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2009年03月16日
バス火災
「全焼の高速バス、以前にも同型が火災 国交省が調査開始」(msn産経ニュース)
だそうで。
某NHKのニュースを見ていたら、
「この西ドイツ製のバスは、輸入されている4台のうち3台が火災事故を起しています」って締めくくっていました。
まだ、原因が何かわからない段階で、そういうまとめはないでしょって。
そもそもバスの火災自体、異様に数が多い中で、(6年で130件!)
サンプル数が少ない海外メーカーのみの問題とイメージさせるのは、違うでしょうって。
ちなみに、今回の火災を起したバスは、
ドイツ・ネオプレン社製の「メガライナー」。
二階建ての、巨大な高速バスです。
日本で、バス火災が多い理由は、老朽化したバスを、整備不良のまま走らせるから、という話があります。
観光バスは、過当競争のために、どこの会社も経営が厳しく、バスの走行距離がどんどん伸びているのだとか。
50万キロなんて当たり前で、100万キロを超すのも珍しくないそうです。
それも、キチンと部品を入れ替えるなどの整備をするならともかく、コストダウンを強いられた整備では、中古の部品を付け替えてなんとかしのぐこともあるとか。
な具合なので、下手な整備をされたものは、「燃えても不思議じゃない」のだそうです。
今回の火災を起したバスなんて、まだ日本での前例もないし、
果して本国並の整備がされていたのか、そんな疑問の頭をかすめます。
ちなみに、タクシーやバスへ新規参入を緩和したのは、小泉政権。
自由化「だけ」を進めると、あとからもれなく「弊害」が付いてきます。
投稿者 aw@bitlog : 2009年03月16日 23:31
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コメント
巷でさわがれているバス炎上って、このことなんですね
まあ整備に関しては、当社も偉そうなこと言えませんが、
中古のワンボックスを買い与えて、20万㎞はあたりまえです、
オイル交換は各人で1-2万㎞で実施し、車検は最低限であげるようにして、
壊れたら買い換える(また中古に)
でも総走行距離の70-80%が高速なのでけっこう調子は良いみたいです
以前、15万㎞走行のレンタアップの中古を入れましたが、メーカ系のレンタカーゆえか
適当なオークション出の10万㎞未満車より調子は上々でした
まあ、最低限の整備は長持ちの秘訣であることは、事実でしょうね
その「最低限」の見極めは「ワタシの感と技」・・・というのはウソですが。
投稿者 しんさん : 2009年03月17日 08:47
定速走行は、機械には一番負担が少ないですね。
昔、学生の頃、クルマで弁当の配達などをやっていたことがありますが、
弁当を満載して、市街地を加減速するせいか、クラッチの消耗が激しかったです。
投稿者 aw : 2009年03月17日 15:45
僕は新車のWVゴルフが路肩で炎上するのを目撃したことがあります。
・・・西ドイツ製、思いっきり関係ないとは思いますが。(^_^ゞ
投稿者 Anonymous : 2009年03月18日 00:41
投稿者↑私でした。
いつもと違うPCで投降してしまいました\(TOT)/ホールドアップ
投稿者 路渡カッパ : 2009年03月18日 00:56
古いのだと、「ああ、やっぱり」なんですが、
「新車」ってーのがインパクトありますね。
車が原因の車両火災は、年間2千件ほどあるようですね。
各メーカー毎に、最初の3年間に燃えた件数のデータなど取ると、面白いかも。
投稿者 aw : 2009年03月18日 09:58