« 夢の温故知新 | メイン | スペアマシンをポチッとな。 »
2010年08月18日
プラグに関する深いい話
弟に預けていたBAJAのプラグ交換をしました。
前回の交換から1万キロくらいは走っているでしょうか。
やらなきゃと思いながら、ずるずると先延ばしにしていました。
その理由がこれ。
ホンダお得意のRFVC((Radial Four Valve Combustion Chamber/放射状4バルブ燃焼室)エンジンは、ヘッド部分の嵩があって、相対的に、プラグは深い位置にあり、交換作業がやりにくいことで有名です。
精一杯プラグを写そうと頑張っても、漸くこの程度。
プラグの位置は深い上に、狭いので、普通のプラグソケットではダメで、薄型のものでないと入りません。
ネットで調べると、KTCの「B25P-18H」ってーのが使えるらしいってことで、アストロプロダクツの通販で購入。
商品自体664円と、かなりの割引で販売しているものの、送料が1050円と、商品の価格を上回り、結果としてリアル店舗で買ったのと変わらないのはなんだかなぁ・・・。
このプラグソケットは、無事ヘッドのスペースに収まりますが、それでも深すぎるヘッドに隠れてしまいます。
コイツをリンケージでレンチに繋ぎ、漸く緩めることができました。
取り出したプラグです。(NGK DP8EA)
この錆かたに、長く交換されなかったことがわかりますが、意外なほどきれいに焼けていてびっくり。
交換プラグは、DENSOのイリジウムプラグ、IX24です。
これ、よく調べてみると、このMD22用は、IXG24でした。
間違って注文したかな・・・(汗)。
ついでなので、そのまま取り付けました。
IXG24は、速攻注文しました。
このRFVCエンジンは、低速から強力なトルクが出るエンジンとして有名ですが、
排ガス対策が難しいようで、このエンジンベースの時期オフローダーが登場していません。
それにしても、久しぶりに乗るBAJAは、ひらり感の強いトリと較べると、抜群の安定感です。
車体は、トリよりも2回り大きく、シート高もありますが、その割に軽いのが独特です。
トルクの出方がフラットなせいか、最初にガツンとくるものの、その後の加速感はトリよりもずっと穏やかです。
トリは、60km/hになると、「おお、加速したぁ」って気持になりますが、
BAJAは、気が付いたら60km/hをずっと上回っているという印象です。
この真反対の性格というのが面白いです。
走行距離、25201km。
意外にも、走りっぷりはフツーに元気です。
「わしゃ、まだまだ走れるワイ」いたいな?(笑)
高速走行は辛くなっているみたいだけど、
壊れる発電機は交換済みだし、足回りも一通りリフレッシュ済みなので、
エンジンの基本部品が壊れるまでは、保つことでしょう。
投稿者 aw@bitlog : 2010年08月18日 13:03
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bit-motors.com/~artworks/mt/mt-tb.cgi/2283
コメント
大阪南部 xg250銀 ハクチョウです
車体中心タイプには
プラグレンチ 車載工具を 基本使用しています
特に4気筒車両
XG250は ホンダCB550Fの車載工具つかっています。
2サイクル Bプラグはメガネレンチ使用していました
RMX250S
投稿者 白鳥 : 2010年08月18日 22:57
残念ながら、BAJAは、中古購入のもので、純正車載が揃ってませんでした。
KTCのは、マグネット付きで、具合がよいです。
車載工具って、もう少し品質を良くして欲しい気がします。
投稿者 aw : 2010年08月18日 23:07
同じKTCの使ってます。
コーケンのローレット付エクステンション75mmを
合わせて使うと手回しが楽になりますね。
3気筒車輌も深い位置にプラグが鎮座してますので
スレッドコンパウンドとこの工具セットは重宝してます。
*CB250RSに乗っていたのでRFVCは憧れでした。
投稿者 箱 : 2010年08月19日 11:56
ローレットがほしいなと思ってました。(笑)
そう言うのがあるんですね。
スレッドコンパウンドは、買おうと思いつつ、
ついでにと思いながら忘れています。
CB250RS、通好みの良いバイクでしたね。
そうかぁ、あれはRFVCじゃなかったんですね。
投稿者 aw : 2010年08月19日 15:27