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カーナビで検索かけると、17号線を通るルートを引いてくれますが、
行き帰りの道も愉しみたいので、上記のようなルートをとります。
とにかく、青梅以北は、ほぼストレス無く走れるのが良いところ。
とはいえ、連休中日ゆえ、いつもよりは混んでいます。
ランチは、伊香保近くの民芸調お食事処「時代屋」。
伊香保温泉から北上する折り、たまたま見かけたので入ってみました。
外観も、強烈に江戸時代の民芸調をアピールして、茅葺きの屋根には苔もあります。
裏には意外にも、何代かの観光バスが停まる大きな駐車場があって、
ちょいと躊躇しましたが、空腹には耐えられず、これまた強烈に民芸を強調した入り口を入ると、
店内もまた強烈。
通路には、ムシロが敷かれていたけど、
ムシロ見たのなんて久しぶり。
実家では、昔良く使っていたのに。（笑）

壁には、和ダンスが並んでいるし、天井には沢山の民具がぶら下がっています。
今どき農家でも見かけないようなものなので、農家出身と思しき団体さんには受けてました。

売りは、「釜飯」。
客席で炊き出すので時間がかかります。
お値段そこそこ、味もまずまず。
かなり大げさな民芸調の演出は、話題性もあって商売は順調のようです。
後で調べると、赤坂や六本木にも、姉妹店があるみたいですね。
とにかく、徹底した民芸調がコンセプトみたいです。

朝６時過ぎに出発して、いぶきの湯に着いたのは、14時頃。
場所は、非常にわかりにくいところですが、ナビのおかげですんなり到着。
共同浴場らしいこじんまりとした建物で、入り口で、入浴料300円を払います。
湯温が高いので、加水してあったり、塩素で殺菌しているそうですが、
やや油っぽい匂いもあって、塩素臭はなく、いい温泉に思えます。
お湯の温度も高めなのも好み。
ここに来る途中、「高山温泉ふれあいプラザ」って所に立ち寄ったんですが、
そこのお湯は、このいぶきの湯から引いてるとか。
係りのおばさまがおっしゃってました。
設備も充実していて、その割に安いみたいで、
「源泉」にこだわらないのであれば、そちらの方が楽しめるかも。
どちらの温泉も、人気のようでした。

この後、渋川から草津まで繋がるR145を走りました。
このルートは、ドイツのロマチック街道にちなんで「日本ロマンチック街道」と名付けられています。
でも、ちょっと期待過多だったか・・・。
風情はありそうですが、イマイチロマンチックな感じは受けなかったなぁ。

若干、尻すぼみな感じで、この後、R406を南下して、帰路に向かいました。
時間的は、折り返し地点で、すでに14時頃だったので、日没後の走行になります。
距離も結構のびたみたいで、下仁田に入る前に燃料の警告灯が点き始めました。
「う〜ん、50kmは十分走れるだろうし、上野村にスタンドがあったはずだから大丈夫だろう」
って、すでに日が落ちたR45を上野村に向かいました。
そしたら、２軒あったスタンドのどちらも閉まってます。
この後は、秩父までスタンドはありません。
しかも、上野村から秩父までのR299は、結構ヘビーな峠道。
燃料計の針は、限りなくゼロに近づくし、警告灯はとっくの昔に着きっぱなし。
おまけに、前行くクルマは、必要以上にチンタラ走ってくれるし、
もう気が気じゃありません。
一瞬、「ブログネタとしては美味しい」なんて邪な考えが頭を過りましたが、
現実問題、洒落になりません。
峠を下った頃には、この有り様。

もう、ドキドキです。
この状態で、随分走りました。
小鹿野のessoの看板がが、どれほど神々しく見えた事か。
すっかりタンクも空だろうと思ったら、
入ったガソリンは、41L足らず。
タンクは50Lのはずななので、まだ9Ｌの残です。
ってことは、90km以上走れるじゃん！
あのドキドキはなんだったのか。
後で調べると、警告灯が点いてから100kmは走れるそうですが、
それにしても、距離が合わない。
点灯後50km程度は走っているはずなのに・・・。
ともかく、無事帰還後、走行距離を確認したら、
519km。
ちなみに、東京大阪間は500km切れます。
ちょいと走りすぎか。(汗）

【走行データ】
走行距離：519.1km
走行時間：11時間３分
合計時間：13時間25分
アベレージ速度：47km/h
最高速度：ひ・み・つ