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2006年11月16日
Clint Eastwood
NHKの番組『クローズアップ現代』で、来日中のクリント・イーストウッドのインタビューをやってました。
インタビュアーは、国谷裕子キャスター。
先日発表されたイーストウッド監督の2部立て映画『父親達の星条旗』と『硫黄島からの手紙』の紹介から、彼の人生観、映画への思いなどを聞き出します。
国谷キャスターの「戦争には正義も悪も無いとと言うことですね。」との問いに、
彼は、答えました。
「両方があるとも言えるでしょう。時として正義にも悪にもなりえるということでしょう・・・」
本音を聞き出そうと、ややラフに質問する国谷さんに対して、
彼は、実に思慮深く、丁寧に選んだ言葉で答えます。
彼の言葉は、聡明で、人生の深い重みを感じるものです。
彼のウェスタン映画を観て以来、大好きな俳優の一人でしたが、
ここの所の彼の監督作品を観てからは、最も尊敬する人の一人になりました。
「常に、自分を信じてやるだけだ」
「ベストを尽くしている間は、引退などあり得ない」
という彼は、76才。
励みになります。
【クローズアップ現代】
総合:19:00〜
BS2:23:00〜
投稿者 aw@bitlog : 2006年11月16日 20:04
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コメント
ローハイド時代から知ってますよ(フルすぎ?)
マカロニウエスタン時代は、大根かって評価もしましたが、
良い歳の取り方をされたみたいですね。
あまり注目することは無かったのですが、
少しは見習わないといけないようです。
投稿者 路渡カッパ : 2006年11月16日 21:43
歳をとるほどに、良くなる役者ですね。
彼自身が言っていました。
「30才の時に50才の役を演じることは出来ない。」
「歳をとって初めて演じることが出来る役がある」
「役者と言うのはいい職業だね(笑)」
彼の一言一言が、心に響きました。
投稿者 aw : 2006年11月16日 22:12
実はたまたま見ていました
イーストウッドといえば、今は亡きJウェインの次代を
になうアメリカンヒーロの一人かと思いきや、
それはシュワルツネッガーやスタローン等の新世代移民の
アメリカ人がになっているようでした
また俳優イーストウッドを嫌う人はあまりいないのではない
でしょうか、賞金稼ぎのジョーや市警のハリーキャラハン
等々ニヒルな現代的アメリカンヒーロかと思いきや、
アウトローのジョージーウェールズあたりから
一人の人間を演じ始めたように感じてました。
最後に山田康夫の声を忘れて久しいですが、野沢那智の声の
ほうが本人の声に近いですよね、感情がリアルに伝わった気気がしました
声優の偉大さも垣間見られました。
投稿者 しんさん : 2006年11月17日 09:19
彼は、「人と違うことをしたかった」って言ってましたね。
かつてのスクリーン上の彼は、ギラギラしたエネルギーを感じましたが、
今の素の彼は、女性的とも言えるほど、穏やかな印象でした。
吹き替えに野沢さんを使ったのは、さすがにコダワリを感じました。
確かに、本人の声に近いと思います。
投稿者 aw : 2006年11月17日 09:47
>ローハイド時代から知ってますよ(フルすぎ?)
あは、フェーバーさんって言ってた頃ですね。私も知ってます。
でも、思慮深く、穏やかな口調で答えられる姿。素敵な人だと思いました。
老いについても聞かれてたでしょ。その前日?だったかしら 瀬戸内寂聴へも同じことを聞かれていました。寂聴さんも「老いというのは、自分がやる気を無くしたときにやってくるものです。これが最後の長編かと書き上げて、まだ元気なんですから、楽しいです。」というような話をされていました。
イーストウッドの話を聞いていて納得しましたね。
>今の素の彼は、女性的とも言えるほど、穏やかな印象でした。
というより、銀髪のウィグをつけて歳を重ねた女性を演じても美しいだろうなとさえ思いました。
投稿者 ネエサン : 2006年11月17日 11:45
そうそう、寂聴さんも同じ事を言われてましたね。
>銀髪のウィグをつけて歳を重ねた女性を演じても美しいだろうな
まさに!
そうですね!
ひょっとして次回作で?(^_^;
しかし、魅力的な人ですね。
まったく年寄り臭さがない!
あんな風に年を重ねればいいなぁ。
投稿者 aw : 2006年11月17日 13:27