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2007年05月19日
Freehandの終焉
ついに、「その時」が来ました。
「さらばFreeHand——Adobeが開発終了表明」
illustratorのライバルを目指したベクターソフト、Freehandがとうとう終わりを迎えたようです。
といっても、4年前のアップデートで、「Freehand MX」となっていらい放置プレー状態だったので、とうの昔に終わったも同然でした。
いわば職人向きの道具といったIllustratorは、メジャーではあったけれど、いわゆる使いやすいソフトではありません。
それに対し、デザイナーの視点で設計されたFreehandは、直感的な操作性が特徴で、それなりのファンを掴みました。
考え方の違いはありますが、GUIの思想でいえば、Freehandは、ずっと進んでいました。
事実、Illustratorは、バージョンアップの度にFreehandの操作性に近づいてきました。
そんなわけで、私は、ちょっと複雑な絵を描こうとする時使うのは、Freehandです。
いわゆる、DTPの仕事をしないというのもあるけれど、あのIllustratorの前近代的なインターフェースは出来れば使いたくありません。
しかしながら、もうFreehandに未来はありません。
さて、どうしたものか。
既知の通り、アドビがマクロメディアを買収したため、他にも消えていきそうなソフトがあります。
Directorは、マクロメディア時代からすでに終わってましたが、
Fireworksもやばいとか？
アドビとすれば、「ベクターはIllustratorで、ビットマップはPhotoshopで」っていう旧来の考えなんでしょうね。
でもね、アドビの製品は品質こそ高いかも知れないけれど、非常に生産効率が悪いし、あまり感覚的とは言えません。元が静止画のメディアの道具だったので、設計思想が古いのです。
古いとはわかりつつも、多くのユーザを抱えるために、新設計できなジレンマ？
そういえば、CS3が発表になっています。
1.0が1万円だったFlashが、8.8万円！
マクロメディアの時から3万円以上アップ！
番号で言えば、Flash９になるCS Flash。
ほぼ、バージョンナンバー×1万ってわけ？
安かった頃には、多くのFlashクリエーターで賑わったものですけど、
もうあの頃には戻れない・・・。
ハードはどんどん安くなっても、
ソフトの値段はアップ、アップ！ユーザーもアップアップ。
競争というのは大事ですね。
投稿者 aw@bitlog : 2007年05月19日 19:22
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コメント
illustrator がver5になるまでは、Freehand は無くてはならないソフトでしたねぇ（遠い目）。実際プレビューもままならないAI.v3では、自分が実際に何をやっているのかすら把握が困難でした。同一ファイルに対して二つのウインドウを開くというトリッキーなテクを使えば、操作結果を見ながら作業できましたが、当時、殆どが狭い13incの標準モニタで、それを更に二分割にするのでは正直使い物にならなかったです。
ところがAI.v5が登場すると、Freehand を凌駕する高品質プレビューで操作も可能となると、PostScript本家のAdobeのブランドも相まって、あっと言う間に逆転されてしまいました。それでも本国米国ではかなり長い間人気を保っていた様ですが、その後もアンチエイリアス表示の搭載もなく、細部の品質改善に心を砕かない様では顧客をつなぎ止める事はできなかったのでしょう。合掌。
逆に Fireworks は当面大丈夫なんじゃないかな？ CS2 まで Photoshop にバンドルされていた ImageReady が今回どうもアナウンスが無い様ですよ？あるのかな？ Photoshop 自体は写真と産業生産性へと振られているようなので、それから言ってもまだ先は有りそうですが。
