« 懐かしい臭いのする建築 | メイン | 途上観察ポタ »

2007年05月29日

つか、JZRですが、何か?

つーわけで、ポルコになりました。(^_^)

当然、ウソです。(^_^;

実は、いくつかのスリーホイラーの中でも、もっとも気に入っていたのにお乗りのオーナーさん(Takuya氏)が、割と近くにお住まいと言うことで、速攻に連絡を取って、実物を見せていただきました。


ああ、ええ顔してます。
非常に入手しづらい「ル・マン」のエンジンだとか。
ヘッドカバーの丸み、フィンの具合、エキパイの太さと曲がり具合など、エンジンの佇まいが絶妙じゃないっすか。
実に、雰囲気があります。

カーバー外した状態。
如何に「バイクなクルマ」かがわかります。

ちっちゃいのに超迫力です。
お尻は、隠れちゃってますが、どこから見ても「おいしい!」。
ご飯何杯でもいけちゃいますね。

タイヤもこの幅がピッタリですね。
シトロエンの2CVのタイヤだそうで。

どーっすか、このインパネ。
今のクルマが失ったものがあります。
運転席にも座らせてもらいましたが、最高に良い眺め!
ポジションは、まさに「カヌー」。
床に座るような感じですね。
あまり体格がいい人は入りません。

オーナー曰く、「こいつは、モーガンじゃないので、このマークは外したい」とか。
でも、かっちょいいなぁ・・・(^_^;

このオーナさん、想像を絶する「キワモノ好き」のようで、
ガレージ(マンションの駐車場ね)には、滅多にお目にかかれない代物を見ることが出来ます。
なんつーか、「リミッターが付いていない」感じで、「欲しいものは何が何でも手に入れる」系ですが、いわゆる「買う」のではなくてエネルギーをじゃぶじゃぶ注ぎ込んでる感じ。
自分で仕上げるってーのが感心します。

↑こんなのとか。

↑さて、これはなんでしょう?

股関節が硬いとタンク跨げないかも。
洒落にならない幅です。
BOSS HOSSってメーカーのバイク。
V8、5700ccですよ、奥さん。
乾燥重量499kgなので、満タンにすると・・・。
だめ押しですが、8200ccのもあるみたい。
もう、いいですか・・・。

この他にもデカイのから速そうなのまで、普通はあまり見られない乗り物があります。
さらには、船まであるとか・・・ああ。(^_^;

とにかく、エンジン付きの変わった乗り物が好きとおっしゃるオーナー氏。
しかも、JZRへのコダワリ方がいい!
実は、ミッションのリターンスプリングが折れたとかで、走らせてもらうことはできなかったんですが、
エンジンをかけていただけました。
しばらく乗っていないとのことでしたが、これがすぐにかかるんですよ。
この状態に仕上げるのに2年かかったという苦労が忍ばれる仕上がりです。
ええ音してました。
こんなんで、ワインディング走ったら最高でしょうね。

で、色々とお話を聞かせていただいてわかったことは、

・本体は、国内では、まず殆ど出物がない。
・海外で買い付けて車検を取るのが早いかも。でもこれもかな〜り、根気がいるみたい。
・エンジンは、このル・マンのがベストだけど、エンジンのみを入手するのは、国内外を問わずまず無理。
・修理をするにも、こんなのわかる人いないし、費用もかかるので、自分でやるしかない。
・造りはけっこうアバウト。なので、オリジナルを保つ意味はない。

とまぁ、笑っちゃうくらいにハードルは高いです。(笑。)
国内に何人かいるオーナーが手放すのを待つという手もあるそうですが、
オーナーが弱るの待ってるみたいだし、
たぶん、それを狙っている人は他のもいるだろうし、
確率低そうです。
順当に行けば、海外買い付け>国内登録、でしょうか。
これも、色々と「ノウハウ」があるみたいですね。
買った後の改造やメンテナンスも気合いが入りそうです。
可能かどうかは別にして、もう少し情報収集。
で、次は、必要なものを、見つけたら即収集ですかね。
一番、早く見つかりそうなのは、2CVのタイヤ?
漸く走れる状態になった頃には、本人がポンコツになってたりして。
洒落にならなそうで怖い(^_^;

「モト・グッツィ」(Wiki)


「MOTO GUZZI」(日本法人?)

