梅雨の合間の妄想
梅雨時期は、2号は、実家のガレージで謹慎中です。
別に、悪いことをしたわけじゃないですが、
梅雨時期の週末に乗れることは少ないし、
平日のお買い物は、やっぱり1号の方が都合がいいからって事で。
でも、それじゃあ、横Gを感じることもなく、ストレスがたまるので、
妄想して発散するのは、仕方がないことです。
妄想のテーマは、
「如何に2号を飛ばさなくても楽しいクルマにするか」
ロードスターは、3代目のNCになって、随分と安定と乗りやすさを得ましたが、刺激はかなり減ったと言われます。
その理由としては、
・大きく重くなったこと。
・リヤサスペンションの安定性が増したこと。
・ボディー剛性が増したこと。
などが上げられています。
安全に快適に飛ばせるようになったってことで、高速の走行性能は随分と上がったようですが、
低速域での刺激が足りないと感じるのは、私だけではないようです。
【低速域での刺激】
じゃぁどうすれば「低速域での刺激」が出るか?ってーのを、明らかに足りない知識と経験で考えました。
私が考える「低速域刺激要素」は、2つ。
・ステアリングインフォメーションの向上
・低速域でのピックアップの向上
乗り始めから感じていたことですが、
NCのステアリングのフィールは、重い割に曖昧さを感じます。
なんとなく「ゴム」を挟んでいるみたいな。
ある程度スピードが乗っている時はさほど感じないですが、
速度が低い時、ステアリングの重さしか感じない時があります。
これをなんとか出来れば、ゆっくり走っても、ステアリングを握る手のひらに路面を感じて「うほほぉ〜」って具合にいくんじゃないでしょうか。
以前試乗したBMWの1シリーズもNCと同様に手応えのあるステアフィールでしたが、あちらはガッチリとしたステアリングシャフトを通じて、路面の凸凹を感じ取れたことに感動した記憶があります。
あの「路面直結」みたいなフィールを2号で実現できたら、きっと口角が上がると思います。
「低速域でのピックアップの向上」は、簡単に言ってしますと、「オフロードバイクのようなピックアップの良さ」です。
アイドリングからちょいとアクセルを捻ると、エンジンのピストンの上下運動が、そのまま車速に繋がる感じ、とでもいうか。
1号のHR-Vは、2号よりも重く、馬力も105馬力と相当に低いですが、2000回転以下でアクセルを開けると、クイクイと車体が前にでます。
こちらも、軽いホイールとタイヤに変えているせいもあるでしょうけど、
2000回転以下でシフトアップを繰り返しても、おおきなストレスがないというか、
逆に、エンジンの回転を上げずに軽やかに車速がのるので、ストレスがないです。
むしろ、その軽〜いフィールが心地よくすらあります。
この感覚が、2号は薄いです。
なので、この回転域を使っていると、軽にも置いて行かれます。
もちろん、少し回転を上げれば、まったく問題ないですが、
それも、ちょっと大人げないし・・・。
アメ車の様な、どこからでも爆発的トルクが欲しいって訳じゃないですが、
アクセルにビビッとに反応する感覚があれば、渋滞の中のダラダラ運転でも、ニマニマすると思うんですけどね。
【じゃぁどうする?】
「ステアリングインフォメーションの向上」は、どうすればいでしょう?
ネット検索で調べた限りでは、タイヤから始まって、ホイール、サスペンション、サスペンションの支持部やボディーの補強や剛性アップが上がります。
かなり大事です。
ホイールを17から16に換えて、ある意味タイヤの剛性を落としているので、希望とは逆のことをしています。
自分的には、もっともステアリングに近い部分の剛性アップとフリクションの低減を行えれば理想です。
ステアリングシャフトやギアーの剛性アップとフリクションの低減と、パワーステアリングの改善が出来れば、ステアリングインフォメーションは良くなるのではないでしょうか。
でも、この辺りは、DIYの範疇ではなかなか敷居が高そうです。
「低速域でのピックアップの向上」は、インチダウンをして、軽いタイヤとホイールに変わったことで、幾分改善しています。それでも、1号よりだいぶ劣る感じです。
大きな理由は、やはり低速トルク、特にアイドリングからすぐのトルクが薄いことにあると思われます。
私的には、高速域を犠牲にしても、この極低速域のトルクをアップして欲しいです。
これは、ステアリングフィールの向上よりもずっと弄れる可能性が高いでしょう。
もっとも簡単なのは、ECU(Engine Control Unit)と呼ばれるエンジンを制御するプログラム装置を弄ることでしょうか。
なんでも、NCの初期型で、ディーラーにてECUのアップデートを行ってもらえるとか。
2回目の車検を受けるためのディーラーを探す必要もあるので、週末にどこかでECUアップデートをしてもらおうと思います。