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往路の宿泊は、この道の駅「白鳥」にほど近い民宿。
ここまでは、高山からR158 > R156と来ましたが、
このルートは、東海北陸自動車道が出来るまでは、高山までのメインルートであったはずで、
今は交通量も少なくて、それが下道マニアにはうってつけの流れのいい道になっています。
泊まった民宿も、高速が出来るまでは、それなりに景気も良かったでしょうけど、
お盆の時期に、２日前に予約が取れるというのは、今の状況のようです。
敷地は広いし、ロケーションも悪くないし、
下道マニア的には、関東から福井経由で関西に入る中間ポイントの宿として悪くないポジションなんだけど。
なんか、もったいないなぁ・・・。

普通なら、そこから少し南下して、九頭竜湖脇を通るR158で福井に抜けるところですが、
同じ道を通るのは芸がないので、少し北を迂回する県道127号線を走りました。
このルートは、白鳥と九頭竜湖の村を結ぶ「裏ルート」のようですが、結構ハードな狭路があります。
ガードレールもない断崖を走ることもあるので、しかも完全１車線だったりして、
対向車が来ない事を祈るばかり。
夜間は絶対に走ってはいけない道ですね。

【恐竜動作ムービー】

ほっとしたところで、道の駅「九頭竜」にてアイスクリーム休憩。
ここの名物は、「動く恐竜の模型」。
暫くマッタリしているといきなり咆哮。
写真の親子のチラノサウルス（？）がかなりリアルに動きます。
目玉や舌もリアルな質感で動くし、音声は、ちゃんと口から聞えます。
エアーコンプレッサーで動作してるみたいですが、これお金掛かってますよ。
つか、言っちゃ悪いけど、道の駅のアトラクションとして、ここまで必要？（笑）
しかも屋外に野ざらしですからね。（笑）

丹波市市役所支所の向かい、たぶん元パチンコ店の駐車場に雨ざらしの旧車発見。
クモの巣は張ってるし、ビミョーに古いコロナとかあって何か「訳あり」な感じ。
なんなんでしょう？

復路の途中、京都府南丹市美山町北にある「かやぶきの里・北村」。
地域の住民が出資した会社によって、古い茅葺き民家の家並みを保存しているとか。
こういう、住民が結束して地域の価値を高めようという取り組みはいいですね。
気のせいか、カッパ色幌のロドには、古い民家が似合います。

帰りは、お楽しみの郡上です。
宿は取れなかったんですが、どうせ徹夜踊りってことで、近くの道の駅で待機の後、深夜に郡上入りしました。
この日は、徹夜踊りの最終日。
そのせいか、人の入りがハンパじゃない。
12を過ぎれば観光客は減るだろうと言う読みは見事にはずれました。
１時を過ぎても人がへらな〜い。
踊りが行われているメインストリートは、満員電車並の人ごみ。
みんな縮こまって踊っています。
しかし、熱気がすごい。
もうスゴ過ぎて、怖じ気づいてしまうほど。
つか、正直怖じ気づきました。(汗）
なんで、みんなこんなに元気さぁ〜？
男も女も年寄りも子供もやる気満々です。
でも祭りの雰囲気満点でいいっすね。
ようやく私が踊り始めたのは、１時半頃。
体力不足で最後までは無理でしたが、少しだけ、堪能しました。

一寝入りして向かうのが、今回のツーリングの目玉ルート。
飛騨小坂から開田高原に抜けるこのルートは、右手に御岳山を望みながら走る山岳ルートです。
２ｃｈで情報を仕入れて、通れる事は確認済みでしたが、その情報に違わぬ雄大なルートでした。

道路は、とにかくクネクネ。
道は狭くて見通しが悪い箇所も多いながら、開放的なのが救い。
路面も悪くないので、対向車さえ気をつければ、ジムカーナなみたいなコーナーリングを終始楽しめます。
私などは、麓の道の駅で飲んでいたお茶がお腹の中チャプチャプいって困りました。
クネクネ前の飲食はヤバいですね。（笑）

そのルートの途中にあるのが「濁河温泉」。
かなりの高度にある温泉街で、登山者などの間でも好評の温泉のようです。
50畳ほどの露天風呂は、野趣満点。
硫黄の香りもあって、「効き」そう。
秘湯マニア、温泉好きには堪えられない温泉でしょう。

扉の写真は、この温泉から開田高原に下る途中の白樺の森です。
まさに絵はがきのような白樺の森の間をオープンカーで走るのは、これ以上にない快感。
近くにはキャンプ場もあるので、注目ポイントです。

総走行距離：1740km
復路移動平均速度：48.9km/ｈ
平均燃費：約12km/Ｌ

寄り道したので、予定よりも距離が伸びてしまいました。
195円/Ｌとして、燃料費：28,291円・・・(汗）
移動平均速度が50km/hに近いので、寄り道をせず走れば、無理なく16時間ほどで行けそうな予感。
最速下道ルートを開拓したいです。