2006年06月01日
インテリア発想
インテリアショップのCONRANとのジョイントで生まれた、日産の特別仕様車です。
ここの所、一時期ほどの勢いが無くなったといわれる日産。
まとめてニューモデルを出し過ぎた反動がきていると揶揄されています。
しかしながら、こういった洒落た内装の提案には切れ味を見せています。
こういった手法は決して新しいわけではないですが、日産は、コンスタントにこういったスペシャルエディションを出して支持されているようです。
多くのメーカーでは、海外も含め、こういったアプローチを成功させてるところはあまりないように思います。
良いデザインのクルマは、ヘタなマイナーチェンジをするよりも、インテリアの作り込みをしてほしいです。
そのほうが“リノベーション”な今の風潮にも合っています。
新車効果で売り上げを飾るよりもずっといい感じです。
開発投資も少ないくて済むし、このほうが本当に欲しい商品が出来そうな気がします。
投稿者 aw@bitlog : 2006年06月01日 20:32
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コメント
こんな商品がいいよね。
光で楽しめる生地って好きです。
布じゃないけど、明日、和紙の展示会に行きます。
投稿者 ネエサン : 2006年06月01日 23:21
ちょっとご無沙汰でした。
確かに洒落た感じだと思いますが、昔ながらの日産(ファン?)としてはまだまだ?マークがいっぱいつきます。たぶん無骨でもちょっと硬派をきどる日産デザイン・技術の日産が好きだった古い(DATSUN-NISMO初期)世代の私らの趣味性が日産凋落の一助になってしまっていたのかもしれませんが・・・。
awさんのようなプロの方から見た、デザインディレクター中村氏の統括する現在の日産デザインは、やはりすばらしいのでしょうか、私のように旧感覚のズブズブの素人では、ボンネットに食込むびっくり目玉のようなヘッドランプや新幹線ではあるまいし前後のデザインに関連性をもたせたようなテールランプデザイン(他社でも多いですが)がどうもシックリきません。スカイライン論争が4~5年前ありましたが、「リアの丸型ランプだけがスカイラインのアイデンティティではない」ような事をのたまわって、結局国産他社が堂々と意匠に取り入れている今日をみると情けない思いもあります(以前は国産車が丸テールをつけると、スカGの真似みたい・・・等々いわれていたが今は逆かも)(フェラーリあたりは伝統的に丸だけど)
まあ細部の意匠を中心に好き嫌いを述べる事が素人たる欠点ですよね(反省)
でも確かに上質そうなインテリアは魅力的ではありますね、自分には不似合いであると太鼓判を押しますが。
最後に国産車に多い木目調は勘弁してくれ~状態です、加工の難しそうな曲面や耐久性に疑問のある箇所は仕方ないにせよ、一般的な緩やかな平面曲線部等は本物を使うべきだと思う(たとえオプションでもいいので)、ケミウッドが私は大嫌いです(昔、モデルガンが趣味の頃プラスチックのグリップ部をローズウッドの本木製が欲しくて・・というような刷り込みかもしれませんね)
またまたグズグズ書いてしまいました、それではごきげんよう!
投稿者 しんさん : 2006年06月02日 08:55
>ネエサン
なかなかくすぐるシートでしょう。
モダンで、エレガント。
多のメーカも見習って欲しいなぁ。
>シンサン
日産の変化は、多くの議論を生みましたが、ハードの作り込み具合と、デザイン品質を混同された議論が多かったように思います。
新生日産の全てが良いとは思えないですが、
ちゃんと“デザインの戦略”が立って、コントロールされているという意味では、どこのメーカより進んでいると思います。
スカイラインは思い入れの深いクルマですが、それゆえ、多くの人にGT−Rのそれと混同されているフシがあると思われます。
「スカイライン=最良の国産セダン」という見方で言えば、V35は、紛れもなく、最良のスカイラインだと思います。
更に言えば、「世界でもっとも美しいセダンの1台」だと思います。
ただ、ここの所の日産デザインは、また少し方向転換しているようにも見えます。
V36は、ちょっと心配ですね。
ここの所のニューモデルや、マイチェンをみていると、
なんだか昔の日産の悪いクセが出てきそうな印象です。
日産の“インテリア志向”は、新しいクルマの提案ですし、正しいと思います。
上質なインテリアのクルマが増えれば、「機能満載&テカテカ」に惑わされることも無くなるんじゃないでしょうか。(^_^;
V35、Loveなサイトを見つけました。
【21世紀スカイライン】
http://www.asahi-net.or.jp/~vw6y-mk/v35/menu.html
投稿者 aw@bitlog : 2006年06月02日 09:02
エコノミーとエコロジーが流行語となった昨今、どうして日本でランチア・イプシロンのような小さな高級車が登場しないのか不思議でなりません。
今回の日産の戦略は、レベルこと違えど、同じベクトルを向いていますね。
イプシロン、今でも欲しい〜 (^^ゞ
投稿者 Nylaicanai : 2006年06月02日 12:07
いいですね>イプシロン。
Nylaicanaiさん好みの“ワイン”のようなクルマですね。
ああいう酔狂なクルマは、イタ車ならではですね。
日本にないというより、あのクルマ以外に無いような気がします。(^_^;
投稿者 aw@bitlog : 2006年06月02日 12:54
ちなみに、かつての日産車で好きだったくるまは、
ラシーン、P-10プリメーラ、シルビアQ'sなど。
特にZ32フェアレディは、今見てもしびれますね。
投稿者 aw@bitlog : 2006年06月02日 14:39