« チェーンカッター、高かったー。 | メイン | 今朝の乾燥重量 »
2010年10月19日
古のツアラー、GL500/400
ホンダ GL500です。
TLR200を買ったショップに入荷されていました。
発売は1977年ですから、すでに33年前のモデルなんですね。(しみじみ)
ツアラーモデルとして売れたそうですが、生意気な盛りの中坊の私には、こんなでかくて重そうなバイクのどこが良いのか?なんて思っていたものです。
このバイクが気になり始めたのは、いい歳のオヤジになってからですね。
まぁ、ターゲットの年齢になったというワケなんですが。
もっとも、このバイクが好きってーより、興味があるのは、エンジンです。
水冷であることは余計ですが、冷却の点でずいぶん設計が楽>性能が安定しているってことなんでしょう。
縦置きV型2気筒で、しかも吸排気の方向、つまりバルブの取り付け位置などにひねりが入っています。
外観的には、いかにもアグレッシブで、「おいら、エンジンでぃ!」て主張しまくり。
縦置きV型エンジンで有名なのは、かのモトグッチですが、たしか、「ひねり」は入っていないはず。
空冷という意味で、より魅力を感じるのはモトグッチですが、
「変わり種度」で言えば、GLは相当なものです。
しかも、ただ変わっているだけじゃなくて、ホンダエンジンならではの、高回転まで回る高性能と信頼性が備わります。
このエンジンに興味が行くのは、エンジンそのものの魅力もさることながら、実は他の理由があります。
それは、3ホイラーへの搭載です。
ホントなら空冷のモトグッチのエンジンがベストですが、
空冷ならではの冷却の自由度の高さは、エンジンレイアウトなどの自由度にも繋がることでしょう。
500ccの排気量から行って、Scorpionよりも2回りくらい小型のモダンな3ホイラー用にベストじゃないでしょうか。
エンジンは、JZRのようにフロントに積んで、ひねったヘッドを少し見せる感じで。
なんて夢を見ます。(笑)
投稿者 aw@bitlog : 2010年10月19日 09:38
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bit-motors.com/~artworks/mt/mt-tb.cgi/2380