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2011年07月25日
渋滞フリーな丹後半島ツーリング
トリでの神戸林道行きが流れたので、ガレージに行くと、
最近滅法調子が良いBAJA blueが、走りに連れてけとうるさいので、
すごく大ざっぱに日本海をを目指すことにしました。
どーしようかな、子供の頃に家族で行った城之崎温泉は、涼しくなってからの方がいいし、
ってことで、天橋立の宮津に決定。
今回は、何も計画を立てずに、思い付きです。
とりあえず、目的地を宮津にして、nuviの「時間優先+有料道路なし」の設定を優先。
ポイントだけ押さえて、後はnuvi様次第のお任せルートです。
実行はともかく、計画を立てる時間が好きなので、いつもはネットを駆使して出来るだけ計画を立てます。
それがつまらないと言う人も居ますけど、必ず計画通りに辿るわけではなくて、要はツーリングをキッカケにして、その地域の事を知る事がメインで、それによって、地理地形だったり、歴史だったり、文化だったり、よりツーリングを楽しめると思っています。
が、今回はなし。
ま、たまにはいいでしょう。
ルートは、こんな感じ。
より大きな地図で 2011宮津ツーリング を表示
まさに、南北に「縦断」です。
R176やR175は、阪神間から宮津に向かう下道ルートの王道のひとつでしょう。
地図をみるとわかりますが、阪神間から舞鶴、宮津方面に繋がる道は、高速以外の下道も豊富です。
そのためか、さほど渋滞に出会った経験がありません。
なので、大抵の道は、快走路です。
nuviが引いた、篠山から北上してR9を経由してR175に繋がるルートは、素朴な山間路が好印象でした。
他には、殆どクルマも見えないのに、綺麗な道路が山村の間をつなげています。
もう、ついついアクセルも開きがち。
ただし、県境の峠では、苔が残る路面に、緊張を強いられますが。
由良川伝いに走るR175を抜けると若狭湾が見えてきます。
メジャーな海水浴場はそれなりに人出もあるみたいですが、
湘南の混み具合などから考えれば、実に穏やかなもの。
海岸伝いに走って、宮津市入り。
走行中に「漁連の2Fのレストラン」の看板を見つけて昼食を摂ることにしました。
「レストラン漁連」。
「漁連」ってーのは、「漁業連合」の略なんですかね?
非常階段のようなアプローチで2階に上がりますが、5人に1人くらいは、階段の途中で引き返すような雰囲気があります。酔った勢いで、雑居ビルの中にあるキャバクラに向かうエレベータの中で、はっと我に返って、そのまま下りのボタンを押してしまうアレです。(笑)
さて、「レストラン」ですが、眺望はいいものの、たまたま開いていた部屋を食堂にしちゃった」みたいな雰囲気。
覚悟を決めて、「刺身定食」の「松」(2000円)を注文。
出てきたのがこれです。
カレイの唐揚げは骨まで食べたられるし、すりおろしワサビがついた刺身の盛り合わせは、明らかに新鮮。
宮津には、良さ気な魚料理のお店が多くあるみたいで、相場がわからないですが、非常に満足度が高かったです。
食べ物がいいと、その地が好きになりますね。
宮津は好きになれそう♪
食後は、当然「アイス」ですね。
黒豆アイスだったかな。
「亀を捨てないで」って張り紙が・・・。
亀仙人?
ちょっと漫画チックですが、
金の玉と金の亀の頭が、何やら一元気が出そう。
ま、元気も出たので、丹後半島の内陸を走ることにしました。
目的地は、ツーリングマップルで見つけた廃村に至るルート。
通行止めの看板はあったものの。控えめだったので突入しました。
普通は、林道と言っても定期的に人が通っているし、路肩の草は刈ってあったりして、ちゃんと整備してる場合が多いですが、「廃村」となると、もう手入れされることもなくなり、独特の寂しい風情になります。
道ばたの草も伸び放題で、道路も荒れ放題。
ここがそれでした。
奥に進むにつれて、「ああ、ここは人が入っていない」って現実を実感します。
これが、非常に心細い。
なんというか、人の世界から獣の世界への境界を越える感じ。
藪の奥から、何者かに見られている気配を感じて、留まりたくない気持になります。
路面はかなり荒れて、ここは早く立ち去りたいと思った先の道が・・・崩落。
またまた、いつものオチです。
少しは期待したものの、現実は甘くはなかった・・・。
仕方なく、必死の思いで、Uターン。
ごめんなさい、もう来ません。
その後は、尾根伝いに走る林道を楽しみました。
林道と言っても、立派な対面道路もあって、クルマでも充分に楽しめます。
崩落で通れない箇所も」あるので確認は必要だけど、この内陸のクネクネと宮津の海の幸の組み合わせは相当に魅力的かも。
往路も、ほぼ真南に進みます。
こちらも、nuviまかせ。
渋滞知らずの快走です。
加悦(かや)のあたりで立ち寄った「道の駅シルクのまちかや」。
ここで、再びアイス補給。
シルク入りだそうだけど、シルクの実感はないです。
ここの道の駅は小振りだけど、併設してある加悦SL広場は、見応えあります。
蒸気機関車や旧い客車の存在感たっぷり。
マニアには堪らないですが、ネット時代世代の人に是非みてほしいです。
こちらの詳細は、別エントリーでたっぷりと。
投稿者 aw@bitlog : 2011年07月25日 08:52
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コメント
やっちゃいましたね♪さすがの小径フェチでも心細くなる?
ゾクゾク感は、少〜しだけだと楽しいんですけどね。(^_^ゞ
丹後半島、そう言えば内陸は走ったことないかも。京都に住んでると潮風が恋しくて
ついつい海岸線を走ってしまいます。(^_^ゞ
投稿者 路渡カッパ : 2011年07月25日 23:08
「かつて人が住んでいた」ってところは、余計に寂しさを感じますね。
寂れた感がでますから。
普段見る自然は、いかに人の手が入っているか、ですね。
まぁ、「通行止め」ってあるところを進んでいるので、その通りなっただけですが、今回はUターンがイヤでした。
というか、早く抜けたかった。
じゃぁ、行くなよですね。(笑)
経験的にですが、半島って、内陸を横切る道が比較的充実していますね。
今度狙ってみてください。
投稿者 aw : 2011年07月26日 06:09