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途中の美味しいところのコースはこんな感じ。
大月辺りまでは、例の半額割引を使うつもりで、調布インターから高速に乗ったのは、唯一の失敗。
40キロ以上の渋滞です。
洒落になりません。(^_^;
早々に高速を降りて、甲州街道へ。
さすがにお盆の一般道は空いてるけれど、インター入り口近くは×。
これは、反省材料です。
そんなわけで、一路塩尻を目指しましたが、お楽しみも忘れません。
以前にも走った、甲州街道と並行して走る県道は、相変わらず最高。

塩尻から高山までは、158号線、通称野麦街道です。
松本から、福井へ抜ける一般道のこの道は、間に観光地の飛騨高山もあるので、結構渋滞するとか。
でも、幸いにも混んでなーい。ラッキー！
このまま、158号線の飛驒街道を通って郡上入りも考えましたが、「なんとなく」動物的感が働いて、
高山を過ぎたところで、南下。
この道路は257号線、通称「飛驒せせらぎ街道」と呼ばれますが、これが実に美味しい道。
コーナーは緩やかで、アップダウンも少ないので、走り屋さんには物足りないかもしれないけど、
風景は綺麗だし、交通量も少なく本当に穏やかで走りやすい道。
距離にして50km以上フルに楽しめます。

郡上に一泊後、今度は、156号線を北上して再び158号線に入り福井を目指します。
途中、九頭竜湖脇を通って大野市に抜けるこのコースは、走り屋さんには絶品なコース。
路面良し、コーナー多し、交通量少なし、道幅広し、とほぼ完璧。
標高差があるけれど、下りなら小排気量車にも楽しめるでしょう。
「美濃街道」と呼ばれるこのルートは、走り屋さんに嬉しいルートです。

福井からは、高速並に流れの良い８号線で「とにかく海に出る」ことに。
で、海岸線に出る直前、「しおかぜライン」って名称の有料道路発見。
美味しい名前に釣られてまたまた寄り道。
これがまた、絶品。
海の上を入ってる感じで、また例によって交通量が少ない！
もう、飛ばしまくり。(^_^;
「海ィ〜、サイコォ〜！」
って叫んじゃうくらい。
夢中で走ったんで、写真撮ることも忘れました。（汗）
先の、「せせらぎ街道」「美濃街道」とあわせて、
今回の3大見所コースです。
この後も、とにかく海岸に近いところを回り道しましたが、
くどいけど、湘南、伊豆辺りと較べてクルマが少ないです。
それだけでもホットしちゃう。

途中、海産物の直販センターで、お土産のハマチやら甘エビやらサザエやらを買い込んで、
舞鶴から175号線、9号線、312号線、429号線と、兵庫県を斜めにぶった切ったコースです。
このコースも本当に渋滞知らず。
信号も「滅多にない」し、地元のクルマはプチ高速並の「いいペース」で走ってくれるので、どんどんペースが上がります。
他のクルマを見かけない山中を走った後見つけた、良さ気な温泉を堪能して往路を終えました。

復路は、いっそ、高速で帰るかとも考えたけれど、
一度美味しい味を覚えてしまったので、またまた一般道で。(^_^;
途中のコースをやや南に下げて、郡上の近くをかすめて木曽福島経由で帰りましたが、
南に下るほどクルマは増えるし、風景にはビルが増えてくるのでイマイチ。
同じコースを戻るのが一番だったみたい。
一気に800km走って、木曽福島ではすっかり日が落ちてしまったのもまずかった。
ドライブは明るい間が吉です。

そんなわけで、往路は一泊、復路はいっきでしたが、意外にも疲れが少ないです。
一泊するとホントに余裕で楽しめるし、
800kmを一気に走っても、渋滞が無くて、自分のペースで走れると疲れないのもですね。
朝7時に出て、夜1時前に着いたので、時間にしてもちょうど18時間。
以前、渋滞に巻き込まれてやはり18時間かかりました。
ドライブ満喫しての18時時間と、
渋滞に巻き込まれて、つまらない風景見て、高速代を支払って眠気と戦っての18時間。
もっと早く気が付くべきでした・・・。

そんなわけで、予想以上に収穫が多い、帰省ドライブでした。
「運転するのが好」というのが前提ですが、
高速の利用を、一度考えてもいいかも。
家族も楽しめる、家計にもやさしい移動の仕方が、あるかも知れません。