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2012年06月28日

ステアリングステムの調整

すえ切りで動きが悪かったTLRのステアリングステムの調整を行いました。
レースがキチンと打ち込まれているか不安になったので、レースの打痕チェックも兼ねて、結局トップとボトムブリッジを外すことに・・・。
形ばかりの再打ち込みの後、組み付け。
トップスレッドは、軽く手で回して止まるくらい。
マニュアルには、「軽く締め付けて1/8回転戻す」ってあるけど、スムーズに動く事だけに留意しましました。
これで、ステムナットを締め付けるわけだけど、なぜか動きが渋くなってしまいます。
トップスレッドは、タペットの調整並にシビアな様で、どうもステムナットを回すときに、トップブリッジに引きずられて回ってしまってる?
安定しないので、フォークを付けて行いました。
ステムナットの締め付けトルクは、80〜120N・m。
クルマのハブナットと同じくらいで、TLRでは最も高い締め付けトルクです。
通常、ハンドルロックを効かせて行いますが、ステムナットの真上にあるハンドルバーを外して行う作業は、不安定になりがちです。
余っているハンドルバーの端を取り付けてやれば、締め付け作業も確認作業もラクになるか知れません。

調整後の試乗。
フィールは断然良くなりました。
特に、Uターンのようなすえ切りに近い動作で違いは歴然。
もっと早く調整すれば良かったかも。(汗)
さて、TLRで残るメンテ要件は、まずはハブベアリング。
耐用年数はとっくに過ぎているはずなので、要交換です。
続いて、劣化が見られるハーネス類もそろそろ考えねばなりません。
性能にも美観にも関係ないので、あまり楽しくは無さそうだけど、安心して乗るにはやっぱり必須でしょう。

投稿者 aw@bitlog : 2012年06月28日 02:48

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コメント

ステムナットの締め付けはフォークを取り付けて締めるのが正解です。
ただし、トップブリッジののフォークの締め付けボルトは締めてはいけません。
三つ叉部の締め付けボルトのみ締めておきます。
ステムナットを締めた後トップブリッジのフォーク締め付けボルトを締めます。
そうしないとステムナットがきちんと締まりません。
最悪の場合素行中にステムナットがゆるんでしまう事があります。

投稿者 1京都 : 2012年06月28日 20:55

ああ、そうなんですか。
後で、トップブリッジのボルトの事に気が付きました。
BAJAも気になるので、再チェックしてみます。

投稿者 aw : 2012年06月29日 03:04

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