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2010年11月22日
TLR、フロントフォークOH・・・に取り掛かるの巻
計画を立てることは好きなんですが、
計画通りに実行するのは、すこぶる苦手です。
ここの所、メンテが必要な物件が、無計画に増えすぎて、
計画通りにやっていると、一生終わらなさそうなんで、
とりあえず、出来ることをやっています。
なわけで、TRLのフロントフォークのOHです。
エンジンは掛かるので、乗り出すことは可能なんですが、
フロントも、リアも、サスは要点検なので、そのまま、乗り出すと高い授業料を払う恐れもあります。
なので、最低限の整備を終えてからと自制しました。
まずは、明らかにスムーズとは言えないフロントフォークです。
いくら休日とはいえ、ガレージで作業している姿ばかりを見せるものどうかってことで、
フォークオイルを抜き終わったら、部屋に持ち込んで弄りました。
手始めにやったのは、ピストンをアウターに固定するであろう、ソケットボルトを緩めることです。
後で気が付いたのは、フォークボルトも緩めておくこと。
固定しづらいフォークチューブは、三つ叉に固定されているところで、可能なボルトは緩めておくのが良さそうです。
でも、本当のところは、どうなのかは、良くわかっていません。(^_^;
スクレーバー(剥がし工具)で、ダストカバーを外します。
TLRの場合、比較的簡単に外せます。
マイナスドライバーでもいけるらしいですが、隙間に差し入れるには、スクレーバーの方が薄くて使い勝手が良いと思います。
数百円の安いものなので、用意して損はないです。
外したダストカバー。
ひび割れはないですが、フォークとの間には、ゴミが堆積していました。
ダストカバーとオイルシールの間は、「堆肥」のような状態。(汗)
オイルシールをロックするスナップピンも同化していますが、錆は表面的なものです。
スナップピンです。
これを外す工具、スナップピンプライヤーは、アストロプロダクツで調達した、差し替え式の簡易タイプでしたが、これはやや強度が足りなくて、ピンを引き出せませんでした。プライヤーの先端をやや曲げて、ピンが引っ掛かりやすくして、ようやくピンを外すことが出来ました。
安価な工具は、臨機応変に対応しないと使えないケースがあります。
あとは、ソケットボルトとフォークボルトを緩め、分解を進めます。
あ、オイルシールを外す工具もいるんだっけ?
勢いよくインナーを引っ張れば、オイルシールとバックアップリングが抜けるとの「噂」をリサーチします。
ダストシール、オイルシール、スナップリング、バックアップリングは、セット販売になってます。
(訂正:ダストシール、オイルシールのみがセットになります)
部品番号も変更になっているみたい。
オイルシールを組み込むには、スライドハンマーも買わなきゃ。
うーん、まだかかるね。
投稿者 aw@bitlog : 2010年11月22日 18:38
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コメント
以前はダストシールとオイルシールのみセット販売でしたが
今はスナップリングやバックアップリングもセットに含まれるんですか?
91255-KBH-003で注文すればオイルシールのみ買えると聞いています。
底のソケットボルトは簡単にゆるみましたか?
実はその作業が一番大変なのですが。
TLRの場合インナーチューブは簡単に抜けますがオイルシールは
アウターに残ったままになります。
シールを外すのに最適なのは昔のタイプのタイヤレバー(おしゃもじでないタイプ)です。
ケースが傷つかない様薄い木の板をあてがって、てこの原理でこじれば外れます。
新しいオイルシールの打ち込みはインナーチューブを入れる前に
古いシールをあてがってハンマーでたたき込みます。
スライドハンマーは必要有りません。
スナップリングを取り付けてからインナーチューブにグリスを塗ってシールが傷つかない様にそっと差し込みます。
マニュアルではソケットボルトにねじロックを塗って組む様になっていますが
次回のOHのことを考えて私は何も塗らずに組んでいます。
ソケットボルトの締め付けはスプリングとフォークボルトを
仮付けした状態で締めないとシートパイプが共回りします。
ソケットボルトを締めてからスプリングを抜いてオイルを入れて
由面の調整をします。
投稿者 1京都 : 2010年11月22日 21:17
色々と細かなノウハウがあるんですね。
セット販売の件は、私の勘違いのようでした。
注文書を確認すると、「フロントフォークシールセット」が、
51490KBH305で、1932円でした。
ソケットボルトは、フォークを抜いた後でしたが、
2本をアクスルシャフトで連結状態で固定してやると、多少固いながらも緩みました。
確かに、回転しにくい構造にしてあるので、固そうですね。
オイルシールは、タイヤレバーでやるんですか。
そうやってるブログを見かけたんですが、なんかビギナーには難しそうな感じがして、専用工具を探そうと思っていたんですが、慎重にやるしかないですね。
スライドハンマー不要ですか。
他のバイクで必要そうなので、そのうち揃えるとは思いますが。
詳細な情報を頂きありがとうございます。♪
投稿者 aw : 2010年11月23日 08:15
スライドハンマーは塩ビパイプで代用ってのはどうですか?
塩ビパイプの径がシール径と同じような大きさがベストですけど。
大きい場合はパイプを縦に3,4分割してその内の2,3個をフォークにあてがってタイラップあたりで締め付ければいけそうですね。
アストロで買ったスライドハンマー見ながらの思いつきですが。
投稿者 めんるい : 2010年11月23日 13:54
代用でもいけるかも知れないですね。
ホームセンターに行った折に、チェックしてみます。
ただし、私の場合、現状4台のバイクがあるので、
仮に、1台に付き2回OHするとしても、最低8回は使う可能性があるので、アストロプロダクツのセールの折にでも狙おうかとも考えています。
あ、めんるいさんに背中に背負って来て貰うのも有望ですね。(笑)
投稿者 aw : 2010年11月23日 17:11