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2010年05月23日

野土香リベンジ

島根ツアーでは、早く着きすぎて営業時間前だった、智頭町は板井原村の「野土香」。
日曜日のロードスターオフミが雨天中止になったので、
お天気がまずまずな土曜日に、実家からちょこっと2号を飛ばしました。
今度は、お昼過ぎでしたから、ばっちり営業中です。

玄関を入った土間から玄関を見たところ。
土間というのは、いいですね。
昔は、実家も、土間があって、台所まで土間が繋がっていました。
なんでかってーと、おくどさんで火をおこしていたからと、
地下足袋を履いたまま、出入り出来るようにです。
土間は、夏の暑い日でも、ひんやりと過ごしやすい場所でした。

土間で靴を脱いで、上がったところ。
いわゆる「茶の間」?
なんだか、本当におばーちゃんちに来たみたい。
ここに、囲炉裏を囲んだ席と、座卓の席があって、窓気はは椅子席になっています。

窓際の椅子席からは、外を流れる小川を望めます。

椅子席から、茶の間側をみたところ。
昔の家と同じように、最低限の明かりしかありません。

こんな塩梅。

ケーキセットの紅茶のシフォンケーキ。
少し手応えのあるシフォンケーキで、実に、深みがあって美味しいです。
ここの雰囲気とマッチしていますね。

窓のすぐ脇の木立には、野鳥の餌場が設えてありましたが、
いい具合に、野鳥がやってきて、餌をついばんでいました。
窓からは、1mほどですから、随分慣れている感じですね。
小川のせせらぎに交じって、お天気の崩れをよろこぶ、カエルの声が聞こえています。
なんというか、まさに絵に描いたような長閑さ。
時間が、ゆーーーーーっくり流れて、
本当にに、昭和30年代にタイプトリップした気分です。
流行の、「昭和の演出」がないのも良いです。
友達同士で行くのもいいですけど、
この時代のことを知っているお年寄りと一緒に行くと、大変に懐かしがられるんじゃないでしょうか。
道路が険しくて、なかなかアクセスしにくい所だけど、
それ故に、日常から切り離される感じが強いです。

【板井原村徒歩ムービー】(以前のやつ)

カフェでまったりした後は、前回通らなかった北側のルートにアタックしました。

ずーっとこんな道なので、夜間の走行はやめた方が良いでしょう。
土曜日の昼間にもかかわらず、すれ違ったクルマは、1台。
それほど、人気が無いです。

こんな渓流が続いて、野趣たっぷり。
小さな小石が流れの力で石を削った、って話を聞いたことあります。
「鬼が体を洗った」って解説がありました。

人里に近づくと、こんな立派な家を見つけました。
板井原村にあったのと同じですね。
養蚕の通気口らしいです。

「他所もんかんぁ?」

板井原村の奥へさらに道があるようなので、
今度は、トリで来ようかと思います。

投稿者 aw@bitlog : 2010年05月23日 13:29

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コメント

2枚目のような雰囲気、もうたまりません。
おまけに、まったりと時間が流れているようだし。
秋になったら、紅葉ドライブがてら、ぜひとも案内してください。

投稿者 Nylaicanai : 2010年05月23日 17:31

「作られすぎない感じ」がいいなあと思ったら、
こんなアーティストさんが絡んでいたようです。

http://www.nohara-29.com/

よろこんで、案内しますよ。
ここは、しばらく散策する余裕を持って来たいですね。

投稿者 aw : 2010年05月23日 17:50

>日常から切り離される感じ
それが良いんですよねぇ♪タイムスリップした時の狭間に身を置くのは心地よいですね。
いやぁ、行きたいところがまた一つ増えてしまいました。(^_^ゞ

投稿者 路渡カッパ : 2010年05月23日 17:53

私も、カッパさんほどあちこち巡っているわけではないですが、
ここは、「最もアクセスの悪いカフェ」のひとつじゃないかと思います。
それゆえに、行き来が不便だった頃の山村の雰囲気が残っていますね。
是非行ってみてください。

投稿者 aw : 2010年05月23日 18:08

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