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コースは、こんな感じ。

より大きな地図で 瀞川氷ノ山林道ツーリング を表示

行きは、鳥取との県境にも近い瀞川氷ノ山林道を経由して、香住町で出て、
出来るだけ海岸ルートを辿りながら、鳥取に入り、海のものを食して、どっかの温泉に入ってこようという、
いつもの欲張り計画です。

【r53>R429>R29】
実家からは、R29で北上することも出来ましたが、出来るだけ信号が少ない山側を選択。
播磨徳久からr53で北上して、R429でR29へ向かいました。
希望としては、r52からr72で北上してR29に抜けたいところですが、このルートが繋がっている情報を持っていないので、断念です。
r53といい、R429といい、この辺りの道路は、交通量は極めて少ないし、
あったとしても流れは良いし、イエローラインも少ないしと、ペースは上がりっぱなし。
東京にいたときには、まず味わえない環境です。
それは、R29に入ってもかわりません。
調子にのって、音水湖を過ぎ、戸倉のあたりまで来たとき、
nuviでカテゴリー検索で見つけていたガソリンスタンドが見あたらないことに気が付きました。
ひょっとして、廃業？
それともスキーシーズンのみ?
検索画面を見ると、「みやなか元祖そうめ・・・」と「ドライブインみやな・・・」とあります。
しかも、「みやなか元祖そうめ・・・」がダブって２件。
ガソリンスタンドじゃ無いじゃん！
仕方がないので、他の付近のスタンドをあたるも、どこも軽く10km以上離れてる。
このまま林道に突入するにはあまりに心許なかったので、養父方面のスタンドを目指して、r48を走りました。
以前、トリで野土香に行った時も走りました。
この道もなかなか楽しいですが、ガソリン補給の為だけに往復20kmは釈然としません。
R29から瀞川氷ノ山林道に入る時は、ガソリンの量に気をつけましょう。

【瀞川氷ノ山林道】
「関西有数の林道」と表されるこの林道は、戸倉の北から、氷ノ山、鉢伏山、瀞川山などの、冬期であればスキーリゾートが盛んな山中を繋がる感じで南北に走っています。
R29から入ると、すぐに未舗装路が始まり、路面もやや荒れ気味です。
とはいえ、路面は締まっているし、やや登りが続くので、トリッカーでも比較的走りやすいです。
ただし、荷物の積み方がずさんだったり、慣性重量の重そうなエブリオが気になって、ペースは上がらず。
やはり、オフの車載は、専用カメラが必要そうです。
路面を見ると、元気に走っていったであろう数台のオフ車のタイヤ痕が見えます。
途中、箸休め的に舗装路があります。
こういうのは、ちょいと休憩になるので助かります。
砂利道もあります。私は、これが苦手。
特に、GP210ではいきなり滑りそうで怖いです。
下りでは、ほぼアイドルまで回転が落として、怖々です。
ハチ北高原を過ぎるとストレートが増えてきます。
有名はストレートは飛ばせますが、油断すると砂利の轍にハンドルを取られそうです。
BAJAだと何も考えずにブハーっと走っちゃいますけど、
トリは、速度が上がると緊張しますね。

（２）大段ヶ平（9：16 a.m.）
まだ朝雲が残っていて、強い日差しはないです。

（3）ハチ北高原スキー場（9：39 a.m.)

この林道は、やや荒れから、フラット、砂利まで、
峠越えから林の中、クネクネからストレートまで、
路面や景観はとてもバリエーションに富んでいて飽きることはないでしょう。

（５）香美町の県道４号線を走っていて、左手の山腹に巨大な建物が目に入りました。
高野山真言宗の寺院、長楽寺だそうで。
通称、「但馬大仏」と呼ばれる巨大な大仏が安置されているそうな。
大仏マニアではないですが、機会があれば行ってみたいです。
それにしても、宗教というのは昔から巨大好きですね。
世俗に塗れた私などは、かかった費用が気になります。

（６）香住で日本海を臨んだ後、R178を西進していると、この看板が目に入りました。
リサーチに抜けてましたが、鉄橋の架け替え工事中の「余部鉄橋」でした。
すでに、鉄橋は解体工事に入っていています。
この鉄橋は、下から眺めると、銀河鉄道999の１シーンを見る思いですが、
一度この鉄橋を走る列車の風景を見てみたかったものです。

ランチは、浜坂港の水産会社経営の食堂で取る予定でしたが、お祭りの関係でお休み。
仕方なく、隣の食堂に行きました。
でも、これが失敗。長く待って漸く口に出来た海鮮料理は、ちょっと残念な感じ。
リサーチ不足を反省です。

（８）の辺りを走っていて、小さな漁港が目に留まりました。
このあたりの海はすごくきれいで、海底が透けて見えます。

そんな透明な水に惹かれて寄り道。
岸壁にバイクを停めて休憩です。

澄み切った海底の岩場に目をやると、黒い丸が点在しています。
これは紛う事なき「ウニ」じゃありませんか！
そう思うと、おもわず唾液腺直撃しましたが、
飛び込んで採るわけにも行かないし、
ウニ泥棒になりたくなしなぁ。
このあたりの食堂でウニ丼頼んだら、ものすごいてんこ盛りのウニ丼がでるんじゃなかろうか。
チクショー、次は絶対に料理自慢の民宿に泊まってやるー。

（10）セレクトしていた温泉のひとつ、岩美町の「岩井ゆかむり温泉共同浴場」に行きました。
ここは、共同温泉らしく、今時300円で入れます。
源泉掛け流しだそうですが、特徴がなくて露天もないのでイベント感は薄いですが、
こざっぱりしていて気軽に入れる感じは良いし、休憩の畳の間があるのも良心的です。
海で遊んでここで疲れを取る人もいるようです。
駐輪場に屋根があるのもいいですね。
ただし、施設自体広くないので、団体で大挙していくにははばかられそう。

【アトリエ小学校】

本物の小学校の校舎です。

廊下は懐かし感じ。

廊下の至る所に、似顔絵や風景の絵はがきが展示されてあります。

ここが、「喫茶室」。
昔は、図書室として使われていたんだとか。

テーブルは、当時のものをそのまま利用か?
こんな椅子に座ると、宿題をやらないままに登校したときのドキドキ感が蘇ってきます。
コーヒーの味は、ノーコメントで。
まぁ、雰囲気を味わいましょう。

映画だと、ここで主人公の男のことと女の子がぶつかって物語が始まるんですよね。

この後、板井原村に向かう県道40号線を通りました。
それまで、気温が上昇してかなり暑かったのに、この辺りの渓谷はさすがに涼しく、快適です。
美しい渓流が続いているこのあたりは、徒歩や自転車でゆっくりまわると良いでしょう。

今回は、330kmほどでしょうか。
海に山に、林道にワインディングに、なかなかバランスの良いルートでした。
唯一残念だったのはランチ。
これは、いつかリベンジしたいです。
トリッカーは、相変わらず、調子がいいです。
以前よりも、中速のトルクが増した感じもしてコーナーリングが楽しいです。
オイル交換、プラグ交換、湿度気圧なども影響しているのかも。
燃費は、林道やワインディングを走って25km/l、
流すだけなら30km/lオーバーと言ったあたり。