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2012年09月07日

カフェバス製作2日目〜サイドパネル剥がし〜

「ローザ 内装剥がし」でネットで検索したものの、はっきりとしたやり方はわかりません。
そりゃそうですね。そもそも、ローザの内装を剥がして、さらにそれを詳しく公開する人は稀でしょうから。(笑)
参考になるサイトはあります。
「リエッセ製作日記〜R&K FAMILY Camping Life with WANKO〜」
「幼稚園バスでキャンピングカーを作る〜ひねもすのらりくらり〜」
躊躇していても進めないので、端っこを強めに引っ張ってみたら、バリッて音共に少し外れました。
どうやらボディー側の上向きの爪に引っ掛けてる事がわかりました。

様子がわかったので、はがれた箇所をもちつつ上方に引っ引っ張って行くとバリバリと外れていきます。

要領がわかると早いですね。
窓枠のふち回しがやや邪魔になるものの、なんとかすべて外れました。

サイドパネルは、アルミサッシなどに見られる『押出成形」のような形状です。
パネルの裏に、こんな製作会社の検査証がついていました。
フクビ化学工業株式会社」を調べてみると、「異形押出成形」とあります。
表面のシボのような材質を張り合わせて成形しているところがそうなんでしょうか。
因に福井県の会社だそうで、想像取り「福井ビニール」から来ている社名のようです。
正式な製品名は「サイドトリム」って言うみたいですね。

左側に続いて右側もひっぺがしました。
左側には乗降口があるので、左右で長さが違います。
押出成形のおかげで、長さの違いはカットするだけなので、コストの点で有利です。
1枚で作れるので継ぎ目も無く、品質感と生産性の両立が可能です。

商用車というのは、随所に「合理的な造り」が見られるものですが、
「割り切った」と思える程の造りがこれです。
前方から繋がるカーテンレールの途中から、そのレールの上に重ねる形でレールが延長されています。
ローザに限らず、マイクロバスは、「標準」「ロング」「スーパーロング」などの車体の長さが異なるモデルが存在しますが、ローザの場合、かなり割り切った造りで対応しているみたいです。
正直なところ、修理痕かと思える程の割り切り方です。
本当に修理をしたものかもしれないので、断定は出来ないですが、出荷状態でこれであれば、すごいです。

サイドトリムを剥がした痕を見ればわかるように、ローザには一切の断熱材が入っていません。
まぁ、普通に使用するのであればそれでも良いのかもしれないですが、キャンピングカーなどに改装する人は、寝泊まりする事を考えて断熱処理をします。
我がローザは寝泊まりこそしませんが、冷暖房効果を上げる必要があるので、しっかりと断絶剤を仕込む予定です。
すでに発注した断熱材が届けば、内張の中に仕込んできます。

ところで、リアの車体内部への水漏れはまだ解決していません。
冒頭の写真のようにホースで水をかけると、確かに漏れて“地底湖”が出来ます。
このままでは、まわりが錆びたり腐ったりするので、早く処置をしたいですが、とにかく漏れる場所がわからない。
裏側のフレームを伝っている形跡があるのでおそらくは上の方からではないかと思うんだけど…。
明日も漏れ探しです。

投稿者 aw@bitlog : 2012年09月07日 02:23

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コメント

一枚目の写真は虹がほしいですね。やっぱ虹色の前途を祝してレインボーなんてね。

投稿者 tamami : 2012年09月07日 20:07

虹、見えませんか?
心が澄んでいる人には見えるはずなんですが。:-P

投稿者 aw : 2012年09月07日 20:55

げ! もしかすると反論できない。

投稿者 tamami : 2012年09月07日 21:44

リンク先の「R&Kファミリー」さん、別な意味で参考にさせてもらってました。既にブックマーク入りしてました。(^_^ゞ
僕には綺麗な七色の虹が見えますよ・・・♪それって嘘つき?

投稿者 路渡カッパ : 2012年09月07日 23:44

>tamamiさん、路渡カッパさん

「虹が見えない」と言ったあなたは、真実の人です。
「虹が見える」と言ったあなたは、大嘘つきです。(笑)

少し元気になってこられたみたいですね。(笑)

投稿者 aw : 2012年09月08日 01:03

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