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兵庫県は、加古郡稲美町の辺りのため池です。
先日、実家からの帰り、
腰の具合も最悪だったので、負担の少ない２号線バイパスを走っていましたが、
いつものようにそのまま第二神明に入るのも飽きていたので、
加古川東あたりで、下道に降りました。

瀬戸内海式気候というのは、ご存知のように、温暖で雨が少ない気候です。
台風や降雪などの被害は少ないものの、問題は雨が少ない事、ってーのも教科書にあったとおり。
なので、兵庫県南部のこの地域には、灌漑用の「ため池」が多数散在します。
近くに川があるのにもかかわらず、ため池が必要なのは、なぜ？って疑問も湧きますが、
それは、このあたりが「台地」であって、水源の確保が難しいからだそうです。
特に、加古郡稲美町のあたりには、ため池が密集しています。
この「台地」と「ため池」は、ドライブするのになかなか素敵な要件です。
台地は、適度なアップダウンと緩いコーナーを生み、
ため池は、景観のスパイスになります。
信号も少なめなので、マッタリながらもストレスの無い走りをしながら、
瀬戸内の風景を楽しめます。
また、そのため池は、多様な生物の宝庫にもなっているそうで、
これから暖かくなる季節、水生生物の観察やフィッシング、カヌーなどの水遊びも良いかと思います。

【稲美町　いなみ野ため池ミュージアム】