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2007年11月25日

相模原から塩山までのクネクネ三昧

土曜日のまだ薄暗い朝6時。
宮ケ瀬に、私のカッパ号と、O氏のシルバーのカプチーノが揃いました。
後は、N氏を待つばかりと思っていたら、N氏からの電話が・・・。
「しゅびばしぇ〜ん、二度寝してしまいましたぁ」
そんなわけで、今回は、2台で行くことになりました。

今回のコースはこれ。

スタートは、宮ケ瀬、鳥居原園地。
昼間は、走り屋さんと宮ケ瀬観光のクルマでにぎわってるけど、
開園は7時なので、まだゲートは閉じたまま。
クルマの外に出ると、寒さで身が縮むほどだけど、路面凍結までは至っていません。
ここから、413号、通称道志道や、さらに甲州街道へと抜ける牧野の峠道は、私的には毎度のルート。
この牧のルートで、やたら速いワンボックス発見。
ライン取りをみると相当に走り慣れている感じ。
あ重心の高いワンボックスで、次々とタイトコーナーをクリアしていきます。
ぶっちゃけ、私のロドで追送困難なくらい。(^_^;)

甲州街道の上野原に出た頃は、7時頃。
朝日も昇ってきたので、オープンにすることに。
NCの幌は、『開けるだけ」ですが、カプチは、やや面倒。
左右と真ん中の部分の三分割になってます。
これは、狭いトランクに収めるため。
タルガトップの部分は、回転してシート後ろに収まります。
しかも、3つの部品は、順番通りに入れないと収まりが悪くなるとか。
もうほとんど寄せ木細工。
面倒といいましたけど、O氏は、これを2,3分でやってしまいます。
部品がアルミ製で軽いので、苦はないとか。
ロドのRHTの電動に比べれば、時間はかかりますけど、圧倒的に軽量です。
しかも電気を使いません。
「ライトウェイトスポーツ」を謳うなら、こっちでしょ。

前にも行った「小菅温泉」。
二台並ぶと大きさの違いが歴然。
なんとかコンパクトに収めたといNCですが、軽のオープンであるカプチと比べると、まるでアメ車。
ロドとカプチの比較です。

車重:1100kg■700kg
馬力:170ps/rpm■64ps/rpm
排気量:1998cc■657cc

しばらく、交換して運転したんですが、これが楽しいのなんのって。
ハンドルはノンパワステで、最初びっくりしますが、徐々に慣れます。
ブレーキは効くんだけど、昔のクルマの常で、サーボが弱い感じ?
初期制動が、今のクルマのように効かないので、慣れないと怖いです。
しかしながら、わずか700kgの軽量の効果は驚くほど。
ちょいとコンピュータを弄ってあるせいもあるけど、
まるで、バイクのように軽々と加速します。
なにより素晴らしいのは、道に対してのボディーの小ささ。
道の幅を目一杯使って、コーナーを大きく回れます。
これは楽しい!。
ロドに不足している「軽量、コンパクト」が、カプチにはあります。
特に、この日走った狭い道では、このサイズがピカイチ。
でも、良く考えたら、
すべてのクルマがこのサイズになれば、
道を広くする必要はないし、
逆に車道を狭くして、自転車レーンを作れるのではないかな。

小菅から塩山へのルート411号もなかなか。
前さえ詰まらなければ、タイトで変化のあるコーナーを愉しめます。
峠を越せば富士山も見えてきて、甲府に入ります。

甲府で立ち寄ったのが、かの「ほったらかし温泉」。
いかにも「ほったらかし」な風情の温泉の特徴は何といっても、見晴らしの良さ。
甲府盆地を見下ろす山頂にあって、湯船からは富士山の絶景を望めます。
来るたびに施設が増築されている所を見ると、儲かってるんでしょうね。
次に行くときには、果たして何が出来ているのか。
私としては、土ぼこりが舞う駐車場を舗装して欲しい・・・。

帰りは、高速の予定でしたが、「まだ、イケる」との判断で、甲州街道から秋山道に抜けるルートをとりました。
「工事中につき通行止め」の看板が目に入るも、「とにかく行ってみる」のは、ツーリストの習性。
運良く通行止めもやり過ごし、秋山道から道志に入り、行きのルートをたどって、無事宮ケ瀬に戻りました。
しばしO氏と反省会。
近場ながら、なかなか満足の行くルートでした。
それにしても、今回の収穫はカプチ。
つか、ショック。
「所詮は軽」って頭があったんだけど、
もう全然、走る走る。
まさに、スズキ製モーターサイクルのノリ。
これ、今販売して欲しい感じ。
つか、今でしょ!みたいな。
でも、ノンパワステなんて、もう出ないでしょうね・・・・

