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2008年02月27日
マツダコレクション-02
コスモ続きです。
二代目。コスモAPです。
正直、「コスモ」って名前で出てきたことはショックでした。
石油ショックの後、某国の要求でこうなったとか。
いわゆる、「スペシャリティーカー」って言葉が流行ったのもこの頃。
社名も「mazda」に変更。
たしか、GKデザインのCI計画だったっけ?
縦グリルといい、ごついバンパーといい、
和製アメ車とでもいえばいいんでしょうか。
リアは、結構エレガント。
とにかく、「ゴージャス」って言葉がぴったり。
今でも、田舎のスナックなどに行くと、こういったビロード生地のイスなんかに出会えます。
販売当初、結構人気でしたが、その勢いは長く続かなかったようです。
最初急激に売れて、急激に売れなくなる傾向の始まりだったと記憶しています。
三代目はなかったですが、これは、外に停まっていた四代目、ユーノスコスモです。
バブルの最終段階の頃で、クルマのバブル加減も最終段階です。
とにかく、デカイ、豪華。
サイズの制限もないので、デザイナーが好き放題線を引いた感満点です。
内装もやりたい放題。(笑)
シートから、シートベルトのバックルが生えてますぜ!
ETCがついているし、たぶん、この日いらしていたマツダの社員の方が乗ってらっしゃるんでしょう。
ガソリン高騰の折り、なかなか気概溢れるオーナーですね。
この内装デザインにかかわった人とは、かつて同僚だったりします。
今や、希少価値?
ユーノスのエンブレムって、七宝焼じゃなかったっけ?
結婚式の引き出物を思い出しました。
このオーナーは、ポイント押さえてますね。(^_^;)
コスモは、二代目で流れが変わってしまいました。
どっちかといえば、初代RX-7にいって欲しかったけど、
マツダの最高峰って意味だったんでしょうね。
バブル崩壊で、マツダの多チャンネル構想も泡と消えました。
もっとも、今の素晴らしいマツダデザインの基礎は、その頃の築かれました。
今は、過去最高益を更新中とか。
それにしても、タフというかしぶといメーカーですね。(笑)
投稿者 aw@bitlog : 2008年02月27日 08:32
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コメント
おお、コ・ス・モ
確かにアメ車意識ですよね、「瞬間コスモの香り」だったかな?
暴走族も良く乗ってましたね。セリカLBやケンメリGTと並んで!
内装の木目は本木目でした、今みたいに樹脂のプリント技術がない分本物志向だったのかも
電機シェーバーとういかモスラみたいな顔つきは?でしたが、クーペのランドウトップなんかも合ったのを覚えてます
それとユーノスコスモって4代目なんですね、友人が乗ってたのはこいつです(ガス喰い)
投稿者 しんさん : 2008年02月27日 10:41
コスモAP!
しばたはつみが歌っていたCMも華麗なつくりで、純情なお子さまは「大人の世界」に憧れたもんです。
でも、今の時代から見ると……
内装がねぇ(^^ゞ
ユーノスコスモは近所でも見かけます。
途中で折れそうなほど長いボディに、感銘を受けました(^^ゞ
ところで、このエンジン、13Bと比べてどうなんでしょうね?
これでスポーツ向きのクルマって、つくれるんでしょうか?
投稿者 Nylaicanai : 2008年02月27日 11:20
>しんさん
表面加工の技術は進歩しましたね。
ただ、その技術が、品質の向上に使われる場合もあれば、
コストダウンの張りぼてに使われる事もあって、
「本物風」になってるケースもありますね。
果たして幸せなのかどうか・・・。
>Nylaicaniさん
ユーノスコスモたまに見かけますね。
存在感はピカイチです。
まさに「イケイケ」。
中身はどうなんでしょう。
正直、あまり興味がなかったので、わからないです。
投稿者 aw : 2008年02月27日 20:12