bitlog

BD-1亜種であるPacific18は、このエラストマーがサスペンション代わりになっています。
もちろん注文すれば入手は可能。
でも、こんな竹輪みたいなゴムが1500〜1700円もします。
そこで、ダメ元でいつものコーナンにトリを飛ばしました。
とはいえ、いくら何でもそんなに都合良くおあつらえ向きのパーツがあるとは思っていません。
使えそうな塩ビパイプと厚手のゴムで代用する案がまず頭に浮かびました。
ところが、なかなか丁度良いパイプも見あたらず、諦め半分でゴムコーナーに行ったら・・・

うはは、なんつーか、ズバリじゃん（笑）。
探してみるもんだね。

穴の内径は、もうジャストフィット。
長さが幾分長く、太さもあります。
純正は長さが40ミリですが、これは50ミリほどあります。
ゴムの種類はブチルゴムでしょうか。
純正はエラストマーの呼び名らしく、樹脂成分が多そうな固い質感ですが、代用品は普通のゴムのような弾性があります。

同じ太さと長さであれば、明らかに剛性不足で使えないですが、長さと太さがあるので、少し縮んだ状態で純正と同じくらいの長さと固さになります。
つまり、無負荷の状態ではやや長さが長いですが、人が乗ると丁度良い長さになるようです。
バイクなどで良く言われる表現では「１Gでの沈み込みが大きい」でしょうか。
63kgの私がまたがるとやや沈み込みが大きめで、潰れ気味になるので、大きなワッシャーを1枚噛ますと丁度良いくらいになりました。
なんか、怖いくらいに上手く行き過ぎなんだけど。（笑）
ま、あえて言えば、やっぱりもう少し柔らかいので、点数で言えば80点か。
とりあえずは乗れるし、リバウンドストロークが大きめなので、荒れた路面には適しているかも。
価格も250円だしね。（笑）
しばらく使ってみます。

【追記〜プチ試乗〜】
近所をちょろっと乗ってみた感想ですが、
これが、意外にいい塩梅です。
純正のソフトタイプは腰が無くて使えない印象でしたが、
このゴムは、そもそも無負荷状態で既に若干縮み加減にセットされて、乗車時の沈み込みが付加されるので、いい塩梅に「コシ」が出ています。
純正は、薄っぺらいというか、一次的な減衰のイメージなんですが、代用品のほうは、徐々に反発が強まる感じが明らかで、良く言うと上質な感じも受けます。
期待していなかっただけに、ちょっと笑ってしまうほど。（笑）
無負荷では少し長いので、お尻が持ち上がった戦闘的なイメージもなかなかカッコイイです。
これは、ヒットかも。