私は今「CS3」をどう入手するかで大変です。今ならCS2購入で無償UPGできるから、手持ちの製品郡と、とっても複雑なUPGパスの組み合わせで知恵熱が出そう（＋情報サイトとしては劣悪最低のAdobeサイトでの悪夢の情報収集もそれに拍車を掛ける訳です）。 結果としては CS2.3（from PS UPG 版）＋ Fireworks 8（UPB版）→ CS3 Design Pre＋ Fireworks CS3 となりそうです。
投稿者 おむ : 2007年05月19日 23:59
Adobe関係はどうしても所有本数が多くなるので、
アップグレード費が大変ですね。
ちなみに私だけでPhotoshop x2,Aftereffects x2・・・なんて具合なので。。。
でも本当にすべての機能を使っているか？というと正直、使ってないです。
Illustratorなんて基本的にはトレースにしか使わないし（笑）
でも、クライアントさまが商品ラベルのデータを最新バージョンで送ってきてくれちゃうから仕方なくアップグレードします。
---
そうそ、今度ウチの前を通ってみてくださいませ。
多分笑っちゃいますよ。
投稿者 コーキ : 2007年05月20日 00:21
＞おむさん
勝機はあったんですけどね。
私的には、ビジネス向けDTPじゃなくて、
パーソナルなベクター系アプリに存在価値があると思ったんですが・・・。
つか、本当のところは、Camvasの代用で使ってました。
職人用ベジェソフトじゃなくて、
お手軽、多機能作画機能付きドローソフトがほしいんですが・・・ない！
＞コーキさん
ホントに経費がかかります。
だから、自分都合で勝手に終了されちゃぁ困ります。
＞クライアントさまが商品ラベルのデータを最新バージョンで送ってきてくれちゃうから仕方なくアップグレードします
うちもまったく同じ。
つか、殆どの制作会社が同じようなものじゃないでしょうか。
新機能がすぐに必要なことも少ないし、
イラレとフォトショなんて、データコンバートの保険みたいなもんです。
クライアントが、アップデートを控えてくれれば助かるんですが、
たぶん、多くの会社が、必要性の検討もなく導入の判を押しちゃってるんでしょうね。(^_^;
＞うちの前
実は、「そろそろ」かなと思って、
ウォーキングの折に、「チラ見」してるんんですが、
楽しみだなぁ。
投稿者 aw : 2007年05月20日 04:31
今朝、セブンイレブンに行く途中で見てきました。
「アレ」ですかぁ。（笑）
代車じゃないですよね？
わたし的には、結構「レア物件」として上位に来てました。
もう販売していない、ってーのもくすぐります。
シートや内装の仕上げが、良くも悪くもアメリカンなので、のめり込みにくいんですけど、
派手目の色のやつは、なかなか異質感があって好きですね。
なんたって、あのゴツイ観音扉が「ガチャ」って開くところが装甲車みたいで、そそりますよ。（笑）
投稿者 aw : 2007年05月20日 08:33
おはようございます。
じゃ今度、デートにでも繰り出しますか！！
乗ったらもっと笑っちゃうと思いますよ。
投稿者 コーキ : 2007年05月20日 10:51
いいすねー。
ぶっちゃけ、最初見たときは「なんちゅう格好悪い」って思ったこともあるんですけど、
今じゃ、ホンダ車の中ではHR-Vに次いで好みです。(^_^;
やっぱり、これとか、エディックスとか、ホンダ以外どこのメーカも出せないクルマっちゅうのは魅力ありますね。
できれば、miniみたいに、こってり仕上げてくれれば、
即買いなんですけどね。
それにしても、もはや国内で買えないのが残念。
投稿者 aw : 2007年05月20日 15:43
え、Flash CS3って9万にもなったんですか！？
そりゃひどい。
今見てきたら、アップグレード価格も26,000円からとか、かなり高いですね。
競争がなくなると途端に価格のつり上げをするなんて、いやらしい。
Flash basic8も検索しないと出てこないようです。
投稿者 TANGO : 2007年05月23日 18:34
すごいでしょ。
すっかり業務用ソフト様ですよ。
今回は、ActionScriptも様変わりするようで、
プログラムビギナーには取っつきにくくなるようです。
私などは、BlendやApolloのほうが最適なケースも出てきそうで、「推移を見守って」ってところですね。
投稿者 aw : 2007年05月23日 19:28