投稿者 aw@bitlog : 2007年05月29日 23:11

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bit-motors.com/~artworks/mt/mt-tb.cgi/982

コメント

顔つきがいいなぁ。
ル・マンというのは、モトグッチのこと?
手に入りにくいんですか?

しかし、ニイサンの行動力、たいしたもんですね(^^ゞ


投稿者 Nylaicanai : 2007年05月30日 07:23

つったって、近所に行ってるだけですから。
「行動力」ってーのは、海外から帰ってすぐに、島に行って潜るような人のことを言うんじゃぁ・・・。(^_^;

>「ル・マン」

通常は、850ccのものが使われることが多いんですが、
このオーナーのJZRには1000ccの最終型なのようです。
元々タマ数が無い上に、「エンジンのみ」ってのは難しいってことです。
氏は、たまたま、喫茶店に展示してあったこのエンジンを見つかられたのだとか。
執念ですね。(^_^;

他のスリーホイラーを見てもらえばわかるんですが、
新しいグッチのエンジンはどれも角張っていて、イメージが合わないんですよね。
昔の形のまま、最新技術で再生産してくれれば・・・。

グッチって、形にも乗り方にもクセがあって、
シート高も高くて、余程好きな人しか乗らなかったんですよね。
そこで、Nylaicanaiさんに辞令です。

「JZR買い付け大使」に任命されましたぁ。
おめでとうございます。(^_^)

投稿者 aw : 2007年05月30日 09:45

イタリアでも見たことがないです、昔のモトグッチ。
2輪でよく見るのは、やっぱり今のドカかな?
カバー付きのスリーホイラーにすれば、なんでもOKじゃないですか(^^ゞ

ところで……

>「JZR買い付け大使」に任命されましたぁ。

それじゃ、まずは手付け金プラス航空運賃を振り込んでください。
そうそうに、出かけてきますんで(^^ゞ


投稿者 Nylaicanai : 2007年05月30日 14:05

水冷ならカバー付きでいけるでしょうけど、
それじゃぁダメなんです。
エンジンが見えていて、ブルブルしていないと。

手付けを渡しても良いんですが、
ワインとご馳走に化けてしまうという恐れが非常に高いです。(^_^;

主には英国ですが、先生が行かれる先のワイン農家などで、さりげなく探りを入れておいてほしいなぁ。
納屋あたりに、ほこりをかぶったのがあったりしそうじゃないですか。
オーナー自身も忘れかけてるようなのが。

ちなみに、TriKingっていう、少し内装がしっかりしたのと、JZRっていうずっと簡素な2つのメーカーがあるんですが、欲しいのはJZRの方です。

http://www.kawaguchiko.ne.jp/~emhwtnb.uk/vintege.style.pure.sports.car.triking.htm

投稿者 aw : 2007年05月30日 15:19

そうとう血圧上がってますね。
その気持ちよく分りますが、確かにハードル高い。
しかも幾つもありそうです。
タミヤで1/1のプラモを発注した方が早そうですが・・・

投稿者 路渡カッパ : 2007年05月30日 21:39

上がってますね。(^_^;
たぶん、今まで乗った経験が無いものだから、
余計に、イメージが膨らんじゃってますね。
もっとも、JZRが欲しいと言うより、
造りたいクルマの理想型がJZRってかんじですね。
あせってもどうしようもないんで、
先ずはしっかり準備ですね。
京都や神戸あたりにも生息していそうですが。

投稿者 aw : 2007年05月30日 23:03

こんにちは。
はじめまして。
当方、グッチマニアでして、2年ほど前から、JZRかトライキングを探しておりますが、実車をほとんど見たことがありません。
よろしければ一度見学させていただきたいのですが、ご連絡いただければ幸いです。

投稿者 毎日銭湯 : 2009年11月19日 04:51

はじめまして、毎日銭湯さん。

見ませんねぇ。
JZRは、これ以外に現物をみたことがりありません。
トライキングは、道の駅道志で、見た事があります。

私が見学させていただいたのは、目黒近辺住まいのTakuya氏です。
http://www.takuyu.com/morgan/index.html
こちらのサイトのメルアドから連絡を取って、見せていただきました。

投稿者 aw : 2009年11月19日 07:31

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)