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2011年01月04日

TLR200、キャブレターOH

「公務」に復帰した3日、TLRのキャブをオーバーホールしました。
部品は、すでに揃っているので、分解・洗浄・組み立てです。

交換部品は、1のガスケットセットです。
ニードルジェットやスロージェットは、現状の状態は悪くはないので、交換しないままにして様子を見ます。

可能な限り分解して、「キャブレタークリーナー」で洗浄します。
今回は、ホルツの「キャブクリーナー」を使いました。
各社から出ているみたいですが、たまたまコーナンで、クレのものより安かったからです。
「エンジンコンディショナー」なんてーのもありますが、ネットで調べた限りでは、
「キャブレタークリーナー」は、キャブレターの燃焼前のガソリン等の汚れを取り、
「エンジンコンディショナー」は、燃焼後のカーボン等の汚れを取るのを主目的としているらしいです。
「キャブレター・エンジンクリーナー」みたいなのもあるので、どちらを使ってもダメって事はないでしょうし、
実際、どちらも使われているみたいです。
通常の使い方は、エアクリーナーを外してノズルで吹き込んだり、ガソリンに混ぜたりしてして使いますが、「キャブクリーナー」と謳っているものは、インジェクション車では使えないと思った方が良いです。

さて、キャブの状態は悪くはなくて、詰まりなども無さそうなので、まぁ、クリーナーを使うまでも無かったかも知れないですが、固着した汚れが残っているかもしれないので、保証の意味でやります。
このクリーナーはけっこうな刺激臭があります。
髪のブリーチと同じようなアンモニア性の刺激臭です。
樹脂やゴムには良くないというか、その類のこびりつきを取る性質のものなので、パッキン類は取り除くか、液がかからないようにします。
しばらく放置して、水で洗い流しました。
真鍮部品やケースの内側などがきれいになります。

ただし、本体の腐食は取れません。
特に、チャンバー室の外側の腐食は目立ちます。
ここは、ガソリンが入るので、結露でもするんでしょうか。
なので、磨いてきれいにすることにしました。

材質の亜鉛ダイキャスト(?)は、柔らかので、内側は、ケミカルのみでの掃除がっきまりの様ですが、
外側なら、磨くのはありでしょう。
コンパウンドやら、アルミ部品の磨きように買った「ホイールクリーナー」などをボンスターに付けてゴシゴシしました。
新品のようにはなりませんが、使い込んだ硬質な金属のようになって、良い風合いです。
あとは、エンジン防錆用の耐熱性のあるシリコンスプレーでも振っておきますか。
錆びたらまた考えます。

交換用に買ったスロージェットは、番手が違っていました。
#42が#40(左)になっています。
これも、詰まりや破損はないので、現状の#42をそのまま取りつけて様子を見ます。

ドレンは、固着が見られて、中にゴミが堆積していました。
割れていたジェットホルダーは、外れなかったのでそのままです。
あとは、ストレーナーとゴムホースの交換をして取りつけます。

投稿者 aw@bitlog : 2011年01月04日 10:14

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