bitlog

この製品を選んだポイントは、Mac＆Winの両環境に対応していることが一番。
まぁ、普通は、Win版があって、ついでにMacも作っとく？見たいなノリなんでしょうけど。
悲しいかな、Mac版は機能に制限がつくことも多いので、Win版ソフトが同梱されれば、最悪、Win環境で使えばオッケーです。
もう一つ、ワンセグに不満が多い「受信性能」に対して、アイデアがあったことです。

これが、パッケージ。
「ん？、どっかでみたなぁ」って感じ。（笑）

Ｇ５に刺してみました。
もっともコンパクトな形態です。
数あるワンセグチューナの中でも、コンパクトな部類です。

こちらは、延長USBケーブルに本体を繋ぎ、ロッドアンテナを外して、わかりに延長の固定アンテナを繋いだ状態です。
固定アンテナの底部はマグネットになっていて、鉄の板などに固定出来ます。
これを、窓際の電波がとどきやすいところに設置します。

アプリを立ち上げた状態。
延長アンテナを付けると、中新状態のメモリがひとつくらいはアップします。
画質は、帯域の狭い形態向け地デジそのもの。
Youtubeレベルと思ってもらえばいいでしょう。
他のワンセグを使ったことが無いので比較は出来ないですが、とてもシンプルに仕上がっていると思います。
使い勝手も悪くありません。

Win版のSEG Clip。
タイムシフトとデータ放送がうらやましい。

【良さげなところ】
・シンプルでコンパクトなデザイン。Macにお似合い。
・最新のMacとWinのOSに対応しているところ。
・固定アンテナに対応している。

【イマイチなところ】
・画質と音質は、狭い帯域の限界を感じる。
・Win版にある「タイムシフト」と「データ放送」の機能がMac版にないのは、ことのほか残念。
・Mac版を得るには、余計なコストを伴う。

【で、買い？】
ワンセグチューナの最大のウィークポイントは、受信性能かと思います。
この点、この製品は、ひとつのアイデアがあります。
画質や音質の解像度が低いのは、帯域が狭いので仕方がありません。
ワンセグの意義は、解像度が低いながらも、放送型メディアを「気軽に」ハンドリング出来るところです。
その点で、Mac版にいくつかの機能制限があるのは×です。

電波の受信状況によって評価が分かれるワンセグですが、
延長アンテナやUSB延長ケーブルなど、配慮も効いてるし、
製品のまとまりとしては、なかなか悪くないので、良い製品化と思います。
もっとも、ワンセグの意義に関しては、疑問です。
受信性能、チャンネル切り替えのタイムラグや、画質音質など、日常使用のレベルではありません。
有り合わせの材料で作ったありきたりな料理っていう感じ。
もっと別の切り口のソフトの提案もあるはず。