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2007年05月18日

アートな破壊

打ち合わせの途中で見かけたビルの解体現場です。
以前にもブログで取り上げた「クラッシャー工法」ってやつですね。
まわりに騒音や振動の迷惑をかけないように、
重機で、少しずつ破壊していくわけですけど、
なんだか、建てるより難しそう。
まず、中のフロアーを破壊して、
重機を建物の中に入れて、内側から壊していってました。
ちょうど、ショートケーキをフォークで、少しずつ食べていく感じですが、
側壁が倒れたりしないのか、素人には不安。
多分、綿密な構造計算してるんでしょうけど、危険度高そう。
その道の「プロ」がいるんでしょうね、きっと。
「ああ、この年代のこのタイプは、鉄筋が多くなってるから面倒だネー」
なんて、プロの会話があるんでしょうね。
強度不足のビルなんてーのも、速攻でわかるんでしょうね。
偽装物件の解体なんてやっかいだろーなぁ。
壊す人にもスポットを当てて欲しい気がします。
どっかに、「ビル解体マニア」のサイト無いかな。(^_^;

投稿者 aw@bitlog : 2007年05月18日 19:37

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コメント

ドカンっと一発破壊は、日本ではムリみたいだし、
こんな面倒なことするのでしょうね。
子供の頃、砂山に木の枝立てて、枝を倒さないように
砂を取って行く遊びをしませんでした?
・・・トレーニングとしては、いいかも。

投稿者 路渡カッパ : 2007年05月18日 20:59

アートな破壊、というよりも「アートな破壊の写真」(^^ゞ
ニイサン、さすがですね。

投稿者 Nylaicanai : 2007年05月18日 21:40

>路渡カッパさん

「どっかーん」は、打ち上げ花火みたいで奇麗なんですけどね。
まさに、「砂山」感覚じゃないでしょうか。
そいえば、今、砂山なんて遊びをやってる子供は見かけませんね。

>Nylaicanaiさん

いや、破壊されていくビルというのは、一つの巨大なオブジェではないかと思うんですよ。
壊れつつあるものは、見られること以外に価値はないですから。
経済効率のみで建てられた人を詰め込む機能のみの真新しいビルよりも、遙かにアートに近いんじゃないでしょうか。
器用に壊されつつあるビルに、白い塗料でも吹き付けてしばらく展示すれば面白いのに、なんてね。
そうなると、解体屋さんはアーティストになりますね。

投稿者 aw : 2007年05月19日 11:33

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