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2008年09月10日
伊印戦争勃発か!
久しぶりにカレーを作ってみました。
ダイエッター、あるいは、脱メタボ派にとって、「カレー」は強敵です。
なんたって、バターなどの脂質と根菜類、米などの糖質と合体した最強の高カロリー食だから。
しかも、お得意の香辛料は、食欲を直撃して、必要以上に食べる事になります。
しかしながら、そろそろ夏も終わりというこの時期、
たまたま見た料理番組『夢の3シェフ競演 究極!大人のピリ辛料理』で、イタリア料理の落合さんが作っていた、イタリア風カレーが、あまりにも美味しそうだっったので、
つい、作っていました。
多くのイタリア料理がそうであるように、
作り方は、超簡単。
下ごしらえが大変な日本料理や、作り込みに時間がかかるフランス料理と違って、
イタリア料理というのは、比較的、お手軽に済むのが多そうですね。
この日のテーマ『大人のピリ辛料理』に、イタリア料理シェフの落合さんが提示したのも、10分ほどで出来上がるお手軽イタリアンカレーです。
当然イタリアにはカレー料理なんてなくて、氏のオリジナル料理。
詳しいレシピは、リンクを見てもらえばわかりますが、
簡単に言えば、豚バラとキノコを具にしたトマトベースのカレー。
まぁ、イタリア料理だし、しかもカレーなので、大きな失敗なんてしようがないですが、
ポイントは、
・お肉には塩を振って5分置く(これは基本みたい)
・豚肉を強火で焼きを入れる。
・カレーには、甘味を加える。
・カレー粉は、香りが飛ばないように最後に加える。
このあたり。
元のレシピでは、お肉とキノコでしたが、
キノコ類は、やや高かったのと、食感が少し単純に思ったので、
買っていたナスを加える事にしました。
ナスは、油やトマトと相性がいいし、食感も他のものと異なるので、はずす事はないでしょう。
切り方は、他の食材に合わせて、厚くならないようにスライス。
作り方は、ほぼレシピのまま。
20分ほどで出来上がりました。
味は・・・、
なんつーか、口の中でイタリアと印度が戦争してい感じ?
印度の香辛料と、イタリアのオリーブオイルとバジルの香りがせめぎ合ってる印象です。
旨いかどうか聞かれれば、十分に及第点。
お代わりしたいくらい。
カフェメニューなら十分アリ、ってくらい。
複雑さはないけど、フレッシュ感は○。
カレー粉は、香りを残す為に、最後に入れたけど、
それが、やや粉っぽいかな。
ペーストを使ったほうが、さらにいいかも。
たぶん。
落合さんは、椎茸なんかも使っていたけど、
香りが強いので、私は使いませんでした。
椎茸は、けっこう我が強いです。
お肉は薄切りなので、かたまりのまま少し焼を付けると、触感も旨みも増します。
落合さんは、「玉葱とニンニクはトレードオフ」みたいな事を言っていて、
ニンニクを使う今回は、玉葱未使用でしたが、
甘味を加える為に、砂糖を使うとのことでした。
カレーなどの辛味の強い料理の隠し味に、甘味を加えるのは良く知られたことです。
カレーで、玉葱をゆっくり炒めて糖質に変化をさせたりしますが、
今回は、玉葱を使わなかったので、代わりに砂糖を加えるとのこと。
こういった説明がわかりやすいのは彼のいいところです。
この料理は、かなり短時間(せいぜい20分ほど)で作れて、
いつものカレーとは違う味を出せるので、なかなか使えそうです。
世界各国のカレーを作って、「世界一周カレーの旅」なんてはじめれば、
けっこう流行るんじゃないかなぁ。
なんてことを夢想します。
投稿者 aw@bitlog : 2008年09月10日 22:21
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コメント
我が家もカレーでした。
玉ねぎを炒めたものを冷凍庫にストックしています。
牛肉はショウガやオイルで漬け込んで。
いつも同じ作り方です。
たまにラタトゥイユが残ったらカレーに加えます。
トマトや夏野菜が入るとおいしいですよね。
さっき残りを小分けして冷凍しました。
私がいない時の夫の夕食用です。
投稿者 ネエサン : 2008年09月11日 00:01
カレーってそんなに高カロリー食だったんですね
インド人って痩せてるイメージがあったんで・・・
カレーにラーメン、餃子に、焼肉、スパゲッティ、etc
似て非なるものなれど、インドに中国、韓国、イタリア等々彼の地の料理をリスペクトして、
オリジナルを完成させる日本人って、けっこうスゴイと思う。
それに比べ、お隣の国はどうも「日本」という呼称が嫌いなようで、
はたまた、なんでも自国が優れている、
自国が起源という妄想でけっこうヒンシュクをかっているようで残念、
似た国同士なんだから、共同戦線張って資源購入から開発まですればwim-winになれるのに
などとawさんのカレー論から考えてしまった、ヒマな私でした
投稿者 しんさん : 2008年09月11日 08:58
>ネエサン
同じでしたか。
ネエサンカレーは、さすがに手が込んでそうですね。
残り物の鍋物は、いい感じに味が馴染んでいるのでカレーには最適ですね。
>しんさん
高カロリーなのは、欧風カレーですね。
バターやお肉など、動物性の脂質がたっぷりですから。
フランス、中国、イタリアなど、グルメな国ほど他国の料理に興味を持たないって聞いた事あります。
和食の伝統もありながら、色んな国の料理を取り入れる日本の食文化は、ちょっと特別ですね。
投稿者 aw : 2008年09月11日 09:25
これ いただきます!
うちでも試してみよっと
前回の豆腐とトマトのカレーが正直微妙だったんですが、
食材を替えてこんどこそうまいカレー作ってみせます。
投稿者 ta : 2008年09月11日 09:58
>「豆腐とトマトのカレー」
豆腐が微妙そうですね。
ミックスするのに、たぶん、何か法則があるんでしょうね。
カレーって、あまり水分の多そうなものはダメな感じがしますね。
食べた時に、辛味が薄まってしまいそうで。
豆腐の水分を思いっ切り抜いて、煎り卵風に、豆腐のドライカレーなんか可能性ありそうな気がするんですが。
男ならリベンジですね!
後、数時間後の「二日目のカレーランチ」が、待ちきれないです。
投稿者 aw : 2008年09月11日 10:12
高カロリーなのは、欧風といわれるやつでしょ?
南インドの(日本でいう)カレー料理は、スパイスと植物だけですから健康的ですよ。
それはそうと、旨そうじゃないですか。
今度、やってみよっと。
その場合は、肉の代わりにほうれん草とか?
投稿者 Nylaicanai : 2008年09月11日 22:58
肉無しでまとめるなら、少しスパイスに凝ったほうがいいかも。
後は、豆類もいいでしょうね。
投稿者 aw : 2008年09月12日 10:29