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2009年01月18日
3年目と8年目
「桃栗三年柿八年」とは、全く関係がないです。
1号のHR-Vが購入後8年を過ぎ、2号のNCは、3年を過ぎました。
そんなわけで、目に見える範囲でですが、ヤレ具合、錆具合を軽くチェックしてみました。
2号でもっともはっきりわかる錆は、ブレーキのディスクカバーのそれです。
ディスク周辺は、高温になることもあり、ディスクから出る錆が飛び散るので、環境的には最悪なのはわかっていても、この状態ショック。
カバー自体、亜鉛メッキ加工されていると思うんだけど、見た目、想像以上のサビ具合です。
恐らく、ディスクローターとパッドからのサビや研磨カスが付着しているとも考えられます。
新型は、このパーツの色が黒っぽくて、塗装されているようにも見えました。
高い部品では無さそうだし、次の車検のおりには、交換を考えましょう。
フロントサスペンションを、前側より煽ったところ。
アルミのアッパーとロワーアームは、予想通り、若干の「粉」を吹いています。
おそらく鋳鉄のジョイントは、すっかりサビに塗れています。
強度的に問題になることは無いものの、
気持的には、サビとアかは落としたいもの。
ビルシュタインのダンパーの筒にも若干錆があるような。
これは、早急になんとかしたいもの。
こちらは、後方から見たところ。
やはり、前側より汚れは少ないです。
こちらは、リアサス。
フロントよりは、泥跳ねが少ないせいか、汚れは幾分少なめ。
鉄製のドライブシャフトは、しっかり錆びてます。
フロントサスペンションのサブフレーム。
「軽量化」の穴と、「補強」の板のせめぎあいが生々しいです。
奥にに見える、エグゾーストの遮蔽版の一部が焦げて見えるんだけど・・・。
キャタライザー部分。
エグゾースト部分は、しっかり黒錆風。
マフラーの太鼓に繋がるエグゾースト。
デフも、エンジンほど高温にならないせいか、「粉吹き」は見えないみたい。
全般に、意外にきれいめ?
一番気になったのは、幌の固定金具近くのビスの錆です。
拡大すると、こんな感じ。
なんか、メッチャヤな感じな錆び方なんですけど。
全体として、3年目の経年変化と押しては、想定内というか、
想像していたよりもひどくなかったです。
まぁ、基本晴れの日しか乗らなかったってーのもあるでしょう。
それでも、目に見えないとはいえ、汚れたまんま年月を重ねるのはイヤ。
下回り、きれいにしたいっすねー。
続いて、1号。
こちらは、今年4回目の車検を控えている、現在8年。
1号で、もっとも時間の経過を感じるのは、エンジンです。
アルミ合金の表面は、どこもかなり「粉吹き」状態。
腐食に関しては、このような意見もあるので、単純に磨くのも考えものですが、
うーん、でもこのままじゃなぁ・・・。
なんでも、「電位差」が腐食の原因の一つとか。
よく見ると、部分的に進行の度合いが違います。
別の金属と接しているところに電位差が生じ、
腐食しやすい金属が、より激しく進行するということだそうです。
エンジンマウントは、一部で細かいひび割れが見られます。
フロントサスペンション回り。
ジョイント部分は、やはり錆びてますが、エンジンと較べると意外にきれい?
ラジエーターは、恐らくアルミ合金+耐蝕塗装かと思いますが、一部塗装が剥げかけています。
機能的にはまだ問題はなさそう。
リアサス回り。
2号と較べると、なんとも単純&スカスカ。
アルミ素材が少なく、腐食の後も見えません。
マフラー太鼓付近。
四駆用のトンネルが、スカスカ度を強調してますが、汚れは、意外なほどありません。
まぁ、普段は舗装路ばかりの走行だし、ボディーと地面との距離があるからってーのもあるでしょう。
ストラットの付け根。
かなりの赤錆状態。
この部分が錆びているケースはよく見ます。
なんでこの部分だけ?
錆落として、ペットボトルのキャップでも付けておきましょうか?(笑)
昔のクルマは鉄製エンジンだったので、アルミのような錆び方はしなかったように記憶しています。
オイルに塗れていたってーのもあるしね。
逆にボディーに関しては、最近のクルマは錆びないっすね。
塗装面などの艶が落ちるのはしょうがないとしても、
金属の耐蝕処理の向上は著しいですね。
あと、ゴムや樹脂パーツの耐久性もそうとうにレベルアップしてるでしょう。
こういう状態を見る限り、2年ごとの車検は疑問に思えてしまいます。
投稿者 aw@bitlog : 2009年01月18日 20:08
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コメント
冬と春の年に2回タイヤ交換するときに、足まわりのメンテしてますよ。
ブーツ類、ブッシュ類にラバー保護剤をスプレーをしたり、
キャリパーやロータ付け根は塗装したので、その補修として塗装やサビチェンジャー補修等。
以前アーム類が薄っすら茶色になっていたので、最初の年検時に「ちょっと驚いた」と雑談したら、
シャーシブラックを塗ってくれたようです。
コストダウンで無塗装の部品も多いようでした(基本品質は大丈夫らしい)、が見た目は悪い。
その後車検時に下回り防錆塗装をしたので、あまり目立ちません(毎年の雪道対策)
最近あきらめてますが、バブル期はエンジンのヘッドカバーって、
中間グレードでもきれにに塗装やコートされていたりで、きれいにしがいがありました。
昔ジェミニを所有した時、ショボイアルミヘッドをアルミのフェンス用塗料を使って塗りました。
なかなか自己満足してました、耐久性も手放す2年ぐらいは問題なかったです。
投稿者 しんさん : 2009年01月19日 09:12
なかなかマメですね。
そこまでやる人は少ないんじゃないですか。
きっと『オートメカニック』読者ですね。(笑)
今のクルマは、エンジンに樹脂カバーがついてますけど、昔のはなかったので、ヘッドがきれいに塗装されてましたね。
遮音の意味もあるそうだけど、安く見栄え良くってーのもあるでしょうね。
私は、アレが嫌いなので、2号のは、差し支えがなければ、はずしたいと思っています。
投稿者 aw : 2009年01月19日 09:31
いや、これだけ写真を撮るニイサンも、十分マメですよ(^^ゞ
わたしは錆よりもパッキンやゴム系が気になるなぁ。
投稿者 Nylaicanai : 2009年01月19日 10:22
本当は、リフトに乗せて、しっかり撮影&掃除をしたいですが、
会員になったレンタルガレージは、なくなってしまったし。
パッキン、ゴム系は、3年くらいじゃ全然大丈夫みたいですよ。
投稿者 aw : 2009年01月19日 13:00