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2009年04月05日
濃い味、益子焼もの巡りツーリング
某N氏の買い出しツーリングについて、益子まで行ってきました。
ルートは、こんな感じ。
待ち合わせ場所の、常磐自動車道谷田部PAに着くと、すでにN氏のカッパ号が停まっています。
中の食堂を覗くと、N氏と奥様が、うどんをがっついてました。
まさに「腹ごしらえ」の風情に、一瞬、声を掛けるのをためらわれたほど。
今日の買い出しは、気合いがはいってそうです。
桜土浦IC(A)に下に降りた後は、筑波学園東通を北上。
これでも「筑波を走った」って事になるんでしょうか?(笑)
道が広くて真っすぐです。
下調べによると、取り締まりもあるので注意とありましたが、
地元の車は高速並に、ガンガン飛ばします。
さすが「筑波」(汗)。
流れはかなり良くて、1時間ほどで最初の目的地に到着。
といっても、この日の計画はすべてN氏にお任せです。
そこは、益子の中心地から少しはずれたところにある「もえぎ」という、
ギャラリー、ショップなどの複合施設。(B)(トビラの写真)
木立に囲まれた中にある、黒っぽい建物は、まさに「ギャラリー」。
本物のの土や木をセンス良く使った感じで、
置いてある作品や商品も、庶民的な益子焼とは一線を画すアーティスティックなものが多いです。
次に行ったのは、「レストハウスつかもと」。
ここは、広い建物の中で、たくさんの商品を一望出来ます。
私の好みのものには出会えませんでしたが、
とにかく、一箇所で多くの益子焼を見たければ、良いかも知れません。
次に行ったのは、益子のメインストリート。
益子共販センターの駐車場に車を置いて、N氏夫妻に主なお店を案内頂きました。
益子焼というのは、庶民的なものから、アーティスティックなものまで、色んなデザインあるし、
お店のセレクトも違うので、それぞれのお店のカラーがはっきりとしています。
だから、お店にはいった瞬間に、自分が狙っている製品があるかどうかが大体予想出来ます。
私は、絵柄がなくて、シンプルかつ味わいのあるものを探していたんですが、
結局、通りを端から端まで回った後、最初に入ったお店「やまに大塚」で、ボールとお皿とコーヒーカップを買いました。
N氏夫妻は、益子歴も長いみたいで、お店を適切に回っていただき、益子デビューの私は助かりました。
埴輪もあります。
埴輪って、まれに見かけますけど、それを見せられた時に、どうリアクションとればいいのかわかりません。
普通の焼物なんかなど、「形がいいですね」とか「いい色が出てますね」なんて言葉で対応出来ますが、
「いい埴輪ですね」って基準もわからないし、色も同じです。
ともかく、欲しい焼物をゲットすることが出来ました。
地方の道では、こういった踏み切りも風情があって好きです。
さて、旅の目的を完了した後、ランチを採りに行ったのが、こちら「とっちゃん家(ち)」。
ここは、以前にN氏から聞いていたところ。
この地域では、かなりの有名なレストランらしいので、耳にしている人も少なくないかも。
詳しいお店の説明は、N氏のブログで。
これは、柿と漬物を和えたようなもの。
味は、今までに食べたことがないので、「うまい!」とも言えないし、
ともかく、「こんなものを合わせるの?」ってーのが正直な感想。
「前菜」ですね、たぶん。
すべての料理につくシステムみたいです。
パンとジャム。
パンは、少し酸味があって、あえて言葉で表現するなら「野性味溢れる超天然酵母パン」。
いわゆる「海鮮パスタ」。
これまた、初めてみるデザインです。
N氏奥様が頼んだハンバーグ。
私は、「ヤーコンカレー」を頼んだんですが、
前菜を含め、次々に小鉢が出てきます。
揚げ句の果てには「とっちゃん」ことマスターが、摘みたてのクレソンをテーブルに置かれました。
なんか、親戚のお婆ちゃんのうちでご馳走になってる感じで、
「これ、うめーから食ってみろ」みたいな自由なノリです。
