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2013年06月05日
ドア枠組み立て
ほぞが出来たので、梁にビス穴をあけて車体に取り付ける段階です。
ビス穴の制作過程は次の通り。
1.ダボ穴(直径10mm)を開ける。場所に依って使用するタッピングビスの長さが異なるので、深さはそれぞれに対応した深さにします。
2.ダボ穴のセンターに直径4.5mmの穴をドリルで開けます。この穴はハンドドリルで穴をあける時のガイドにするもなので、貫通しなくてもオッケー。
3.次に梁を車体に位置決めして仮止めした後、金属用のドリル(直径4.5m)で梁のビス穴を貫通させ、フレームに突き当てます。この突き当てがポンチ代わりとなります。
4.いったん梁をはずし、マーキングしたところに、今度は直径3.2mmのドリルで穴を開けます。
5.再び梁を仮固定して、ビス穴にタッピングビス(直径4mm)をセットして梁を固定すれば完了。
文章で書くと面倒そうですが、ガイドのおかげでビスはまっすぐに入っていくので、簡単かつ失敗もありません。
ボール盤を使うとき、長い木材を水平に支える台が必要になります。
何かと便利なパンタグラフ式ジャッキの先端に木片を取り付けただけですが、これが意外に重宝します。
ほぞの製作で、平行線を引くのに書かせないのがこれ「毛引き」です。
始めは鉛筆と定規でやってましたが、精度が出ないしめんどくさいので買いに走りました。
でも、ホームセンターでは置いていないところもありました。
精度のある直角を見極めたい時に必要なのが「スコヤ」。
名前の由来が、スクエアから来てるってーのが面白いですね。
ドリルの刃先でばっちりとポンチされています。
同じ製品の刃なので、逃げる事も無く穴を開けられます。
もちろん、切削油を注しつつやってます。
この時も、切子キャッチャーが大活躍♪
あっさりとタピングビスが入っていきます。
最後はドライバーでの手締めです。
この梁にボードを木ネジで留めていきます。
ビスとほぞの位置を避けるために記しておきます。
この梁をつけるのにスゴく時間を要しました。
ちょっと感慨深かったなぁ。
まだ接着剤は付けていないし、柱の床への固定もしていません。
この状態でボードを仮組してみて不都合が無ければ本固定していきます。
木材はツガ材の乾燥材を使っていますが、加工しているとさらに乾燥が進むようで細かな割れが出始めました。
車内は温度も高く、これ以上の乾燥を防ぐためにワトコオイルを塗っています。
温度変化も大きいので、木材への手当が必要そうです。
投稿者 aw@bitlog : 2013年06月05日 23:10
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