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2013年05月11日
スズキキャリー、クーラント交換
実家のスズキキャリー(DA52T)の冷却液を交換しました。
ちゃんとした冷却液の交換作業は初です。
キャリーのドレンは、フロントのアンダーカバーを外すと、ラジエーター下部に見えます。
ジャッキポイントは、たぶん下側のパイプでオッケー?
エンジンフードを開けたところに貼ってある交換の手順。
キャリーは、ラジエータからエンジンまでの距離があるせいか、冷却液の量は比較的多めの4.2L。
ちなみに、発熱量が多そうなロードスターは7.7L、HR−Vは2.8Lと少なめ。
ってか、HR-V冷却水少なっ!軽も含めて国産最少じゃない?
キャリーは、ホースが長いために、エアー抜きもやや面倒で、このエア抜きボルトを緩めてエア抜きを行いつつ、冷却液を注水する作業となるようです。
つまり、エアー抜きボルトを締めた状態でラジエーターを満水にして、次にエアー抜きボルトを緩めると、ラジエーター側の水圧の分だけエンジン側に液が流れるという仕組みです。
エアー抜きボルトを締めては、ラジエーターを満水にし、エアー抜きボルトを緩め、ラジエーターの水位が下がったら、再びエアー抜きボルトを締めて、ラジエーターを満水にします。これを繰り返して、エアー抜きボルトから冷却液が沁み出てくればエアーが抜かれた事になるんでしょうね。
ただし、これだけでは完全に冷却液を交換することにならないです。
エンジン側エアー抜きボルト。
ボルトを抜いてしまって下に落とさないために、タオルを敷き詰めます。
ドレン(ボルト)を開いて出て来た冷却水は、アバウトで1.5Lほど。
比重は水と変わらないはずなので、確かでしょう。
総量4.2Lのうちの1.5Lです。
リザーブタンクは0.5Lほどなので、2.2Lがエンジンの中に残っている計算かな。
それを抜く事は出来なさそうなので、希釈するしかありません。
そのために、先述の作業を繰り返します。
ある程度水で希釈すれば、後は高濃度のクーラントを注入してトータルで希望の濃度に持っていく感じ?
でも、面倒くさいんですよね。
だって、サーモスタットを開らかないと冷却水は循環しないから。
気軽に、「冷却水交換ならやっておくよ」なんて言うんじゃなかったなー…。
ちなみに、リザーブタンクは、上から差し込んであるだけなので、上に引き上げればスッポンと外れます。
とりあえず、一度注水して、ヒーター全開でサーモスタットを開かせてエンジン内の冷却水を循環させた上、再びドレンから排出しました。
理屈で言えば、これを何回かやれば水に近い状態になるはずなんだけど、う〜ん面倒だな・・・。
なのでちょっと端折って、「だいぶ希釈した」事にして2Lのクーラント原液を注入。
リザーブタンクには、250mLの原液+同量の水で50%の希釈の冷却水を入れておき、残り1.75Lをラジエーターに入れました。例のエアー抜きをやりつつ。
厳密には、全部で2.1Lの原液を入れる計算になるんですが、ま、きちんと希釈出来ていないので、これでも濃すぎるくらいなんですけどね。
ま、かなり適当です。いいのかな・・・(汗)。
投稿者 aw@bitlog : 2013年05月11日 18:07
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コメント
ほんと、なんでもやっちゃいますねぇ
自給自足生活と呼んでもいいと思いますよ
大昔、ワタシもやった記憶が・・・・?
ホースをタンクに突っ込んで水を出して、エンジン掛けながら下からは垂れ流していたような・・・・?
川には流したりしてませんが、浸透桝のような場所でジャンジャカやったような
エンジンルームはスカスカで、リザーブタンクもないような時代のクルマでした
しかし今はほとんど無交換に近い10万㎞以上の交換サイクルみたいですね
HRVもforesterも同様なので他社も同じようなものかも?
ちなみに次期愛車はわかりません、まだもう少しかかるみたいです(今、鈴鹿で完成間際ぐらいかも??)
投稿者 しんさん : 2013年05月12日 07:57
クーラントが余っていたってーのもありますけど、
車屋に持っていくのも手間だし、
道具は揃っているので、やっちまえーって。
でも、結構面倒ですね。
キャリーは、中古で買ったもので、いつ交換したかもわからなかったので、まぁ、やってしまえばいかと。
10万kmに近いんですが、父が「もうボロだから買い替えよう」なんてふざけた事をいうので、これ見よがしにってーのもあります。
ロングライフでも強化剤は入れた方がいいらしですね。
投稿者 aw : 2013年06月04日 20:04