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2007年02月06日
これが本当の「Fire Car」では?
英語では、時々、日本語とは著しく異なる感覚の単語があります。
消防士は、「Fire Chief」らしいですけど、日本的な感覚からすれば、
さらに火を煽りそうな命名です。
「Water Man」のほうがいい気もしますが、こっちは「海の男」。
フランスの筆記具メーカーでもありましたっけ。
消防車は、なんと「Fire Engine」です。
どっちかってーと、ホットロッドが思い付く名前です。
この写真なんか、まさに「Fire Car」じゃないですか?
これって、見慣れているからいいけれど、
普通に考えると、ガソリン積んだ上で、火を燃やしながら走っているものなんて、世界広しと言えど、この「石焼き芋カー」くらいじゃないでしょうか。
よく見ると、カマの下にはブロックがあって遮断はしてますけど、
火を燃やしながら、街中を走る状況ってのはすごいです。
気になって調べたんですが、この「焼き芋カー」を管理法律は、消防法じゃなくて、道交法とか。
一応陸運局で認められた改造ということのようです。
でも、走行中は、カマのフタは閉じなきゃいけないみたいで、(そりゃそーですね)
写真のお芋やさんは、道交法違反になります。
道交法の改正ってーのは頻繁にあって、改造車の取り締まりも厳しくなる傾向ですが、
火を燃やせる装置は取り付けオッケーなのは盲点ですね。
改造マニアは、目立つことが命ですが、
停車中に、たき火が出来る改造車なって目立つこと間違いなし。
そのうち、大黒ふ頭に出てきたりして。Fire Car。
って、出ないですね、ハイ。
それにしても、この石焼き芋カーが巻き込まれた事故などは、想像したくないですね。(^_^;
豆知識ですが、焼き芋に最適な石は、神奈川は湘南の大磯の小石が良いんだとか。
【Jun's my Taste】
【補足】
ちなみに、中国でも火車」(huo che)って言葉がありますが、この場合は、汽車をさします。
こっちは、納得ですね。
投稿者 aw@bitlog : 2007年02月06日 11:00
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コメント
知り合いに石焼き芋屋がいます。
中古の軽トラに適当なカマを乗せて、
これまた適当に流して売るそうなんですが、異常なほど儲かるそうで(笑)
コツは地方の農家に突撃訪問して、納屋に余っているイモをタダ同然で仕入れる事とか。
それをあの値段で売ると・・・
そんな彼は冬が終わると海外に行ってしまいます。いいなぁ。
投稿者 コーキ : 2007年02月06日 14:30
言われて納得
世界広しといえども、こんな状況で走る車は
そうはいないですよね
(不謹慎ながら:思いつくのはイラクあたりのアレぐらいか・・・じばく・・?)
さすが箱庭文化の国です、ラーメン、おでん、石焼芋
etc,etc何でもありますものね
いつもながらの観察眼には敬服です!!
投稿者 しんさん : 2007年02月06日 14:58
>コーキさん
儲かるらしいですね。
移動販売って、いい「シマ」さえ見つければ、
設備投資は少なくて済むし、結構な水揚げになるそうです。
特に、芋とか栗って、仕入れも調理も安くて済むので、おいしいですね。
私も田舎に引っ込んだら、実家の農作物使って何か売り歩こうかなぁ。(^_^;
>しんさん
私も、不謹慎なことを想像しました。(^_^;
でも、それくらいですもんね、思い付くのは。
物売りは、江戸時代に発達したそうですけど、
未来にも残りそうですね。
映画『ブレードランナー』の中で、
ハリソンフォード扮する専任捜査官デッカードが、
空飛ぶ中国屋台で4つ玉のうどんを(2つで十分と店主に言われながら)注文するシーンなどありましたし、
未来の焼き芋屋は、空飛ぶ屋台で、相変わらず火の入った釜を載っけてるんでしょうか・・・(^_^;
そういえば、『ブラックレイン』の中でも、うどんをかっこむシーンがあったようですが、リドリースコットはうどん好き?(笑)
投稿者 aw : 2007年02月06日 15:03