2008年12月02日
バッテリーレスの悩み
私のBAJAは、1990年に発売のホンダXLR BAJA(バハ）（型式名：MD22）ってやつです。
ホンダは、４ストロークエンジンのオフロードで長い歴史がありますが、
ホイールの構成、リアディスクブレーキ装備などシャシー面の仕様で見ても、ほぼ現在のバイクと変わらず、性能面で劣る事はありません。
違いといえば、「バッテリーレス」と「キックスタート」って事くらい。
当時は、オフ車は、軽量を優先して、スターター用の重いバッテリーを避けた為、キックスタートするのが普通でしたし、
このバイクはさらに軽量化を優先して、わざわざバッテリー非搭載を選んだのがこのバイクの特徴です。
電流の供給は発電機からのみなので、当然エンジンがかかっていないとウィンカーすら点きません。
軽量化には貢献しているバッテリー非搭載ですが、ナビなどの電源をとるのには、悩みます。
で、情報を収集中ですが、面白い事実が発覚。
バイクの電源って、直流だと思っていたんですが、発電機自体は交流なんだそうですね。
で、それをレギュレータで直流に変換するとか。
しかも、バイクによっては、ヘッドライトなどが交流のものもあるらしいです。
理由は、直流のバッテリーに対応させるためでしょうね。
ヘッドライトは、エンジン稼働時のみなので、そのまま交流なんでしょう。
MD22は、バッテリー非搭載。
そう、つまり直流のバッテリーに合わせる必要がないので、MD22は、「完全交流」なんです。
話は、これで終わりません。
これは、「ふつうの」というか、Bajaでない方のMD22の話。
同じ型式にもかかわらず、なんとBajaに限れば、「直流」なんだとか！
なんで？（笑）
もちろん、普通の電気系アクセサリーは直流のものが多いので、
ラッキーではあるんだけど、不思議。
ともかく、他で得た情報では、5W程度の消費電力なら大丈夫そうだし、
ナビ自体が内蔵バッテリーでも動作するので、電圧の不安定さも問題なさそうです。
今週末辺り、ソケットを付けてnuvi250での電源供給実験です。
投稿者 aw@bitlog : 2008年12月02日 06:31
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コメント
直流が取り出せるにしても、電圧の荒れた電源状態である可能性が高そうですね。
電圧の変動自体も良くありませんが、ノイズ様のピークやディップがガツンと入力されると、デリケートな機器にはダメージになるので、出来ればスコープを使って電源を観察しておくとか、間にDC-DCコンバータを挟むとか、コンデンサとかノイズフィルタを投入するなどの必要があるかも知れませんね。
投稿者 おむ : 2008年12月03日 00:32
過電流に関しては、ソケットプラグが、ヒューズ入りなので本体にダメージはいかないと思います。
http://www.iiyo.net/faq/index.php?action=artikel&cat=18&id=57&artlang=ja
低電圧に関しては、バッテリー内蔵なので対応出来ます。
ノイズは、おそらく電磁波ですかね。
特に音楽機器の雑音で問題になってますね。
元々車載前提の機器なので、ノイズ対策はそれなりにされているとは思いますけど、バイクは剥き身なおで、ノイズはすごそうです。
投稿者 aw : 2008年12月03日 09:29
ヒューズは瞬間的な高電圧に無力です。電磁波だけでなく、時に数千ボルトの高調波が発生すれば電子機器は一発でいかれてしまいます。エンジンが高回転している場合、そんなノイズが乗っていそうで怖い。
容量に余裕のある汎用のレギュレターを間に入れるといいですよ。
バッテリーは超大型のコンデンサーと同じ働きがあります。電圧の平滑化に有効なのです。
投稿者 たまみ : 2008年12月03日 09:45
なるほど。
それほどの高電圧が発生するとは思いませんでした。
直流に変換しているので、その時点でレギュレーターが入ってますが、それでは、要領が少ないってことでしょうか？
投稿者 aw : 2008年12月03日 10:05
車載レギュレターの性能をしりません(^^;)。しっかりした物なら大丈夫でしょう。
投稿者 たまみ : 2008年12月04日 10:29
なかなか難しいですね。
こんな解説を見つけました。
http://www.geocities.jp/burattoclub/generatorcoil.htm
ホームページは、
http://www.geocities.jp/burattoclub/index.html
色々と、几帳面な方がいらっしゃいます。
ちなみに、Bajaは、「三相出力式」ってやつだそうです。
投稿者 aw : 2008年12月04日 11:48