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北風のせいか、気温以上に寒く感じるこの日の天気は、オープンカーにはおあつらえ向き。
路肩の雪もほとんど消えて、絶好調です。
小菅までは、ちょこちょこと楽しい道が続きますが、例によって地元のクルマも良いペースで走ってきます。
所々一車線になっているので、無理は出来ません。
なのに、後ろを走る某Ｎ氏は、
「オラぁ、何チンタラ走ってんねん」って煽ってきます。
ひぇ〜、コワイよぉ〜。（追記：この部分は想像です）(^_^;)

それでも、良いペースで走れたせいか、塩山の街を見下ろす所にきた時間は、まだ9時。
【お昼に、塩山でほうとうを食らう」という計画は諦め、早々に秩父を目指して、140号線にはいります。
この140号に入るところのファミリーマートで一服。
同じ仕様のオープンカーが２台と待っていると目立つせいか、人から声を掛けらることが多いですが、
この地域の人は、特にフレンドリーです。
「はぁー、すごいねぇ。こりゃ宣伝費もらわんとねー」
オジサン、オバサンが、気軽に話しかけてきます。
オープンな地柄です。
まるで、大阪のノリ。（笑）

140号線は、甲州と秩父を繋ぐ基幹ルートながら、県境の雁坂トンネル部分は、有料。（普通：710円）
整備が進んでいることもあわせて、開けた感じで、マッタリ走るにはいいでしょう。
トンネルを過ぎてからは、徐々にクネクネになりますが、追い越し禁止区間が多いので、
カルガモ走行を強いられます。
ちなみに、雁坂峠は、日本三大峠の一つとか。
雁坂トンネルは、国道の山岳トンネルとしては、最長の6,625mなんだそうです。
我々のようなレジャーで走る者はいけれど、生活道路として利用している人にとっては、どうしても必要な交通の要所で通行料を支払わされるのは理不尽な気がします。

次に停まったのが、秩父鉄道武州日野駅にほど近いところにある道の駅「あらかわ」。
小さな道の駅ですが、埼玉県第１号の道の駅で、地場の匂いが強い。いい感じの雰囲気があります。
お昼も近かったので、おそらく村営と思われるそば屋に寄りました。
こういった、道の駅や温泉など、地域で経営運営している食堂は好ましいところが多いです。
ファミレスなどと違って、地場で採れた作物を地場流の料理で、旅人をもてなすというのは、
もてなす側にとっても、もてなされる側にとっても満足度が高いように思います。
ここの蕎麦も、他では見られない素朴いい味でした。

この後は、299号に入って、途中から正丸峠を超え、青梅に出ました。
「コメダコーヒ」のリベンジがあるので、カーナビで「珈琲専門店」を検索。
「珈琲館羽村店」で反省会。
ようやくマトモな珈琲に出会えて一息です。
今回は、かなり早めにお開きになりましたが、実際朝５時起きですから、６時間以上は運転しています。
翌日に残らないくらいのドライブとして適当でしょうか。