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2013年10月25日
キャリィ、タイミングベルト交換(2/3)
さて、宣言通り、オイルシール交換。
例の、「男らしい」オイルシールブッ刺しの実践です。
用意したものは、
・インパクトドライバー
・フレキシブルエクステンション
・ネジ径3mmのタッピングビス
・2mmの鉄用ドリル
・木片
・釘抜き
・アセンブリーグリス
・ラチェットドライバー
穴開けは、拍子抜けする程容易でした。
そこにタッピングビスをあてがい、ラチェットドライバーでクルクルすると程なくビスが刺さります。
場所が狭いので、フレキシブルエクステンションとラチェットドライバーは必須です。
バイクのクランクのように、障害がなければ、エクステンションは要らないし、普通のドライバーでかまいません。
木片をあてがって釘抜きで引っ張ると、これまたわけなくオイルシールは外れました。
2本のビスを差していますが、1本でも大丈夫そうです。
実際のところ、カムシャフト側はスペースが無くて、ビスは1本しかさせませんでした。
ほぉ〜れ、この通り。
まったく、この方法をアップしてくれたKENPACHIさんには感謝だなぁ。
今回のタイミングベルト交換作業で一番の収穫がこれです。
抜けたら、さっと奇麗にして、新しいオイルシールにアセンブリーグリスを塗って打ち込みます。
この時に役に立つのが、HR-VのTベルト交換のために揃えたプーリーホルダーです。
こいつが、オイルシールの打ち込みに実にいい仕事をします。
続いてカムシャフト側もあっさり引き抜き。
実は、こちらはスペースが無くて、ギリギリ1本のビスしか刺せませんでした。
それでも、問題なく引き抜けました。
こちらはピンが邪魔になったけど、引き抜いたオイルシールで嵩増ししてクリアです。
見事に面一です。
調べてみると、オイル漏れがあった場合は、1mmほど深めに打ち込んで、シールの場所をずらしたほうがいいのだとか。
少し考えます。
続いてサーモスタットの交換です。
調べてみると、サーモスタットはセンターコンソールの下にあるとか。
完全に外さなくても、ずらせばアクセス出来るとのことで進めました。
センターコンソールカバーは、手前の二つのネジを外し、後の左右横にあるプラスティックのピンを外せば外れます。
フレームは、前後の隅のボルトと、シフトレバーの台座の前2本のボルトを外せば、フリーになります。
ワイヤーに繋がって可動範囲が狭いので、シフトレバーの台座のボルトは4本とも外して、さらにはワイヤーの引き出しのパネルなども緩めました。
前側をずらせば、サーモスタットのハウジングが覗きました。
アッパーカケースの固定は左右2本のボルトでされています。
軽く掃除をしたあと、締付け位置のマーキングをして緩めました。
割と大きめの締付けトルクで締付けられているので、ちょいと気合いを入れて緩めました。
アッパーカケースを外すと、サーモスタットが覗きました。
サーモスタットの取り外しはやや硬かったので、紐を通して引っ張り上げました。
右が新しいほう。
純正部品で無いせいかやや形状が異なります。
形だけで見ると、新しいほうが丈夫そう。
ちょっと偏芯してますね。
撮った写真で確認して、同じ向きにセットしました。
ハウジングの中は奇麗なものでした。
だけど、古いほうをよく見ると弁の部分にスラッジが溜まっていました。
やっぱ交換して正解ですね。
こんなわけで、オイルシールとサーモスタットの交換も恙無く完了。
明日は、スズキから部品をもらって帰って、ベルト類を組み付けます。
投稿者 aw@bitlog : 2013年10月25日 18:15
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コメント
>ホント、インターネットがあってこそのDIY整備っすね。
ここもさぞかし利用されていると思われます。木工も・・・♪
今後も迷える羊たちのため、伝道をお願いします。
成功話ばかりでなく、チョンボも積み重ね、オチをつけてね・・・(^_^ゞ
投稿者 路渡カッパ : 2013年10月25日 23:09
利用してもらえば幸いと思ってこのブログも続けてますけど、わかり易い様に解説するのは手間がかかりますね。
ま、備忘録でもあるので、自分にとっても役立ってます。
失敗も糧になりますね。(笑)
投稿者 aw : 2013年10月26日 06:27