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2013年02月12日
觜崎屏風岩
連休最後の日、お天気がよかったので、気になる近場のお山に出かけました。
今日の目的地は觜崎(はしさき、はっさき)の屏風岩。
いわゆる、「奇岩」系の名所です。
より大きな地図で 20130210屏風岩 を表示
場所は、前回行った亀山的場山の東側で、揖保川を挟んで対面に位置するあたりです。
ここも播磨新宮方面から竜野に向かう電車(当時はディーゼル)や車の車窓から、ずーっと気になっていた場所です。
気になるのは、あの周辺の山とは一線を画する岩が切り立ったような外観です。
しかも、その山に登るためのルートは、公園にあるコンクリートの山に登るくらいの容易さを連想させます。
お供の1号はすぐ近くの土手の道に置いて、「觜崎東詰」の信号を渡りました。
信号を渡るとすぐにお社に続く階段があります。
本殿の手前で左に出るとルートです。
目指す屏風岩までは、ちょうどブロントザウルスのしっぽからお尻に向けて登る感じで、同じような傾斜が続きます。
片側が断崖に近いので、ちょいと登るだけでも見晴らしは良いです。
木立も低く、斜面もしっかりしていて歩きやすい事この上無し。
開けるたびに見下ろすとこの風景。
全体に岩山なので、所々こんな感じで岩が露出しています。
傾斜は、手をつくか付かないかってレベル。
グリップがいいので登りやすいです。
そんなわけで、スタートから30分弱で屏風岩に到着です。
振り返ると、たつの市を望む素敵な眺め。
つなげてみました。
林田からたつの市、新宮町とぐるりと一望できます。
「柱状節理」ってやつですね。
マグマなどの影響で出来るそうで。
火山国の日本じゃあちこちで身らます。
この柱状節理の箇所が屏風岩ということらしです。
私は、この山全体がそうかと思っていました。
山の岩の多くは、火成岩のうち、「流紋岩質凝灰岩」と呼ばれる凝灰岩の一種で、火山灰などの堆積岩なので、比較的柔らかい岩だそうです。ところが、屏風岩は火成岩の中でも、急激にマグマが冷えて固まった、火山岩に分類される硬い安山岩です。長年の雨風にさらされて回りの凝灰岩が浸食されて、安山岩の部分のみ残ったのが屏風岩ってことらしです。
ってことは、その昔、このあたりで火山活動があったってことですね。
ちなみに、凝灰岩は、中途半端に固まった岩のようで、水分を含みやすいので地滑りの原因にもなるそうです。
さて、屏風岩の後もこんな道が続いてとってもパノラミックな風景です。
ホント、公園の遊具みたい。
傾斜も少なめで歩きやすいしね。
途中で、年配のグループと会いましたが、普段ウォーキングをしている人なら問題なく登れる山です。
東側に見下ろすのは、林田の鴨池ですね、たぶん。
まっすぐタイコ岩方向へ。
子供連れなら、林間広場への道が良さそう。
木々は、地表面にしか根を張れない事が良くわかる絵面ですね。
その分、横に激しくのびて踏ん張っています。
山に入ると、つい武術家としての本能が目覚めます。
途中で少し迷たりもしながら(汗)、曽我井近くの林道に到着。
轍がすごいので、トレール車だとイヤかも。
今度TLRで来てみます。
遥か先に、前回行った祇園岳が見えます。
連休なのにか、連休だからか、
河川敷の公園には人影無し。
このあたりも「扇」っぽいですね。
この岩山を登ると楽しいかも。
こっちが本物の屏風岩。
モヒカン?
觜崎橋を渡ると・・・
スタート地点に到着。
7.98km、約3時間ほど。
見晴らしが良いので、気軽に散策するにはうってつけです。
風が強い日だけは注意かな。
投稿者 aw@bitlog : 2013年02月12日 07:43
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コメント
私にとっては馴染のある龍野ですが、こんなところがあったとは・・・
たつの市って意外と南北に長いのですね。ウチの親戚があるのは太子町松尾ってところなので、姫路と龍野の中間、南部の方になるのかな?
屏風岩、ちょっとTLRを持ち込みたくなりますね・・・ヽ(´∀`*)ノ
投稿者 路渡カッパ : 2013年02月16日 12:06
私も、地元の山はまったく気にしていませんでした。
色々あるみたいですね。
太子町なんて都会じゃないですか。
たつの市は、町村合併で広くなったんだと思います。
成田巧くらいのレベルならいけるかな>屏風岩。
このあたりの山は、低くて穏やかなので、トラ車であればそこそこ遊べるかも。
怒られなければですが(汗)。
投稿者 aw : 2013年02月17日 10:20