ケモノだもの
「ケダモノ」
ちょっとエッチなシーンがある、昭和な映画やドラマの中で、
女性が、男に無理矢理されたりするシーンの中で、よく使われた言葉に、
「この、ケダモノ!」ってーのがありました。
似た言葉に、「ケモノ」ってーのがありますが、ともに、全身毛におおわれ、四肢で歩く哺乳動物の事いいます。
「ケダモノ」は、人でない→人でなし、と言った具合に、侮蔑的な意味合いで使いますが、
「ケモノ」にはそう言う意味はありません。
でも、本来「ケダモノ」って言われるべき所で、「このケモノ」って言われると、なんかちょっと凹みそうですね。(笑)
まぁ、前置きはこれくらいにして、昨日、所用からBAJAで帰ると、
自宅マンションの前で、子犬のような黒い物体が横切りました。
それは、すぐに小さなイノシシだとわかりました。
「これは、ブログネタだ!」と思って、バイクを降りて探していると、大家さんが出てきました。
私は、すぐにイノシシを発見したことを大家さんに伝えました。
私:「大家さん、今イノシシがいました!」
大家:「ああ、そう・・・・あの一階で水漏れがあってね・・・・・」
大家さんは、イノシシの事なんて頓着せずに、最近起きた水漏れの事を私に話されます。
私:「イノシシが・・・」
大家:「○○さんも気をつけてね」
私:「あ、はい・・・」
大家さんは、すたすたと行ってしまわれました。
私は、再びイノシシを探していると、植木の根っこを鼻で掘り返している所を発見。
そこで、再び大家さんが来られたので、イノシシを指して言いました。
私:「大家さん、ほらあそこで掘ってます!」
大家:「外れイノシシなのよねぇ、群から追い出されちゃうのよ」
すると大家さんは、どんどんその方向に近づいて行かれます。
私:「あの、小さいけど野生だから近づかない方がいいですよ!」
大家:「ああ、掘ってるわねぇ、助かるわぁ、耕さなくて良いから、ウッフッフ」
公園では、「野良猫にエサを与えないで」なんて張り紙がありますが、
この辺りの公園のは、「イノシシに餌を与えないで」です。
町田に住んでいた頃は、何度か狸に遭遇したことはありますけど、今度も自然が近いです。