【カッパ号カプチに置いていかれるの図】

#宮ケ瀬の周遊道路で事故に遭遇。
MR-Sと家族連れのオデッセイの対面での衝突のもよう。
この道では、走り屋がむちゃをするせいか、事故を頻繁に見かけます。
対岸の火事とせぬようにしないと・・・。

投稿者 aw@bitlog : 2007年11月25日 14:43

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コメント

はい、二度寝した張本人です。
しゅびばしぇ〜ん! (^^ゞ

行きたかったなぁ。
おかげで連休はのらりくらりと怠惰に過ごしてしまいましたよ(>_


投稿者 Nylaicanai : 2007年11月25日 19:15

残念でしたね。
なかなかいいコースでしたよ。
ほったらかしの湯で、富士山に向かって、裸族にもなりましたし。(^_^;)
次は、体調万全のスケジュールで組んでください。

投稿者 aw : 2007年11月25日 19:37

>これ、今販売して欲しい感じ。
禿同、私もそう思います。あのサイズは良い!
日本の規格ってアレですよ。
やっぱ置いてかれましたかw。よく聞く話ですが。
NSXに追いついてしまう2台も凄い!・・・って気をつけてくださいね。
カプチ、ビートの根強い人気、わかる気がするな。

投稿者 路渡カッパ : 2007年11月25日 23:08

>良く聞く話

慰めになります。(^_^;)
運転して実感したんですが、
「軽さはチカラ」です。
ロドで感じる、タイトコーナーの重さがないんです。
加速も、全然不足なし。
エンジンが小さいせいか、かるーく更け上がるんですよ。
RX-8みたいでしたね。
程度がいいカプチは、100万円くらいするという話には納得ですね。
本当に貴重な「良き時代最後のクルマ」じゃないですかね。

投稿者 aw : 2007年11月25日 23:22

少し寒いこの時期はオープン、いいですねえ
以前叔父のZ3でしか経験はないですが、思い出します
カプチーノは16号で、隣に並んだダンプのタイヤが迫り来るようで
それ以来乗ったことがありません、少々恐怖感あり
確かに程度のよいカプチは少ないかもしれませんね
新車当時でもヘッドからのオイルにじみは当たり前でしたものね
その分、弾丸でした

投稿者 しんさん : 2007年11月26日 09:09

ロドの防寒具合はなかなかで、風の舞い込み少ないし、
シートヒーターはあるしで、
真冬でもコート着れば大丈夫なんですよ。
カプチは、バイクのように風が入ってきます。
寒いこと寒いこと。
でも、日本の田舎道は、軽がぴったりです。
私が総理大臣になったら、幹線道路の一車線あたりの幅を狭くして、自転車屋専用道路を追加します。(笑)

投稿者 aw : 2007年11月26日 10:44

皆さんからコメントを頂いて嬉しいような、何ダロかな・・
いずれにしても、カプチーノを2台、通算12年乗っていると、ある意味、日本のスポーツカーってこんなのを言うんじゃないかって思うんです。
絶対的な早さなんてありませんが狭い日本の道で、絶対的な速度は低くても楽しめるクルマって、今あるでしょうかね?
自動車メーカーが日本市場を切り捨て「世界で売れりゃいいや・・」という安易な方向に走っているのはとても危ないと思うんです。
とは言え、今更カプチーノが出るとは思いませんが、こういったクルマに原点を再確認して頂ける方が増えると嬉しいですね。
そんな意味でも今回awさんに乗って頂いて本当に良かったです。 また機会がありましたら「日本の」クネクネ道を楽しみましょう。

投稿者 Oです。 : 2007年11月26日 19:51

>Oさん

今回初めて、カプチのハンドルを握らせていただいて、
その意味が、よ〜くわかりした。
まさに、良き日本のクルマですよ。
環境問題が言われている中、今まさにこういうクルマを出すべきじゃないかと思います。
「クルマが売れない」って言いながら、大きくて重いクルマばかり作っているんだから・・・。
それにしても、Oさんのカプチは速い!
全然ストレスがないです。
フルレストアして、30万キロを目指しましょう。(^_^;)

投稿者 aw : 2007年11月26日 20:48

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