bitlog

【リルート性能】

やり方は、シンプル。
同じ目的地を設定して、ルートの引き方やリルート性能を確認しました。
リルートの引き方は、それぞれのナビで癖があるみたい。
MAX850は、とにかく最初に引いたコースに戻ろうとします。
もう未練がましく戻ろうと繰り返すので、正直うざい。
そんなに最初の計画にこだわる人がいるのかなぁ。
もう少し意図を汲んでくれよ、って思いたくなります。
nuviは、とにかくリルートのスピードが速いです。
感覚的には、「瞬時」。
MAX850は、あきらかに「計算中」って感じで時間がかかっているのと較べると、本当に速い。
この速さは大事で、遅いと交差点一つ行き過ぎてしまいます。
nuviのリルートの速さは、心地いいです。
リルートのコース取りも「あっさり」しています。
元のルートにこだわらずに、新しくルートを引き直すような潔いリルートです。
私のような寄り道はにはこれが実に合います。

【地図の見やすさ】

周辺の様子がわかりやすいのは、断然MAX850。
とは言え、基本的には道路と施設名称くらいなので、絶対的にはしょぼい。
最新のモデルでは、地形の高低差イメージがわかるものもあるので、それくらいにあればいいかも。
道路の標示などは、MAX850は、線が細くて見づらい感じ。
nuviは、道路が太く見やすいです。
MAX850に限らないけど、多くのカーナビが、道路幅などを忠実に再現するあまり、視認性が悪くなっています。
で、結局のところ、広域での土地のイメージを掴むには、紙の地図が一番。
一応等高線があるので、傾斜のイメージくらいはつきます。
カーナビは、デジタルの強みを活かして、緑の多さや建物の粗密具合などを、モードの切り替えにでもして表示するといいと思います。
単なる道路地図ではなくて、ユーザーの志向にあった地図イメージ時を表現する事が、今後のカーナビの課題でしょうか。

【総じて】

カーナビの高性能化はどんどん進んでいますが、
ナビ以外の機能で、付加価値を高めようという製品も多いようです。
ツーリングマニアとしては、今のカーナビの本来の機能は、ツーリングを楽しむにはまだまだ足りません。
ルート案内は、「時短」が基本。
でも、もっと色んな切り口の利用があるはず。
色んな機能はあるものの、肝心のところで、物足りなさを感じます。
カーナビ本来の発展系を見てみたいもの。
現状で言えば、ツーリングの機能に限れば、nuviと「ツーリングマップル」で十分。
たとえば、近くのガソリンスタンドを探すようなことなら、nuviのほうが手軽。
これからカーナビを考えている人は、
自分がどんな使い方をするのかを熟考したほうがいいでしょう。

それにしても、２台のカーナビでルート案内させると、
うるさいこと、うるさいこと。
一台は英語に設定していたので、バイリンガルで、音声案内を聞かされました。
しかも、時々ルートが違うので、リルートしろってうるさいし。
案内の回数は、nuvi250のほうが多いです。
多分、表示情報の少なさをカバーしてるんでしょうね。
ともかく、カーナビは２台同時にルート案内させないほうがいいです。（笑）