可能であれば、台風最中の週末に、BAJA blueのブレーキフルード交換、できればオーバーホールなんぞ計画しています。
告白しますと、今までの人生の中で、ブレーキフルードの交換なんてやった試し無し。(汗)
なので、ちょいと予習です。
昔、フラッシャー付きの派手な自転車が流行っていた小学生の頃、
ひねた小学生だった私は、「そういう見かけの格好良さよりも機能優先」とばかり、
ナショナルの、「前後オイルディスクブレーキ」が目玉の自転車を選んで悦に入ってました。
なので、ディスクブレーキは、ずっと「オイルを使っている」と思い込んでいたものです。
今となっては、そのブレーキが、ホントにオイルを使っていたかどうかを知る術はないですが、
どうやら、実際にオイル系のブレーキフルードはあるみたいですね。
Wikiによると、フルードの種類は、以下の3つ。
・グリコール系
・シリコーン系
・鉱物油系
現在は、殆どがグリコール系だそうですが、ハーレーなどは、シリコーン系を使っていた時期があるようです。
フルードの規格は、「DOT4」などと呼ばれますが、これはアメリカ連邦自動車安全基準の規格だとか。
融点と沸点の違いで分けられるそうです。
フルードに求められる機能は、出来るだけスムーズに「「パスカルの法則」を実現することにあります。
そのためには、水のようにスムーズに流れて、オイルのように熱による体積の変化がなく、凍りもせず沸騰もしない、というものになります。
で、その性能を得るために、吸湿性と、グリコールの塗装を侵す性質などがあるそうです。
なので、水分が混じってはいけないし、車体にもかけないように気をつけねばなりません。
フルードの交換で最も大事なのは、空気を混入させないことです。
いったん混入すると、それを排出するのに手間がかかってしまいます。
この点が、フルード交換のポイントになります。
【押し出し法】
ネットで、いくつかの交換例を調べた限り、大きく分けてやり方は二つあって、そのうちの一つがこれ。
ブレーキレバーを握り、内圧をかけてたところで、排出用のブリーダーボルトを緩めて内圧で押し出された分のフルードを押し出します。
ブリーダーボルトを締めてブレーキレバーを離すと、排出されたフルードの分がタンクから補充され、結果、古い排出されることになります。
このまま、ブリーザータンク内のブリーダーが無くなるほどに繰り返してしまうと、そこで空気が入るので、空になる前に新しいフルードを継ぎ足します。これを繰り返すと、ほど交換できるという仕組みでしょう。
クルマの場合は、お手伝いをする人が必要になります。
【吸い出し法】
こちらは、文字通り吸い出します。
仕組みは簡単で、据え置き型シャンプーのポンプの逆に理屈ですね。
ボトルに2本のチューブを差して気密性を確保出来れば、使えるでしょう。
いっそ、大きめの注射器でもあれば、それで吸い出しても良いのかもしれないです。
交換という意味では、吸い出す方が確実そうです。
予習はこんなところ。
ナフコ灘店で、揃えたのが写真のブツ。
・ホンダ ブレーキフルードDOT4 0.5L 895円
・クラハ エアーホース(観賞魚用)3m 198円
・ネピア キッチンタオル
・耐油手袋
意外だったのは、ブレーキフルードの価格。
通販サイトよりも安いです。
ナフコは、クルマ関係の消耗品が、何気に安いです。
同じ商品が、クルマ関係のショップで倍の値段で売っていたりします。
流通の違い?
なので、捜し物があると、まずナフコに行くようにしています。
ナフコには、あまり一般的でないものまで置いています。
それがこれ。