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2008年12月07日
卑弥呼に逢ってみた
土曜日、世田谷の光岡ショールームに行きました。
目的は、もちろん「卑弥呼」。
夕方に行ったんですが、客はまばら。
もう少し居るかと思ったけど、
元々年に数十台の計画の新車ですから、そんなものなのかも知れません。
残念ながら、カッパ2号と同じ「カッパーレッドマイカ」じゃなくて、白いモデルのみでした。
ショールームにはいってすぐに、この角度から見る事になります。
真横からの写真では、ストレッチされた長さを感じたけれど、
実車でみると、なかなかバランスよく見えます。
これが、ベストアングルですね。
パネルは、ドアから前すべてがFRPです。
ボンネットは、結構軽いです。
リアのオーバーハングも長くなっています。
リアのオバフェン処理は、NCのそれをある程度なぞって繋げています。
だからすごく自然。
ただし、トランク部がちょっと分厚い。
この辺りは、改造の限界か。
幌車の方が少しでも薄く出来たし、
もう少しボリュームを抑えられたでしょう。
リアランプは、これも流用でしょうけど、若干エレガンスさに欠けます。
型を起せれば・・・。
このレンズ、どこかで見た事が・・・。
そう、ミニのレンズ。
ミニよりも合ってる。(^_^;)
この内装も、NCよりもお似合いですね。(笑)
エッチング処理のような仕上げは、少々安っぽいか。
やはり、成形は厳しいのかな。
大蛇にも感じたことだけど、
基本的なプロポーションの出し方はなかなか上手いですね。
普通の市販車が、枠の中でポロポーションを崩すのとは対照的で、
自由に、思い通りのプロポーションを叶えている感じを受けます。
仕上げなども、手作りというだけ合って見えるところはきれいです。
ディテールへの作り込みは、割り切りが見られます。
もっとも、この台数では無理な部分も多いし、
そこまでこだわる人は、このクルマに興味はないでしょう。
ATと6速MTの設定がありますが、
間違いなく、ATの選択が吉でしょうね。
幌の件も確認してみました。
遮音と防犯の問題で、ハードトップになったのだとか。
この点でも、純粋にクラシカルな風情を愉しむことは、求められていないのかも。
光岡に関しては、色んな意見がありますが、
売り上げの点で、7%ほどの新車開発にかけるエネルギーには感服します。
この手の少量生産のメーカーが増えて欲しいなぁ。
投稿者 aw@bitlog : 2008年12月07日 17:20
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コメント
すばやい行動、感服仕ります。
なるほど保安部品類は、やはり既製品をチョイスしているのですね
ベース車にCピラーがないことが、オリジナル感増大の主因ですかね
どうしてもリアのピラーにベース車の素性があらわれてしまうという
ミツオカのクラシック路線の限界が、コレには当てはまらない点が功を奏したんでしょうね
ただこれをもって自動車メーカと呼ぶべきかは・・・今一わかりかねますが。
投稿者 しんさん : 2008年12月08日 09:40
>Cピラー
屋根を閉じると、NCが出ちゃいます。
確かに、Cピラーは、クルマのキャラが出てますね。
日本は、型式認定の為の衝突試験などに、莫大な費用がかかるので、たいへんみたいですね。
http://j-net21.smrj.go.jp/establish/sougyou/entry/993/20080618.html
投稿者 aw : 2008年12月08日 10:43
よくぞ上手く化けたなぁって感じですね!
仕上がり具合によっては被せた感が残るものですが
それは無かったようですね。
内外装、ここからもう少し手を入れればかなり良くなりそうですが
費用もかなりになりそうで・・・(^_^;ゞ
誰かが乗ってるのを見るのは楽しみですけどね♪
そう言う意味でも
>この手の少量生産のメーカーが増えて欲しいなぁ。
激しく同意♪
このクルマ、やっぱりカッパーレッドに幌が似合うのにな・・・
投稿者 路渡カッパ : 2008年12月08日 10:55
そーなんですよ。
もう少し手を入れれば、さらに良くなるのに、って所がたくさんあります。
アナログの時計なんてのもほしい。
ドアのヒンジ部分の折れ曲がりが急なのは、惜しいところです。
こればかりは、どうしようも無いところ。
走っているのを見てみたいですね。
投稿者 aw : 2008年12月08日 11:52