料理は、元々フランス料理のコックだったってことから、一応「洋食」だと思いますが、
料理のカテゴリーもあまり関係ないみたい。(笑)
とゆーか、「料理って何?」みたいな根源的な事を考えさせられるお店です。
非常に純粋で個性的なお店なので、果して誰にでもお勧め出来るとは言えませんが、
一度味わってみると、食に対する考えがかかわるほどのインパクトがあります。
希望としては、もう少しお店の整理整頓をしてほしいかな。
「もえぎ」の空間設計をした事務所でなんとか・・。
最後の目的地は、旅には付き物、「温泉」です。
「喜連川早乙女温泉」は、益子から北に30分ほど行ったところ。
ここは、源泉にこだわるN氏ご推薦だけに、かなりの濃い温泉です。
お湯の色は緑色で、かなり強めの石油のような匂いがあって、かなりの塩分を含んでいます。
だから、ロッカーの鍵もこの通り。
浴室の蛇口は、すべて錆びて真っ黒です。
塩分と硫黄成分にやられたのでしょう。
浴室は、一応室内なんだけど、天井は「葦簀」のみで「半露天」と言った趣。
開放感は抜群だし、強烈な匂いもこもりにくくなっています。
入湯料は、千円とやや高いながら、この泉質はかなり魅力的です。
今回は、「走り抜き」でしたが、
益子で良い買い物は出来たし、
インパクとあるレストランに行けたし、
濃い温泉に入れたし、なかなか満足度の高いツーリングとなりました。
企画頂いたN氏には、素直に感謝するとしましょう。
益子は、クセになりそうですね。
投稿者 aw@bitlog : 2009年04月05日 15:16
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コメント
中身ぎっしりのドライブだったようで。
「とっちゃんち」は、面白いレストランのようですね。
ハンバーグの盛りつけもユニーク( ̄□ ̄;)
埴輪>そう言えば子供の頃、埴輪ブームってのがありました(笑)
温泉も変わってるようだし・・・N氏の企画らしい?
ところで群馬の法師温泉ってイイんですかね・・・
投稿者 路渡カッパ : 2009年04月05日 21:15
お疲れ様でした。
気に入っていただいたのなら、なにより。
ニイサンの琴線に触れるかどうか心配で、前日は眠れませんでした(^^ゞ
ということで、次回は「走り」重視で行きましょう!
投稿者 Nylaicanai : 2009年04月06日 01:38
>路渡カッパさん
インパクトありましたね>とっちゃん家。
今回は、特に全開でしたね>「N企画」。
時々、先鋭すぎてついていけない不安に駆られることもありますが。(笑)
法事温泉に行ったのは、もう20年近く前です。
たしか、時間外で断られた記憶があって、
実際には入っていません。
ここを有名にした上原謙と高峰三枝子の「フルムーン」CFは、旧国鉄時代のものだとか。
泉質はシンプルそうですが、風情は抜群にありますね。
混浴でもあるので奥様とのフルムーンに良いと思います。
>Nylaicaniさん
おかげさまで、満足度高かったです。
益子は、リピートしたくなりますね。
投稿者 aw : 2009年04月06日 06:58
焼き物計画始動したのですね。
かなり変わったルート選定かと思いますが、awさんらしくて宜しいかと。
帰りに喜連川とはまた通な選択、東北道で帰還ですか?
喜連川の桜の回廊等々、桜並木もけっこう多いエリアですね。
馬頭の絵本館、那珂川水遊園、ビール工場に真岡の駅舎等々も有名です
ぜひ、何度もお越しくださいね・・・・
栃木県偽観光協会埼玉支部東部出張所長「しんさん」より
投稿者 しんさん : 2009年04月06日 08:43
通な部分は、「N企画」ですね。
益子近辺は、筑波から益子近辺はのんびり走れる道も多そうでした。
ほかにも、色々と見どころがあるみたいですね。
次回、「偽観光〜」を参考にさせていただきます。
「裏〜」や「夜の〜」もお願いしますね。(笑)
投稿者 aw : 2009年04月06日 09:03