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2009年08月17日

2009帰省ツーリング(復路)

復路は、もはや定番のR372です。
以前は、姫路を経由して、やや混み混みのエリアを走っていましたが、
中国縦貫道沿いの快速ルートを見つけてからは、社町辺りから入ることにしています。
渋滞必死の京都をパスするルート(夏場のみ)も確保したので、徐々に渋滞フリーの下道帰省ルートも完成に近いです。まぁ、もうすぐ帰省ルートではなくなりますが。
帰省ルートのお気に入りポイントはこちら

R372は、相変わらず旅情溢れる良い道です。
誰が言ったか、「瀬戸内R66」。(私が言った)
交通量は程々なれど、流れもいいし、点線センターも多いので、ストレスなし。
なにより、刻々と変わる沿道の穏やかな瀬戸内の風景と、同じく変化のある道の風情を味わえるのは、実に旅情を誘います。
まぁ、取り立てて由緒ある景色を愉しめる訳ではないですが、
全線に渡って、土地土地の気配を感じ取れるとでもいうのでしょうか。
瀬戸内の特徴として、山が低く穏やかで、なだらかなアップダウンと緩めのコーナーが続くので、運転の技量にかかわらず走りやすい道であることは間違いないです。
何より、風景にバリエーションがあって、刻々と変わって行くのがいいです。
これ以上、道がまっすぐにならないことを祈ります。
姫路、京都間を旅するなら、ここを走らないのは手はないです。
そうそう、扉の写真を撮った直後に、路肩に横たわるイノシシを見かけました。
自然近い箇所なので、夜間走行は注意したほうが良いです。

R732の次は、「如何に京都をパスするか」がテーマです。
京都・滋賀は、地形的もボトルネックで、渋滞必死のポイントです。
京都以南のルートを通るのは回り道になるので、北部のルートを探ることになります。
数は少ないながらも、2,3のルートがありますが、どれもいわゆる「峠越え」の狭小路必死です。
これを総称して「京都北部ルート」としました。
R372から琵琶湖北部へ抜けるルートです。
園部のあたりは、のんびり田舎道をゆったりドライブ。
京都市北部になるにつれ、農村から山村へと風景が変わり、車線もなくなり、道路も林道に近いイメージになります。
対向車への注意が不可欠になりますが、山村の原風景に出会える貴重なエリアです。
特に、京都花背山村の辺りの風景は、きれいな小川で、子供たちが魚獲りをしていたりして、
涙が出そうなくらいに素朴で懐かしい風景が続きます。
途中の道路は、大型車ではしんどいし、小型車やバイカーの運転好きにしかお勧め出来ないけど、一度行くと忘れられない風景に出会えます。
途中、京都から福井に通じるR367通称「鯖街道」を通ります。
この沿道にある鯖寿司の名店「栃生梅竹」で鯖寿司を買い、
となりのイタリア・ジビエ料理の「パラディゾ」でランチを頂きました。
鯖寿司は、前に買ったものが美味しかったので寄りましたが、ランチは、たまたま隣だったので。
期待していなかったものの、1500円のランチメニューは、非常にしっかりしたものでした。
鯖街道を通ることがあれば、この2店は覚えておいて損はないでしょう。

身の暑い鯖をその場で、鮨飯に載せて作ってくれます。
時間が経つと味が落ちるので、出来るだけやはく食べることを勧められます。

丁寧な前菜とスープ、パスタ、飲み物のランチセットは、けっこうお得。
ワインが欲しくなります。
トイレがやや使いづらいのが改善されればモアベター。

琵琶湖北部から岐阜市方面に抜けるルートは、R303。
最近、トンネルや道路の改良が進んで、かつての狭小路を通ることもなく、快適すぎるくらいになりました。
走りやすくなったけど、「旨味」はやや減か。
とは言え、込み合う米原大垣をパスして、かつ交通量少なめの快走路に磨きがかかったことは確かです。
これだけ走りやすくなったことは、まだ周知されていないんでしょうね。

この後、ホントは北上して郡上に入り、踊りを堪能したかったんだけど、
宿が取れなかったり、何より、ここのところのハードワークが祟って、腰の具合が良くないため断念。
そのまま東京に帰ることにしました。
で、次に目指したのが、R19へのショートカット。
まぁ、ショートカットと言っても、普通は多治見あたりで素直にR19に乗れば問題ないわけですが、そんなんじゃ退屈の極みです。発見もありません。
選んだのは、下呂温泉へ続くR41からR19へ繋げるコース。
郡上からの場合は、R256でしたが、それはやや遠回りだし、すでに数回走っているので新鮮味がない。
そんなわけで選んだのは、R70です。
この道の、山間の村々の間を走る風景は、味があります。
峠越えは、大型車やワンボックスでは苦痛でしょうけど、小型車、特にバイクには悦楽。
山の斜面にへばりついて営まれる、豊かな日本の風景に出会えるエリアです。
下呂から真東に進むルートなどあれば、ずいぶんと有益なんですけどね。
林道はありそうなんで、バイクでチャレンジしてみたいものです。

こんな感じで、今回もなかなか愉しめました。
特に林道、あるいは林道的な狭小路では、HR-V良さが発揮されました。
そういった道は、荒れていることも多いですが、
地上高が高くて、アプローチアングルが大きいので、余計な心配をすることもなかったです。
道路では、京都北部と御岳山周辺は、要調査ですね。
ともに、かなり濃密なエリアの予感です。

投稿者 aw@bitlog : 2009年08月17日 20:56

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コメント

帰りは宿泊なしなんですね。
トータルで何時間でした?

ところで、瀬戸内R66。
なぜにこんな山中の道が瀬戸内?

投稿者 Nylaicanai : 2009年08月18日 09:43

朝7時に出て、夜11時半頃到着したと思います。
「瀬戸内」というのは、海岸線の地方限定というわけではないですよ。
広義には、瀬戸内海式気候の地方を表したりするようですよ。
まぁ、そもそもそんなに深く考えちゃいませんよ。(笑)
穏やかな景色と地形、ため池など、瀬戸内の特徴をオーバーラップして、さらに語呂がいいのでそう読んでいます。
納得いただけたしょうか?(笑)

投稿者 aw : 2009年08月18日 12:53

>まぁ、そもそもそんなに深く考えちゃいませんよ

あぁ、いつものね。

くそぉ、オチが付かない…… (>_

投稿者 Nylaicanai : 2009年08月18日 17:42

あまり、難しく考えないほうがいいっすよ。(笑)

投稿者 aw : 2009年08月18日 19:56

良いルートですね、郡上までは私も一度は走ったことがあるかな。
特に花背、佐々里あたりは、昔よく林道ツーリングに行きました。
以前はダートの宝庫だったのですが・・・
鯖寿司のお店は朽木の葛川沿いにあるのかな、そこのちょっと京都寄りに
私がよく行くカフェがあったりします。(^_^ゞ

投稿者 路渡カッパ : 2009年08月19日 00:10

京都北部は、道幅こそ狭いものの、
繊細で趣のあるいい景色に出会えますね。
やっぱり、福井と京都の行き来があったせいで、
どこか垢抜けた感じを受けるのは気のせいでしょうか。

投稿者 aw : 2009年08月19日 05:51

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