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2006年08月06日
二人の異星人展
通勤途中にある岡本太郎美術館で、ウルトラマン伝説展 The Legend of Ultraman」展をやっていたので、行ってきました。
サンシャインシティーでも、ウルトラマンフェスティバルなんてやってますが、こちらはさすがに美術館だけに、考証的です。
常設展と合わせて900円。
車で行っても2時間400円の駐車場完備です。
とても良い、美術館&企画展です。
この森の先にあります。
「森を抜けて」というアプローチがグッド。
現世から切り離された空間を狙ったのでしょう。
玄関でお出迎え。
先ずは、常設展である岡本太郎の作品を観ることになります。
岡本太郎の作品をじっくりと見たのは、本当に久しぶりです。
最初に接したのは、子供の頃、大阪万博で見た「太陽の塔」です。
当初、屋根の下で作る予定だったのに、その屋根を突き抜けたい、という岡本太郎の意志で、屋根の設計変更をしたのは、有名な話。
「あなたは色んな事をやっているが、本職はなんですか?」とインタビュアーに聞かれた時、岡本太郎は、こう答えました。
「私の本職は、“人間”です。」
次は、ウルトラマン展です。
等身大の歴代のウルトラマン、怪獣、地球防衛軍の基地の模型、多数のスケッチなど、この時代を共有した大人には、感涙ものの展示が続きます。
「ウルトラQ」の時代から、世の中の変化と共に、何を表現するか色々とスタッフの中で葛藤が合ったことが興味深いです。
因みに、「ウルトラQ」は、男子体操で流行った「ウルトラC」と、クエスチョンの「Q」から閃いたのだそうです。
「生田緑地」も初めて行きましたが、自然たっぷりでなかなかよさげ。
「日本民家園」などもあって、一度では堪能できません。
近場を侮ってました。(^_^;
観覧を終えた後、丘の上に登ったら、とどめのサプライズが。
カメラのフレームに収まりきらない巨大な『母の塔』には、ただただ呆然。
地球のスケールに合いません。
岡本太郎こそ、“異星人”かも。
ジュワッ!(^_^;
それにしても、ウルトラマンが戦った「怪獣」って何だったんでしょう。
「公害」?
「交通事故」?
「戦争」?
人間が生み出した“歪み”だ、なんて言われてましたが、
そうだとしたら、
怪獣は、“人間自身”なのではないかと。
人間の中に“共存”している、「ウルトラマン」と「怪獣」が、
日夜戦い続けているんじゃないかと。
今も地球のあちこちで、
「ウルトラマン」と「怪獣」が戦っているようです。
2006年8月6日。
投稿者 aw@bitlog : 2006年08月06日 18:34
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コメント
TAROさんの創る顔は「快楽と苦悩」や「「天使の微笑みと悪魔のささやき」というような2面性なのでしょうか。
万博の太陽の塔の顔は気味が悪くてちゃんと見れません。
この玄関でお出迎えの彫刻は 子供と大人の心の共生みたいですね。
本職は人間です というのはいい言葉ですね。
夏休み前に大きな壁画が修復されていましたよね。ピカソのゲルニカ似た感じがしました。
お元気だったころの岡本太郎さんの眼の迫力はすごかったですね。
投稿者 ネエサン : 2006年08月06日 21:44
太陽の塔の顔は、たしかに「コワイ」。
普通なら、もっと親しみやすい表情にするんでしょけど、
岡本太郎たる所以でしょうね。
あの壁画は相当にデカイですね。
どこに飾るんでしょうか。
あの美術館にも収まらないような。(^_^;
投稿者 aw@bitlog : 2006年08月07日 05:23
とりあえず明日の夜11時半にセブンが怪獣と
戦う予定ですよ。先週はエレキングでした。
いい時代でした!やっぱり次の東ポタは、
この手の旧跡ツアーがいいかも?
投稿者 ta : 2006年08月07日 21:59
お、これは観なきゃ!
展示には、某Taさんが、世田谷のスタジオからくすねたと噂されるかぶり物の本物が展示してましたよ。(笑)
お盆が開けたら、東ポタの準備をしなきゃね。
投稿者 aw@bitlog : 2006年08月08日 07:48
賛成賛成!セブンは本日が第4話なので、これからまだまだ続きます。MXTVね!ではお盆明け計画練りましょー
投稿者 ta : 2006年08月08日 09:40
あーーーーー、寝ちゃったーーーー!(T^T)
投稿者 aw@bitlog : 2006年08月09日 05:00