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2010年04月09日
1号の凹んだ思い出
ちょいと書きましたが、
このブログを始めるずっと前、
一度「裁判」ってものを体験しています。
それは、カッパ1号ことHR-Vで帰省中に起こった事故が発端でした。
たしか、2002年の夏だったか。
寝込む事が多くなった祖母の癒しのために、レンタル犬のトイプードルを助手席のかごに入れて、名古屋のあたりの東名を走っていました。
このトイプードルのスズちゃんが、どうも車酔いをしたようで、ぐったりとなっていたので、もう何度もサービスエリアで休憩をとり、揺れを少なくする為に90km/hほどで巡航していました。
クルマは、渋滞はしないまでも追い越し車線も埋まってしまうくらいには込んでいました。
私は、込み合う追い越し車線を避けて、少しでも空いている走行車線を走っていましたが、その時、軽いショックとともに、辺りの風景が流れ始めました。
「あ、スピン・・・」
何となく気が付いたものの、どうしようもありません。
ハンドルを切るとか、ブレーキを踏むとか、
そんなの一切思いつかない。
もう、呆然とハンドルを握ってるだけです。
どうやら右に回転してるみたいと思っていると、
どうも左後部がどこかにヒットしたみたい。
次は、真横向いたと思ったら、運転席側の窓にトラックの顔が迫ってました。
気ががついたら、中央分離帯にぶつかる寸前で停止。
どうやら、最後はブレーキを踏んでいたみたい。
「なんだぁ〜、どうしたぁ〜」
さっぱり訳が分かりません。
助手席をみると、ブルブル震えているスズちゃんと目が合いました。
「な、なんっすかー、いまのは?」
目がそう訴えてました。
とりあえず、ケージの中に入れて、落ち着かせましたけど、
正直私の膝も若干笑ってました。
だって、出ようとしたら、トラックの顔がくっ付いててドアが開かない状態でしたから。
トラックがバックしたので外に出ると、私よりも少し若そうなドライバーが降りてきました。
「テメー何やってんダァ〜!」
いきなり、そうのたまいます。
そこで、どうやらこのトラックに当てられた事を認識しました。
しかも、直前の記憶をたどれば、私は、ただ走行車線を走っていただけ。
しかも、時速90kmの安全速度でです。
実際の原因はわかりませんが、私のタイヤがバーストした訳でもないし、
自分が責められる理由がわかりません。
「多摩ナンバー」だったので軽く見られたのでしょうか。
どうやら、相手のあんちゃんは、大人しそうに見える私に、プレッシャーをかけて来ているようにも見えましたので、
「●●$\●●●+&●●●●●##●?>●!」と、河内弁よりも汚いと言われる播州弁で応戦しました。(笑)
まぁ、ののしり合っても仕方が無いので、ともかく、携帯で警察呼びました。
さすが、高速だけに到着も早いです。
クルマ自走出来たので、パトカーの先導で近くの小さなパーキングエリアに移動しました。
で、詳しい検分がはじまりました。
我が1号は、右フェンダーから右側面すべてとリアパネルに至までへこみだらけ。
右前輪は、半分くらい見えるほどで、運転席側ドアもきちんとしまらないくらいに凹んでいます。
サイドインパクトバーの形が良くわかるくらい。
当然ミラーは吹っ飛んで、窓ガラスも割れています。
その点、大型トラックってさすがに丈夫なものですね。
分厚いメッキのバンパーなんて、当たった箇所がわからないくらい。
それでも、入念な検分の結果、トラックのバンパーの左端が、1号の右後端にヒットした痕が見つかりました。
警官も納得しています。
私の推測では、追い越し車線を走っていたトラックが、前が詰まって来たので走行車線に入るべく車線を変更したところ、走行車線を走ってた1号を見落として、ヒットさせたのでしょう。
私のクルマは、お尻を左に振る感じでスピンして、左後端を左側ガードレールに接触し、反動でトラックの前に出て押されたという案配でしょう。
このような説明を警官から受けたあんちゃんは、ようやく自分の非を認めました。
幸い、体にけがは無かったのと、早くワンコを実家に届けたい、ってーのがあったので、
私は、そこからなんとか凹んだ1号で自走して帰ることにしました。
本来なら、ミラーがもげて、ガラスが割れているクルマは、即レッカーですが、
ここで時間を取られたくなかったてーのがあります。
でも、この判断は、後から考えると得策ではなかったようです。
つづく。
投稿者 aw@bitlog : 2010年04月09日 15:28
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コメント
な、なんすか?この終わり方は・・・超気になるなぁ
そんな大事故があったなんて・・・
次が気になる、テレビよりも気になる
でも裁判は心身ともに、もちろん経済的にも傷つくよね
(わたしも裁判経験者ですよ、でも男女関係なんぞではないですから、念のため)
投稿者 しんさん : 2010年04月09日 22:50
えらい事故でしたね、高速での事故でその程度で済んだのは
不幸中の幸い?それにしても恐いですな、その状況は!
それで?高速嫌いになられたのでは無いでしょうね・・
投稿者 路渡カッパ : 2010年04月09日 23:47
>しんさん
裁判経験者だと、わかりますよね、あのしんどさ。
でも、「ああ、こんなもんなんだ」ってーのもわかりますね。
男女関係ではないってことは・・・(はっ、男男関係!)
>路渡カッパさん
高速は、一方通行なんで、相対的な速度さが小さいいせいか、先頭のクルマのダメージはそうでもないですね。
怖いのは、停車したところに突っ込まれることですね。
私は、トラックの前に出たので、万一後続車に突っ込まれたとしても、大型トラックが楯になる状況でした。
それでも、正直、しばらくは、でかいトラックの横を通るときは、若干脈が上がりましたね。(笑)
高速嫌いは、クローズドのコースをまっすぐ飛ばすのが嫌いなだけです。(笑)
投稿者 aw : 2010年04月10日 04:38