「好きこそものの上手なり」
なんて言葉があります。
自分の経験上、これは必ずしも正しいとは言えないようで。
歌好きの人は、だれも歌が上手い訳じゃないし、
出来れば避けたい、料理好きも存在します。
昔から、数字は苦手だけど、
数学が、嫌いじゃありません。
寧ろ、好きなほう。
じゃ、テストで良い点取れるかってーとさにあらず。
数学的思考を「試みる」ことは楽しいけれど、
すらすらと問題が「解ける」わけではありません。
プログラムも同様。
仕様とかアルゴリズムを考えることは、決して嫌いじゃないし、
なんとか無事動作すれば、快感物質もでてるはずです。
でも、なかなか「はかどらない」・・・。
たぶん、「基本」が出来ていないため。
なので、往々にして、一つ躓くと解決に時間がかかります。
それでも、プログラム環境は進歩しています。
単語から、該当するヘルプやリファレンスを呼び出すのは有り難いし、
スクリプティングを手助けしてくれる様々な仕掛けもあります。
なので、私のようなヤクザなScripterでも何とかやっていけます。(^_^;
部品を作って、組み立てて、動作させる様は、
モーター駆動のプラモデルを作るのに似ています。
「ここにギアをつけて、駆動力を得て、別の部品を動かす」みたいな。
立体じゃないけれど、実際に作ったものが動作する醍醐味があります。
特に、DirectorやFlashといったオーサリングものは。
でも、大がかりになると、部品作りがめちゃ大変。
地味で根気が要る作業です。
今回扱った部品点数は、600点弱。
多いときは、1000点を超すときもあります。
元のデータ作成まで含めると、この数倍になるでしょう。
ビットマップを切り出したり、
ドローソフトでベクターデータを作ったり、
今回のように、3Dムービーやビデオを扱う事あって、
点数以上にデータの処理に時間がかかります。
すべては、組み上がったときの動く瞬間のため。
ああ、上手になりたい・・・。(^_^;