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2012年08月20日
バスカフェの冷蔵庫を考える
さて、飲食店の要の一つが食材の保管庫、つまり「冷蔵庫」です。
バスカフェでは、今のところ普通の店舗で使う業務用のテーブル型冷蔵庫を考えていますが、問題になるのが電力です。
想定している240Lの容量のもので、最大160Wのほどの電力を消費します。
この電力は、当然発電機でまかなうわけですが、消費電力は少しでも減らしたいところ。
そこで、考えたのが、
「クーラーボックスを冷蔵庫として使えないか?」
です。
調べてみると、最近は、保冷剤の性能も上がって、1日くらいの保冷であれば、十分に使えそうです。
ただ、使う度に保冷剤を詰め込まないとダメだし、保冷剤がスペースを取ってしまうと言うデメリットもあります。
冷蔵庫は電気が必要な事以外に、そのために放熱をします。
冷蔵庫の冷却>放熱>室内の冷却と、なんか無駄な感じ。
それに、仕込み中、走行中、営業中の電力の供給を切り替えねばならない面倒もあります。
こう考えると、クーラーボックスはナチュラルでいい感じです。
食材毎に複数のクーラーボックスを使い分ければ、保冷性能は上がります。
厨房で使うには、前開きの冷蔵庫の方が具合がいいです。
クーラーボックスの場合は、ちょっと工夫が必要。
こんな具合に、一長一短ですが、
一番の問題は、自動車での飲食店営業車として認可されるかと言うこと。
東京都福祉保健発行のパンフレット「自動車関係営業許可申請等の手引(PDF)」によると、
「取扱量に応じた自家発電による冷蔵装置又はこれと同等以上の能力を有する機械、装置により、食品を冷却保存出来る専用の設備を設けること。」とあります。
この文面で見る限り、クーラーボックスでも冷蔵庫並に保冷できれば大丈夫そうです。
投稿者 aw@bitlog : 2012年08月20日 09:49
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