじめからこの方法の方が良かったかな?
まぁ、結果オーライてことで。(汗)
このアンカーのアイデアは、他の設備の固定にも応用しようと思います。

投稿者 aw@bitlog : 2014年01月12日 06:41

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