« 中央配線ダクト&パネルジョイナー | メイン | 憂さ晴らしツーリング »
2013年06月26日
アルミ板ジョイナー試作
予告の通り、アルミパネルを使った、ほぼ最終型仕様のジョイナーを試作しました。
作り方は前回と殆ど同じ。
図面に従って、2枚の板を切り出し、今度はアルミの板を合わせて接着します。
アルミのフラットジョイナーは、2mm厚、幅15mmです。
10mmではさすがにパネルの保持が難しので、まぁこの辺がギリギリかなって判断。
パネルを挟み込む部位の板は、幅が6mm程になったので、当然強度は落ちますが、最後はビスが支えるのまぁ問題ないでしょう。
板材はツガを使っています。少し固めの木質の方が良さそうです。
接着が完了したら、ビス穴を開けます。グロメットに適したビスは径3mmの長さ25~30mmのもの。
ビス穴の径は3.2mmとしました。
穴をあけたら、裏側のグロメットの頭のクリアランスとなるほぞ穴を掘ります。
深さ2mmほどなので、至極簡単です。
最後は、皿ネジを面一にするための面取りですね。
オイルを差しつつ、グリグリ。
アルミなんで、割と簡単に完了です。
ほぼイメージの通りの出来上がりです。
アルミの細かなヘアラインとシナベニアの軽妙な質感は良く合います。
アルミサッシは安っぽく見られがちですけど、こうしてキメの細かな素材を組み合わせると良さが出ます。
皿ネジの面一は、もう少し追い込みたいですね。
これは、ユニクロームなんだけど、ステンレスの方がやはり質感が良さそうです。
750×450mmほどの天井パネルは、500gに満たない重さになる予定なので、バスの揺れなどによる慣性重量を考慮しても、十分な保持力は得られるはず。
天井とダクトの間のジョイナーの設計は完了です。
投稿者 aw@bitlog : 2013年06月26日 19:40
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bit-motors.com/~artworks/mt/mt-tb.cgi/3656