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2013年07月27日

ドアの構造変更

スライド方式が決まって、シートベルトと巻き込みユニットの回避が懸案だった隔壁ですが、
あっさり解決策が見つかりました。
ま、単純に、干渉する箇所を避ける構造にしただけです。
しばし頭を捻っていたんですが、こういう時は机の上じゃなくて、現場を観察するに限ります。
隔壁パネルを二重に重ねてずらせば、十分にユニットを避けられる事に気が付きました。
構造はやや複雑になるものの、隙間を調整しやすいとかメリットもあって、むしろ良い方向です。
あっさり開きドアをあきらめて、戸袋形のスライドドアにしたのは正解だったようです。

この部分が、シートベルトを避けるためのパネル。
いつものスチレンボードの型で合板に線を引き、ジグソーでやや大きめにカット。
あとは、「カンナ>荒削り>仕上げ削り』のリピート作業です。
忍の一字ですが、とにかくぴったり合います。

仮のドアパネルを載せました。

スライドして引き込んだ状態。
実際のドアだともう少し広く開きます。
出入りには支障無いです。
ただ、精度を上げるには苦労しました。
なんと言っても、床が真っ平らじゃない!
なので、ドアが載る「桟」を水平にするために、桟の下部を床に合わせて削りました。

二つの桟の側面に床から平行線を引いてみました。
微妙な曲線です。
高低差は、2〜4ミリ程あります。
この高低差を参考にして、ひたすら根性で削ります。

この床からの平行線を書く為に作ったのが、このお手製「ケビキ」。
木片に穴を開けて鉛筆をつけただけ。(笑)
高さを調節した桟の横で床に押し付けながらずりずりします。
ま、目安にはなります。
さて次は天井に沿った隔壁パネルの切り出しですが、こちらは単純に型に合わせて切るだけなので随分とラクです。


投稿者 aw@bitlog : 2013年07月27日 19:44

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