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2011年02月16日
烏賊づくし
新在家のコーナンProに、
サビ落とし剤のクレ・ラストリムーバーを買いに行ったついでに、
隣のラ・ムーに立ち寄ったら、
二杯で198円の生するめいかが目に入り、
メラメラと創作意欲に駆られて、お買い上げしました。
なんでも、今年の冬は、日本海なんかも結構水温が低くなったそうで、
普段なら、ずっと北を回遊する魚が、日本海沿岸まで南下したとかで、
ブリやら、イカやら、もう穫れ放題で、平年の10倍くらいの水揚げとか。
だから、もうブリもイカも、兎に角安い。
若いブリのイナダなんか、一匹780円ほどで売っていました。
ごらんの通りの30センチ以上の大振りのスルメイカも一匹100円しないんです。
しかも、「生」ですから。
「刺身用」とあったので、鮮度良し>イカわたオッケーってことで、レシピが広がります。
思い付いたので、
・刺身
・イカと大根の煮物
・イカわたのホイル焼き
・イカのパスタ
・イカの生姜焼き
まぁ、成り行きって事で捌き始めました。
一気に全部作るには、順番が大事です。
いきなり、刺身に取りかかっちゃぁ、食べる頃には膜が張っちゃいます。
最初は、イカの部位を、料理毎に分けました。
一匹の胴は、刺身用に。
残り一匹の胴と下足は、煮物用に。
エンペラと残りの下足は、翌日のパスタ用に。
さて、ワタは悩みましたが、一つは和風、もう一つはイタリアンなホイル焼きにすることしました。
これは、ホイル焼き用の和風バージョンですね。
臭みを取るために塩を振っておき、お酒とネギを加えただけです。
こちらは、イタリア風。
同じく塩を振って出た臭みの水分を拭き取り、ニンニクのスライス、ハーブ類を載せ、オリーブオイルを振りかけています。
イタリアと言うよりは、スペインですかね。
で、煮物と焼き物をやっている間に、刺身です。
イカってウロコがない分、吸盤と皮を取り除くのが厄介です。
ま、慣れれば、どうちゅーことはないんですけどね。
とにかく、ヌルヌルするんで、軍手をはめてやったりするみたいだけど、洗濯がイヤー、なので、キッチンペーパーでやりました。
ヌルヌルがあると、臭みになりそうで、しっかり取りました。
で、出来ました。
2時間ほどかかったかな。(汗)
刺身は、さすがに生イカだけあって、悪くないです。
そりゃ、現地で食べるプリプリ感は無いにしても、
臭みもなく、充分な噛みごたえもあって、美味しく頂けました。
煮物は、イカに熱を通しすぎず、大根に味を染みこませるのがポイントみたいです。
やや、熱を加え過ぎ、大根はやや煮すぎとなりました。
味は、美味しいですが、食感の点でまだまだです。
ホイル焼きは、スペイン風は、是非ワインといきたい感じ。
ニンニクとオリーブオイルと、ちょっとクセのある食材ってーのはたまらんですね。
確信犯的美味さです。
和風のほうは、お酒とちびちびやるのが最高ですね。
ツウは、シンプルに塩のみで作るみたいだけど、食材や調味料を加えると、ボリューム感がでます。
因みに、漢字で書くと「烏賊」ですが、
この意味は、イカがカラスを襲ったことから付いたのだとか。
烏を襲う賊、という意味だそうです。
実際、イカやタコは、魚類の中では知能が高くて、
カラスほどの知能があるという学者もいるそうです。
投稿者 aw@bitlog : 2011年02月16日 22:58
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コメント
すげぇ〜、イカをさばくとは!
小料理「bitlog」はいつオープン予定ですか?
投稿者 Nylaicanai : 2011年02月17日 19:41
食通の社長はやらないですか?
イカなんて簡単ですよ。
栗百個の皮むきのほうがどれだけしんどいか。(^_^;
投稿者 aw : 2011年02月17日 20:00
ワタ キレイに抜けていますね。
めっちゃ鮮度が良いのが手に入った時は、醤油に漬けて締まってネットリした「ワタのしょうゆ漬け」が最高ですが、ホイル焼きってのもいいですね。今度やってみようっと。
あぁ、想像しただけでも日本酒が飲みたい。(^^ゞ
イカは魚を捌くより簡単で、包丁も選ばないので 私も自分でやります。
魚屋さんでやってもらうと なんだか水っぽくなってしまうものね。
投稿者 ネエサン : 2011年02月18日 10:54
稀に、ワタを破いちゃうときもあります。(汗)
鮮度が良いとしっかりしていますね。
逆に「醤油漬け」はやったことがないので、今度やってみます。
これも日本酒が進みそうですね。
以前は、魚屋さんに皮を剥いて貰っていたんですが、
鮮度に拘るとそのまま持ち帰りたい気持になりますね。
投稿者 aw : 2011年02月18日 12:30