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2011年03月27日
BAJA blue フロントフォーク組み上げ
ボトムケースのウレタンクリア塗装が完了したので、
前回の作業から3ヶ月ぶりに、フロントフォークの組み上げ作業に掛かりました。
まずは、分解してオイルが付いたままの部品の洗浄です。
例によって、ナイロンチューブに、部品と灯油を入れてシェイクシェイク。
しばらく、部品を乾燥させた後、インナーから組んでいきます。
BAJA blueは、XLR250RNというモデルで、フロントフォークは、カートリッジ式と呼ばれる、ちょいと複雑かつ高級な構造をしています。
インナーチューブの中に、さらにインナーチューブが入ったような構造で、インナー側のピストンのロッドが、フォークボルトに繋がる構造なので、トリッカーやTLR200とは、やや勝手が違います。
そもそも、フォークオイルのレベルをどこで見るのかわからなくて悩みました。
このモデルのフォークオイルの規定量は、513cc±2.5cc。
オイルレベルは、131mm。
ここで、とりあえず、規定量を入れればオッケーじゃないかということで、一旦組み上げた後で、規定量のフォークオイルを入れる計画でしたが・・・
フロントフォークのOHも三度目なので、もうマニュアルを見なくても大丈夫。
今回は、スライドハンマーが威力を見せるところです。
使い古しのオイルシールもしっかり利用します。
と、1本目が終わって2本目を始めようと言うとき、気が付きました。
「スライドメタルとオイルシールの間に入れるワッシャを忘れた!」
ったく、バカか?>自分。
いくら嘆いても仕方がないので、再び分解作業。
インナーを強引にガツンガツンと突き当てるので、無傷じゃ終わらんよなぁ・・・。
しかも、ワッシャー入っていないし。
とにかく、分解。
替えのオイルシールもスライドメタルもありません。
不安はあるけれど、使うしかないよな。
さて、オイルを入れる段になって、細かな軽量が出来る小さなメスシリンダーが無いことに気が付き、ハンズに走りました。
500ccと13cc。
完璧です。
さて、オイルを入れようとしたところ、例の繋がったロッドが邪魔になります。
なので、注意して投入していたんですが・・・こぼしました。
もう1本のほうは上手くいったので、条件を同じにして、オイルレベルを合わせることにしました。
ただし、やはりスプリングが邪魔になるので、ロッドを外して、スプリングを抜く必要があります。
で、スプリングを抜いていたら、また、ドボドボとオイルをこぼしてしまいました。
ああ、トホホの連鎖。
こうなったら、やはりオイルレベルしかありません。
ここで、漸くネット検索。
すると、カートリッジタイプならではのオイルレベルの解説が見つかりました。
スプリングが無い状態でオイルを入れた後、このロッドをゆっくり何度か上下に動かし、中の空気を抜いた後、オイルレベルを測るのだとか。
まぁ、このやり方が本当に正しいのかどうかわからないけれど、信じて決行しました。
とにかく、フォークの組み立て完了。
勢いに乗って、ステムも組んでしまおうと思ったら、
ベアリングが・・・見あたら・・・ない・
どこにやった?
1.どこかに埋もれている。(こうであって欲しい)
2.うっかり捨てた。(これはトホホだ)
3.異空間に消えた。(可能性としてはあり)
ああ、また計画が遅れる・・・。
投稿者 aw@bitlog : 2011年03月27日 12:23
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